2016年6月17日金曜日

韓国系と帰化。オリンピック。

オリンピックの季節です。日本でもサッカーとかでは「帰化選手」が代表入りすることはもはや珍しくありません。またいわゆる「ハーフ」な選手も普通に見られます。


ここに来て「帰化」選手がものすごく増えているのが韓国なのです。2011年に韓国は国籍法を改正しました。

科学・経済・文化・体育など特定分野で非常に優秀な能力を保有する者で、大韓民国の国益に寄与すると認められる者に限り特別帰化を許可する

というものです。(一部意訳)

要するに「有望な選手だったらものすごく迅速に別枠で帰化を簡単に認めるよ。二重国籍もオッケー」という非常に都合の良い法律。冬季オリンピックも開かれるし、手っ取り早く補強できるよね、というよく考えられた法律です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて韓国では日本以上に(日本人が「日系」というものに対して考える以上に)「韓国系」のひとに同胞意識があります。

日本だと「日系アメリカ人」だと完全に外人扱いですが、「韓国系アメリカ人」を韓国人は「同胞」としてとらえがちなんですね。

日本のスポーツ選手が「実は韓国系なんだ、誇らしい」という噂が流れたりするのも韓国の「アイデンティティ」といえばそうかもわかりません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
韓国の女子バスケットリーグ(WKBL)、そしてナショナルチームに大問題が発生しています。

韓国の女子バスケットリーグには「外国人選手枠」があります。1チームに保有できる外国人は2名まで、また出場時間にも制限があるそうです。しかしながら韓国籍を持たない選手でも「両親か祖父母のうちに韓国国籍所持者がいれば「韓国人選手と同じ資格」でプレーできる」。特例として外国人枠から外れるというわけです。

去年、この「韓国系特例枠」を使って彗星のようにデビューしたのがチェルシー・リー(26)=米国。
リー選手は女子バスケの強豪、KEBハナ銀行チームに去年新規加入しました。父系の祖母が韓国籍を所持していたというリー選手は新人王を含む6の個人タイトルを獲得。所属するハナ銀行は彼女の活躍もあり準優勝したのです。

大活躍を受けて韓国代表チームは彼女に「特別帰化」(二重国籍)の取得を打診。彼女もこれを受け入れました。今年の4月6日には韓国体育会が特別帰化を法務省に推薦。
順調なら法務部・国際審議委員会の審議を通過(速くて数日)で帰化が認められ、4月14日のオリンピックの予備エントリーに名前が記載されるはずでした。

ところが、肝心の彼女の特別帰化を認める審議委員会が開かれません。業を煮やした韓国バスケットボール協会側は早い段階で法務部に審査を要請したものの結局審議委員会は開かれることがありませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何が起こっていたか?

チェルシー・リー選手が提出していた自分の出自を証明する書類が偽造だったんですw

祖母が韓国系だったというのは全部嘘(ニガワラ)。書類が怪しいと思った法務部が検察に調べさせた所、チェルシー・リー選手本人、また父親である「ジェシーリー」という人物の出生証明書が偽造されたものであると駐韓米国大使館から報告されます。
ジェシーリーという「父親」は存在しない架空の人物だというのです。

さらに彼女の祖母だというかつて韓国籍を所持していた女性は実在し1979年にアメリカで死亡していました。しかし遺族に照会した所、ジェシーリーもチェルシリーも彼女とは無関係であることがわかったのですw
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうやらチェルシー・リー側は、この実在した女性の死亡証明書を入手して父親と自分の出生証明書を偽造したんですな。かなり悪質な「詐欺行為」。

検察は彼女の出頭を求めていますが現在彼女はアメリカ滞在中。みがらを引き渡すことができるかは難しいかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうなると特別帰化が、とか言うレベルではありません。

ハナ銀行は当然彼女を解雇。バスケリーグ側は、彼女の個人記録はもちろん、ハナ銀行のチーム記録まで抹消を検討。更にややこしいのは例えばリー選手のシュートをブロックした相手選手の記録とかはどうすんだよ!。赤っ恥に揺れています。

