2015年3月19日木曜日

エンジンと第五世代戦闘機。国産「F3」開発とアフターバーナー。

防衛産業にとって、戦闘機の自主開発は「悲願」です。現在F2として知られる機体は、年寄りなら知ってる話ですが、本来は日本が国産技術で作るはずでした。しかしアメリカの横槍、圧力でアメリカとの共同開発に泣く泣く追い込まれます。F2はF16戦闘機を元に機体を大型化し、主翼などを日本の技術でカーボン化して作られました。

日本がなぜ純国産の戦闘機(というか戦闘攻撃機)を作れなかったか?といえばもちろんアメリカとの対外関係も有りますが「ジェットエンジンを作れなかった」という面も大きいでしょう。自主開発するならエンジン売らねーよ?と脅されるとぐうの音も出なかったわけです。
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時は流れ、国は「F3」と呼ばれる機体を、「第五世代」の機体として自主開発する方針を固めたようです。これには、なんとかエンジンを国産化出来る目処がついたこと(そして開発成功の暁には民間エンジンにも応用できる、経済効果大と)、戦闘機(戦闘攻撃機)の自主開発を行わないと航空産業の技術継承が難しいこと。そんな理由があるようです。
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日本が現在主力とするF15戦闘機やF2支援戦闘機(地上や船を攻撃する飛行機。「自衛」隊なので正式名称で「攻撃機」とは言いにくい)は「第四世代」と呼ばれる機体です。
これに対し、アメリカ空軍の主力戦闘機F22や日本も購入予定のアメリカのF35は「第五世代」と呼ばれる戦闘機。これから開発されるF3も第五世代であることが当然要求されます。開発できないなら買ってくるしか無い。それほど4世代と5世代の間には差があります。
(もしも第五世代の戦闘機と第四世代の戦闘機が戦うことになると、一方的に第五世代の戦闘機が勝つと言われています。日本や韓国がF35を買うことにしたのも、現在売ってる第五世代戦闘機がF35だけだったからです。F22はアメリカが売ってくれなかったんですね。)

第五世代の戦闘機の特徴(第四世代との決定的違い)は「ステルス性能」と「スーパークルーズ」(超音速航行能力)です。

ステルスというのはご存知レーダーに映らない形と電波吸収素材。アメリカのF22やF35はレーダーには野球ボール程度しか認識できないと言われています。

そしてもう一つの技術が「スーパークルーズ」(超音速巡航)です。超音速で一時間以上飛び続ける能力。スーパークルーズの何が大事か???
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第四世代の飛行機も最大戦闘速度は「マッハ」を越えます。(マッハを超えるには音の壁を超える高い技術が必要です)。しかし第四世代の戦闘機がマッハを超えるためには「アフターバーナー」という装置を使用する必要があります。

昔、そんな名前のゲームが有りましたね。。

アフターバーナーとはジェットエンジンの排気中に別途燃料を吹きかけてそれを燃焼させて高出力を得る装置です。エンジンを大型化させて高出力を得る方法に比べると小型、軽量で最大出力を上げることができるため、大きさに制約がある戦闘機には向いている方法、装置です。現代の高性能のジェットエンジンはリーンバーンと言って酸素が残った状態で排気(噴射)して飛行しているので、その酸素を使って更に燃焼(噴射)を起こして出力をあげようという装置です。

しかしながらアフターバーナーには大きな欠点が2つ有ります。

燃焼によるエネルギーが回収されずロスになるのですごく燃費が悪くなること。通常のジェットエンジンは燃焼による排気でエンジンのファンを回すことでエネルギーを回収するので熱効率が高いのです。しかし、ただ燃料を燃やして推進するだけのアフターバーナーを使用すると大きな出力は得られますが、熱効率が極端に低くなります。結果として燃費が大きく悪化するのです。

(例えばF15は数時間の巡航飛行が可能と言われていますが、アフターバーナーを使用しっぱなしだとすると20分程度で燃料が切れると言われています)。アフターバーナーを使う(使える)のは敵との格闘戦に入った時とかスクランブルとか特殊な状況のみ。しかも調子に乗って使うと、自分が基地に帰ってこれなくなります。

更に大量の燃料を燃焼させることが、大量の熱を発生させ「敵のレーダー」などに発見されやすくなる事です。もしもステルス機ができても、アフターバーナーを使うことになればいみなくなります。ステルス機にはアフターバーナーは使えないのです。

イラク戦争などで有名になったステルス攻撃機F117はアフターバーナーがついてません。なので超音速飛行ができない。万が一敵に見つかると簡単に追いつかれる危険性もあるわけです。
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さて。

