鉄は日本製鉄。船は日本郵船。物産は三井物産、電力は東京電力。ガスは東京ガス。オカルは日本軽金属。製鉄は東京製鉄、鉛は東邦亜鉛。ベンベルは旭化成、海上は東京海上。TTはNTT。二電気がNEC、三電気は三菱電機。おっぱいが明治、カミオカ三井金属、別子は住友金属鉱山、ボロは平和不動産、ボロコウが日本精鉱。トランプは任天堂なんてもはや通じまい。油が日石とかも怪しい。腕がUBE、ゴムは横浜ゴム、ガラスがAGC、カーボンは東海カーボン。マテは三菱マテリアル、忠は伊藤忠。ハウスが大和ハウス、アーム日本製鋼所、コメコウが日本精鉱、重工は三菱重工。こんなもんか。日本電産に買収されてしまったけどコパルの事をオルゴールなんていう表現も好きだったなあ。こんな風なあだ名をつけるのは少しでも短く言うことによる時間短縮(昔は伝票が手書きだったからいちいちフルネームで書くのが面倒だった)のと銘柄間違いを防ぐのがその目的だった。日本製鋼所と日本精鉱なんて最たるもんだよね。だから「アーム」と「コメコウ」って言う風に間違いにくいようなあだ名をつけたというわけさ。それに伝票にわざわざ日本製鋼所って漢字で書いてたら日が暮れるっしょ。カタカナで「アーム」と書くだけで済むならどれだけラクか。当然今みたいにオンライン注文が主流になると伝票書く手間もないし、銘柄間違いは無くなるのでこういう「あだ名」は継承されずどんどん失われていく。
おまけ。最近では「はげ」といったらソフトバンクグループのことを指すらしいが(理由は不明。おい)、証券業界ではハゲといったら特殊陶業のこと。ハゲを漢字で書くと禿頭、となり「とくとう」=特殊陶業というわけ。なんとなく江戸っこらしいトンチを感じます。
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