流石にこの詐欺的行為にハナ銀行は関与していないとは思いますが、見抜けなかった過失があるのも事実。責任問題になってたりします。

まあ今回は韓国だけを責めれませんが、あまりにも韓国らしいといえば韓国らしい事件ではありますた

2016年6月16日木曜日

ニックスと未来

エイシンヒカリ、負けちゃいました。でもナイスチャレンジ。これも競馬です。願わくば凱旋門賞に出てほしいなあ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、エイシンヒカリの血統、非常に面白い。父親がディープインパクト。母の父親がストームキャットです。

この組み合わせ、非常に相性のいい組み合わせとして知られます。競馬の血統の世界ではこういう相性のいい組み合わせを「ニックス」と呼びます。(上場している会社とはなんの関係もありません)

遺伝学的にはうまく説明つかない部分もあるんですが父と母のDNAがいい部分を増やすとか欠点を隠すような組み合わせ、ということになるんでしょうか。あるいは野菜の改良などで知られるF1種のように雑種強勢のような効果が働くのかもしれません。

ディープインパクトとストームキャットの組み合わせではダービー馬キズナやエリザベス女王杯のラキシス、京王杯スプリングカップのサトノアラジン、ドバイターフ勝ちで菊花賞2着のリアルスティール、桜花賞のアユサン、などなど多数の活躍馬が出ていますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのほか日本の競馬シーンで有名になったニックスはステイゴールドにメジロマックイーン(オルフェーブルなど)、ことしのダービーでも有力馬を出してきたキングカメハメハにサンデーサイレンスなどがあります。メジロマックイーン牝馬に至っては、乗馬になっていたのに急遽繁殖牝馬に呼び戻されたなんてケースさえありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ、どうしても行き過ぎるのがこの業界。ドコモかしこも同じような血統の馬が溢れてしまうんですね。これでは「発展的な血統」が消えていってしまう。
まるで目先の利益だけを負っている世界に見えてしまうんですが・・。

「ロッテ」「不正資金」捜査続く。裏金作りと個人的に違法に蓄財か?(断定は避けておきます)

韓国ロッテに韓国の検察庁が「全力」で捜査を続けています。6月10日に電撃的に捜査を始めてから連日ロッテグループの中枢部に家宅捜索が続きます。
イメージとしては東京地検特捜部が全国の検察から応援をかき集めて一部上場のトップ企業に捜査に入った、そんな感じでしょうか。韓国マスコミは「一企業に対する韓国検察の捜査としては過去例を見ない」と報道しています。大物政治家(大統領クラス)がからんだ疑獄事件並みの捜査体制というわけです。
捜索にあたっては、企業の不正に対応する部署に加えて、サイバー犯罪担当の検事まで動員。
捜査員まで含めると200人以上が捜索に駆り出される異例の自体になっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前提として、ロッテといえば日本ではお菓子のメーカーですが、韓国ではとにかく手広く事業を行う大財閥。日本ではない手広さの総合企業体ということ。株の持ち合いが複雑に絡み合う構造は公にはわかりにくい物。ロッテ側もこの批判に答えて株式の持ち合いを整理し、持ち合いの頂点としてのホテルロッテを上場させて経営を外に見えるようにするという改革を打ち出しているところでした。スケジュール通りに行けば増資をすました上で6月29日にホテルロッテが韓国市場に上場と言うスケジュールでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで。ロッテは骨肉の兄弟げんかの真っ最中です。
もともとは長男が日本ロッテを。次男が韓国ロッテ(こっちのほうが事業規模は遥かに大きい)を継ぐと言われていました。ところが長男側は韓国ロッテ関連の株を買い増しするなど不穏な動きを見せます。このままでは韓国ロッテも長男の影響を受けると考えた次男は、父親と(おそらく母親も巻き込み)、一緒になって長男を日本ロッテから追い出すことにします。