第五世代戦闘機の開発には「敵の地対空攻撃」が意外にバカにならない、という戦訓があります。例えば第三次中東戦争ではイスラエル軍がアラブ側の地対空ミサイル攻撃で大きな被害を受けた、ということがありました。
ベトナム戦争でもアメリカ軍はそれなりの被害を地対空攻撃から被っています。例えば高高度から攻撃すれば対空機関銃による被害はへりますが、対空ミサイルならそんな高く跳ぶ飛行機を狙い撃ちできる。

そんな戦訓から得た飛行機が例えばF16。「小型戦闘機」です。
(あるいはロシア(旧ソ連)で言えばミグ29)。胴体そのものも含めて「一枚の翼」として設計されているために小さくてもある程度の性能が出ます。
「比較的小さな」戦闘機と言うのは投影面積が小さいですから「的が小さい」。
敵からの攻撃が当たりにくい、という面も有ります。解決策の一つではありました。

でも小さいと武器の搭載に制約がある。大きなミサイルがつめない、大量の弾薬を積めない。
やはり主力機はある程度の大きさが必要なのです。(日本がF2を作るにあたって、F16を「大型化」した機体にしたのも、F16の大きさでは対艦ミサイルなどの大型ミサイルが使えないなどの制約からです)

それでアメリカは考えたのです。「ATF(先進戦術戦闘機)」計画です。

(機体は大きくても)レーダーに映らないステルス機で、アフターバーナーを使わずに超音速で巡航して低空から敵地に潜入して戦闘(攻撃)そしてヒットエンドランで一気に離脱できれば自機が攻撃される可能性が大きく減る(被害も減る)



(例えば、高い空を飛んでいる飛行機を地上から目で追うことは簡単ですよね。観察者から見た角速度が小さくなるからです。でも頭上スレスレを同じ速度(ましてや超音速で)で飛行機が飛んでいったら、それを目で見ることはとても困難です。いわんや撃墜することは難しい。これを狙ったのが第五世代戦闘機というわけです)

くわえて言えば、ステルスなので相手に見つかる前に対空ミサイルぶっ放して、足の早さで逃げまくる(アウトレンジ攻撃)っていう実に卑怯(褒め言葉)な戦術で勝ち続けることもできるでしょう。接近戦なんて愚か者のやることです。

そしていざ接近戦になっても第五世代戦闘機は燃費を気にすることが少なく最大戦闘速度で戦い続けられるし、逃げ出すこともできます。
第四世代戦闘機は、いきなり不意打ちを食らう可能性に加えていざ戦おうと思っても相手と同じ速度で戦うには、アフターバーナーの時間的制約という不利まであります。これでは結果は火を見るより明らかです。
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スーパークルーズに必要なのは?要するに小型でありながらとても効率のよいエンジン。アフターバーナーを使わなくても巡航で音速が超えるだけの出力を少ない燃料での通常燃焼で絞り出す。ただ出力が大きいだけではダメ。

効率が良くなければダメなんです。あっという間に燃料を使い果たすようでは「超音速での巡航」ではない。更に熱効率が悪いと発熱により発見されやすくなる。致命的です。

軍事オタク的に言えば、「バイパス比が極めて小さいターボファンジェットエンジンでミリタリー推力(アフターバーナーを使わないで得られる最大推力)が大きいもの」です

現在これを作れるのは米P&W社など数社だけ。ロシアも中国もまだ実用に入るかはいらないかの段階にあります。F3の自主開発にゴーサインということは、日本政府さんはこれにめどをつけたということでしょうね。もっとも計画では「双発エンジン」ということで、穿った見方をすれば、エンジン単発で要求をまかなえるほどには「高性能ではない」ようですが・・・。

石川島播磨には大きな話ですがw。。。まあ10数年先のお話です。

しかも輸出にはハードル高いですしね。もしも実用化された暁にはコンコルドのような超音速飛行可能な民間機が再び登場する可能性もゼロではない話ですが・・・
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2015年3月18日水曜日

エコナック

エコナック日足
残念ながら去年末の高いところを抜けず、出来高もそこまで膨らます反落となった。

まあここまでは想定の範囲内(強がりw)
今後は「どこで下げ止まるか?」で相場の強さを占うことになる。54えんとか55円、最悪でも50円で下値が支持されるなら再び上昇に転じる場面が来るだろう。いまは持ち合い局面といえるかもね。