日本のロッテの重役と従業員持株会を味方につけた次男サイドが勝利。長男は追い出されました。

しかし長男も巻き返しに出ます。中国事業であまり成功していないこと、それを実は父親である全会長に報告していなかったと主張。「損を隠している」というわけです。
これを聞いた創業者である前会長は「自分が間違っていた、やっぱり後継者は長男」みたいなことを言い出します。が、時すでに遅し。次男は親である前会長も経営体制から追放。
盤石の体制をとろうというところでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまではまあよくある兄弟げんか。なんとか家具みたいに父親を追い出すケースは世界的どこでもあります。
しかしここで長男側もあらゆる手段を動員することに???。敵の敵は味方。どうやら、長男側から検察に内部情報が流されたのでは???そんな見方が強いのです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もともと、捜査の端緒になったのはネイチャーリパブリックという化粧品販売会社なんです。
ここがロッテ免税店に出店するために重光兄弟の姉に巨額の裏金を渡していたこと。
これについて捜査を広げるということでろって全体が捜査対象になったと。

そして出るわ出るは不正資金疑惑のオンパレード。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
韓国検察の狙いはなんなのか?

韓国検察は「政治家主導」を否定します(もっとわかりやすく言うと大統領が命令してるんじゃないの?と言う話です)。

しかしそもそも本来は総選挙直後に捜査するつもりだったが選挙敗北をごまかすための政局捜査という批判を避けるために遅らせたんだと。

さらにさらにしかしながら、捜査の焦点の一つに「ロッテタワーの建設許可」に関する疑惑が浮上してきました。これはもともと超高層のロッテタワーをソウルに立てるためには「国防(防空)上問題がある」(対空砲の死角が増えること、近くの空軍基地からの戦闘機の飛行のじゃまになること)としてもともと否定的だった韓国政府が、前の李明博政権では「経済的利益がまさる」ということで建設オッケーになった過程でのロッテから李明博サイドへの「金の流れ」に問題があるんじゃないかと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
李明博大統領は現在の与党の元大統領ですが、今のパククネ大統領とは犬猿の仲。
与党内で朴大統領と非朴派の争いが続く中で、身内とはいえ「敵である」非パク派閥に打撃をあたえるための捜査なのでは?
そんな見方も広がっています。

なんにせよロッテは上場を無期延期。大型買収提案も引っ込めるなど当面混乱が続きます

2016年6月15日水曜日

今日、いよいよエイシンヒカリがプリンス・オブ・ウェールズステークスに登場

今日の日本時間深夜、エイシンヒカリがイギリスのアスコット競馬場でプリンス・オブ・ウェールズG1,芝2000mに出走します。

プリンス・オブ・ウェールズステークスは、G1に昇格したのが2000年と「歴史」的にはキングジョージなどのレースに比べるとやや格が落ちます。

しかしながら、競馬のスピード化にともなって、2400mの勝馬よりも2000mくらいの中距離のレースの勝ち馬のほうが種馬として重視されるような流れが近年あり、「種馬(あるいは繁殖牝馬)を選定する」という大レースの意義から言っても非常に重要視されるようになってきた大レースの一つです。種馬の価値としては「キングジョージを勝つよりもプリンス・オブ・ウェールズステークスを勝つほうが価値が上がる」それくらいに注目をあびるレースといえるかもです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイシンヒカリ、競馬ファン以外では馴染みが薄いかもしれません。日本では天皇賞に出走したものの負けてしまい、知名度もまだまだ少ない。

しかし、世界的な評価は全く違います。2000mクラスの馬では世界で現役最強という評価。

というのも、前前走の香港カップ(昨年末)でG1勝利、前走のフランスのイスパーン賞でも勝利。香港では去年のプリンス・オブ・ウェールズステークス勝者のフリーイーグルなどを一蹴。イスパーン賞では、地元フランスのダービー馬などを10馬身ちぎり捨てる衝撃の勝ち方を見せました。

このイスパーン賞の圧勝によって、国際競馬統括機関連盟が制定するワールドベストレースホースランキングで129ポンドを獲得。(ポンドは重さの単位。簡単に言うと仮想のハンデ戦をするならこの馬にはこれくらいのハンデが妥当という「馬の強さ」をハンデキャッパーが評価した馬の強さを表すもの)