強気にいささかの変更もなし。投げるなら50円割るところかねえw
逆に言えばこの下げ局面はじっくり拾うところかもね。

40円どころから下値を結んだトレンドラインも一応な目安になるんだろう。

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トラタヌ的には年内100円を希望してるんですがw

スズキ、アルトRSターボ。実は世界を変えうる車。

スズキがアルトRSを発売しました。TVCMなんかもそこそこ打ち出してます。ご覧になられた方も多いでしょう。それほど爆発的に売れる車ではないんでしょうが、この車を見ていると実はこの車が意味するものがものすごく「深い」事がわかります。

自動車評論家や他社の技術者が驚愕したその意味を紐解いていきましょうか。この車が爆発的に売れるかどうかはともかく、ズズキが今後大きく伸びる可能性をこの車に詰め込んで世に問うた、「傑作」かも知れません。
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すでにベッキーのCMで売りだされたアルトの高性能version「アルトRS]この車のカタログを読んでいくだけでスズキの株を買ってみたくなるポイントがいくつか有ります。

まずなんといってもこの車の重量でしょう。
車体の補強や、普通のアルト(2WD)とは違うリアサスを搭載して670kg。この数字を聞いてふーん?と言うなかれ。他の会社の軽自動車は軒並み800キロくらいあるんです。例えばホンダが出してくるS660という高性能軽自動車でも830キロ。他社よりも数十キロ、あるいは100キロ軽い車を作れることをこの車は示しています。

これだけ軽量化で驚かせてきたのは一昨年発表されたVWのゴルフ7くらいでしょうか?燃費性能はもちろん、運動性能に優れていることは容易に想像がつきます。

続いていきます。
トランスミッションはマニュアルでも無く普通のオートマでもありません。無段変速でもない。
シングルクラッチの自動変速なのです

どういうことかというと、機械的にはクラッチのついたマニュアルトランスミッションですが、そのクラッチ操作を車が自動的にやってくれるのです(運転はオートマ免許でできる)
日本ではオートマや無段変速機が圧倒的に主流ですが、ヨーロッパでは不人気です。特に無段変速機は日本のような場所では燃費がいいのですが、ヨーロッパのように高速運転が続くところではそれほど燃費が伸びません。一方で無段変速機はどうしても加減速のリニアリティにかけるところがあり、ヨーロッパではあまり受けがよく有りませぬ。それでドイツ車のようなデュアルクラッチミッションやこの車が採用するようなセミオートマが流行っているわけです。

この車は完全ガラパゴス化と思われた軽自動車がヨーロッパでも受け入れられるために何をすべきか?そんなことまで試しているように思われます。

さらに。
サスペンションには「カヤバ製ダンパー使用」とわざわざ謳ってきました。
カヤバ製なんてどこにでもありふれた話。わざわざ名前を出してきたということはカヤバと協力して何らかの高性能なダンパーを開発してきたんでしょう。

リヤサスペンション自体もこの車「専用」のもの(普通のアルトの4WDもこのタイプだけど)
数年来エコカー戦争でないがしろにしてきたサスペンションにコストをかけてきたことは注目される点。日本の車が弱かったサスペンションの進化こそ、日本の車が生き残る道だと思うのです。

タイヤを見てもこの車専用のスポーツモデル(POTENZA RE050A)。今までこの手の車が燃費スペシャル(グリップや乗り心地は悪い)なタイヤを思考してきたところから大きく方向性を変えてきました。これもこの車が実は世界にも向いているのでは?と思わせる場所。イス(前席)も専用開発のスポーツモデル。もはや軽自動車だからイスが悪いなんてことは全く言わせない椅子になってます。
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所詮国内向けの軽自動車、しかも大量には売れないスポーツモデルでしょ?業績には関係ないよ?

その通り。でもこの車、これだけのスペシャルな作りで130万円くらいだかで売られるんです。

さらにじゃあ、この車の技術でスイフトやそれに派生するRVを作ったら?あるいはそれより上の車を作ったら???660ccのターボエンジンの車でこれだけ高性能な車を出してくるんです。開発中と言われる1000ccの小排気量ターボエンジンのBセグメントの車がどれくらいの競争力を持っているのか容易に想像できます。スズキの地位を世界的に変えうる車かもしれません.

あるいは。新興国向けの車は、ハイブリッドやダウンサイジングターボ、高性能ディーゼルは搭載が難しいかもです。コストもさることながらメンテナンスの問題もある。
でも軽量化技術とサスペンションの性能向上は新興国向けの車でも普通に採用できるしメンテの問題も起こりにくい。これなら新興国市場でも差別化が図られるでしょう。

スイフトは一年以内にフルモデルチェンジしてきます。さらの派生車も続々出てくるでしょう。
新天地的にはマツダが「スカイアクティブ云々」を言い出した頃の雰囲気をスズキに感じるんですよね。去年出してきたハスラー然り。数年来雌伏していた何者かがいま姿を現そうとしているような。。。

もちろん、販売力とか色々問題点は抱えてますけど。
マツダがどど~んと株価を上げたようにスズキがおおーっと言わせるんでは?