これは今年の5月の段階で世界の現役競走馬で「1位」。ドバイで勝った(日本のドゥラメンテなどに完勝)、さらにコロネーションカップでブリーダーズカップターフの勝ち馬ファウンドなどを全く相手にしなかったポストポンドよりも上という評価。

まあ実際、ポストポンドは世界一つよい気がするけどね。。

日本の馬でこのフリーハンデで一位になったのは過去にはジャスタウェイの一回だけ。ディープインパクトやオルフェーブルなどでもできなかった「偉業」になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アスコット競馬場では10日、記録的な雨が降ってしまいまいました。馬場の悪化を嫌った馬たちが出走を回避したこともありわずか6頭立ての寂しいレースです。
もちろん、前走道悪の馬場を圧勝したエイシンヒカリの存在も大きいでしょう。
現在、各ブックメーカーはエイシンヒカリを軒並み圧倒的な1番人気(二倍割れ)にしているようです。


ライバルの筆頭は牝馬ファウンド(父ガリレオ)でしょうか。なんといっても昨年のブリーダーズカップターフ(芝2400mG1)の勝ち馬。このレースには英ダービーと凱旋門を勝った昨年の最強馬ゴールデンホーン、アメリカのトップ芝ホースのビッグブルーキトゥンも出ていましたが二頭を競り落としての優勝。ゴールデンホーンは2連覇のトレヴを破った凱旋門賞勝ち馬ですからね。
三歳の牝馬がブリーダーズカップターフを制するのは史上初めて。牝馬の優勝も24年ぶりという快挙でした。前走はコロネーションカップでポストポンドに完敗したものの戦績はナンバーワンとも言えるでしょう。

次が昨年の二着馬、ザグレイギャッツビーかな。二着に敗れたとはいえ大接戦の惜敗、勝ったフリーイーグルは「未完の大物」「幻のダービー馬(ケガなどでクラシックに出れなかった)」と呼ばれた強い馬だったわけで、その一世一代のレースで接戦をした能力は軽視できないでしょう。たぶんこの三頭による戦いになると思われます。

少頭数とはいえ、決して簡単に勝てる相手では無いといえます。此処をかてば本当に世界トップレベルであることを実証できるでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただファウンドは今年二戦して二着二回。昨年のブリーダーズカップのピーク時の強さには無いかなあ。前走もポストポンドが強すぎたと言ってはそれまでですが、なすすべなく4馬身半差はなされました。

逆にザ・グレイギャッツビーは今年初戦。去年は善戦続きでしたがその疲れがようやく抜けて復帰したばかりでいきなり100%のちからは出せないかもです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイシンヒカリが負けるなら「2000m持たなかった」か「コースが合わなかった」そういう要因のほうが大きいかもしれませんね。

此処を勝てば「凱旋門賞に追加登録(1000万円くらいかかる)して出走」という夢も出てきます。
外国では一般的ではない「勝つために逃げる」うまが武豊の騎乗で世界で勝ちまくる。

こんな痛快な出来事が他にあるでしょうか?くどいけど今夜出走。
武豊がエリザベス女王からカップをいただけますように。

2016年6月14日火曜日

ロイヤルアスコットに日の丸は翻るか?

いよいよ「ロイヤルアスコット」の季節です。

なんだそれ???
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俗に競馬は貴族のスポーツ、という言い方をします。もともと、競馬というのは戦争に使う馬、それを色んな貴族たちが競わせてより強い馬を作りそして名誉を求めたことから始まります。

馬券を売るのではなく、みんなが参加料を持ち寄って、勝った馬の馬主がそのお金を総取りするというのが昔の競馬だったのです。(一部の格式あるレースがとても高額な出走料や登録料を取るのもここから来ています)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イギリスでは王室が競馬場(アスコット競馬場)を所有しています。そして自らも競走馬を所有し、年に1回王室が主催者となって競馬を開催します。

それが「ロイヤルアスコット」(じつは和製英語?。現地の「レーシングポスト」とかのマスコミはロイヤルミーティングと表記してますね)

アスコット競馬場は1711年に当時のアン王女によって開設された広大な敷地を持つ由緒正し競馬場。映画にも登場することが多く、マイ・フェア・レディ(ただしセット)で主人公が競馬を見たり、007でジェームス・ボンドが正装でアクションをこなす(ロイヤルアスコット開催ではドレスコードがあるため)など一番映画に出た競馬場かも。。


その特徴は「お結び型」のトラック、及び長大な直線コース。口で言ってもわかりにくい。
絵で見るとですね。


日本やアメリカの商業施設として作られた近代的な競馬場は普通陸上のトラックみたいになっていますが、自然の地形を活かして作られたアスコット競馬場は独特の形をしているわけです。

トラックコースは「3コーナー」しかありません。おむすびの形になっているため「コーナーがキツイ」
そして長く作られた直線は1600m(一マイル)の長さを誇り(これは多分世界最長)直線だけで
1600mのマイル競馬を行うことが出いるのです。ちなみに直線が一番長い日本の競馬場の
新潟が1000mですからその長さが想像できようかというもの。

なお昔は本当に地形に合わせて作られた競馬場だったため結構な高低差があったそうですが2005年の歴史的大改修の際に現代の競馬シーンに合わせた「高速化」のため、高低差は以前より少なくなっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さてそんなアスコットで王室主催で開かれるのが今週の「ロイヤルアスコット」。
エリザベス女王は居城のウインザー城からアスコットまで馬車に乗って毎日皆勤します。

そして優勝者には女王自らカップを渡すのです。

5日間にわたって開催されるこの競馬、競馬場の指定された場所では厳格な「ドレスコード」があり王室や貴族、セレブな皆様が集まります。
帽子は必須。こんな格好の人がたくさんだそうです


(もちろん一般の人の入れる場所もあるんで観光客も楽しめます。ただしこの場所でも場所なりのドレスコードあります)

今年は18レース行われますが、すべて「重賞」というのがこの開催の特徴(うち最高格である国際G1が8レース)。選ばれた馬、選ばれた馬主だけが集うことができます。日本で言えば、天皇賞の春秋、マイルチャンピオンシップとかジャパンカップとかスプリンターズステークスとかいろんなレースを5日間でやってしまおうというイメージ(王室開催で)。規模の大きさが分かるでしょうか??

中でも2日目のメインレース、プリンス・オブ・ウェールズステークス2000mG1はこの開催で最高額の賞金を備えています。以前は2400のレースを勝つ馬が血統的価値が高いとされて来たのですが(だからダービーや凱旋門賞は2400mで行われる。スタミナスピード両方を兼ね備えていないと勝てないと)最近の競馬のスピード化などが背景にあり、2000mのレースの勝ち馬などのほうが種馬や母馬として成功しだしている傾向を反映しているといえるかもですね。

前も書きましたが、近年のプリンスオブW勝ち馬ではドバイミレニアムやファンタスティックライト、デュークオブマーマレード、ソーユーシンク、ウィジャボード(第19第ダービー卿の持ち馬。産駒のオーストラリアは英ダービー勝ち馬)などそうそうたる名前が名を連ねます。ここで勝つことでその子供のお値段(あるいは種付け料)も一気に上るのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーー
15日に行われるプリンス・オブ・ウェールズステークスにはエイシンヒカリが武豊を鞍上に「グリグリの一番人気」で挑みます。もちろんそんなことは史上初めて。

前走の勝ち方が衝撃的だったこと、および去年のこのレースの勝ち馬「フリーイーグル」を香港の競馬場でエイシンヒカリが破ったことも高評価の要因。日本でG1勝ちのないエイシンヒカリは日本ではまだまだ知名度低いしマスコミの扱いも小さいですが、逆に世界では日本の競馬史上最高クラスの高い評価を受けていると言えそうです。フリーハンデの扱いとかブックメーカーの扱いディープインパクト以上と言っていいでしょう。G1を10馬身ちぎって勝つというのはそういうことなのです。

武豊がみたび世界の競馬ファンを驚かせることができるか?せかいに「日本の競馬はこんだけ凄いんだぞ!とみせつけることができるか。

とっても楽しみですね。