ここからどんどん上場来高値を。。そんな気がするんですよね。

2015年3月17日火曜日

韓国ショートトラック、今年も顰蹙と失笑を買う。

ロシアで、ショートトラックの世界選手権が行われました。オリンピックを控えた韓国勢にとっては本番を見据えて強化してきており、金メダルラッシュや種目によっては金銀銅独占を狙うなど勇ましい前振りwで始まりました。ところが・・・・。

女子1500mの「絶対女王」沈錫希選手が格下のイタリア選手に敗れるなど初日は金メダルゼロ。この種目は金銀銅独占を狙っていましたが肝心の金メダルを逃してしまいました。
というわけで初日はまさかの金メダルゼロ。

監督はいいました。
「敗戦の理由は氷の質が悪いこと。これだけ番狂わせが多いのは氷の質が悪いことが我々に不利に働いたせい」

こうして韓国スポーツ界は尊敬を一身に集めます。w
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結局、韓国は男子1000mの金メダル一つに終わりました。この試合がまたすごかったそうです。

決勝に韓国は二人を送り込みます。(中国二人、韓国二人、カナダ一人)

その「チームプレー」が世界中から「またあの国かw」と怒りを買っています。

まずカナダ選手と中国選手が先行。すると一人の韓国選手が二位につけていた中国選手のインに割り込み。たまらず中国選手は最下位に転落してしまいます更に韓国選手はかなり強引にカナダ選手と接触プレー。今度はもろともに失速と思ったら後ろから追い上げてきたもう一人の韓国選手が先頭に立ちそのまま悠々と金メダルを手にしてしまいましたw
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中国メディアは、今大会の自国の躍進と並んで「勝てなければいつもの手、韓国は世界スポーツ界の「要注意人物」」とかあまりにも汚い勝ち方、などと非難w更には韓国のスポーツ史を紐解けば、こうしたことはもはや日常茶飯事と化している。とまで書く始末

まあ、あの国とスポーツして気分良くなることなんて絶対ないよねw
あの国だけで世界選手権すればいいのに。

人のふり見て我がふり何とか。クリーンに行きたいものです

2015年3月16日月曜日

バスケット、モメるね。

新天地の父ちゃんは大昔、三重県でただ一人のバスケットのA級審判の資格を持ってたことがある。当時の日本リーグの試合の主審をできるのは三重県では父ちゃんしかいないということで三重県で試合があるときはよくボランティアで駆り出されてた(公務員なのでお金もらえんかったらしい)。なんやかんやで三重県のバスケットなんちゃらの会長をやってたこともある。バスケットがらみの出張も多かったよなあ。

(とおちゃんは出張の多い人だったが、スーツを着てる時は学校関係の出張、モルテンのカバンとジャージを持ってく時はバスケット、実験道具?を持ってく時は地学の地質巡検。子供心に「色々なところにいけていいなあ」と思ったもんだが・・・。)

そんなバスケット、まだモメるみたいね。とおちゃんがいろんな仕事やって時に国体だったかなんだかで偉い?人たちがたくさん遊びに来たことがある。大昔は皆和気あいあいでやってたけどなあ。
なまじ今みたいにそこそこ人気がでてお金が絡むとそういう話になってしまうんだろうか。

残念やねえ。

ケソン工業団地で摩擦の応酬?

北朝鮮にある韓国と北の協力によるケソン工業団地で「さやあて」が続いていて注目される。

事の発端は北が一方的に「5.18%の賃上げ」を含んだ工業団地労働規定改正を一方的に通知したこと。これに対し一方的な賃上げ要求は納得出来ないとした韓国側が反発。工業団地の運営は南北の共同運営という南北合意に反しているとして開城工業団地南北共同委員会の開催を要請するとともに、韓国企業に対して、このまま賃上げ要求を飲んだ企業には制裁を加えるとまで強硬な方針を打ち出した。

これに対し北は態度を示しておらず。南北の緊張の原因になるかもです。
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一方で韓国政府は、去年の12月からケソン工業団地(南北共同事業です)からケソン市(ケソン市全体は当然北朝鮮自身で単独で運営されています)に対する「水道水」の供給カットを一日5000トン実施し、一日10000トンの供給を行っていることを明らかにした。


(新天地注。ケソン市という地方自治体の中に「ケソン工業団地」という南北共同の工業団地があるわけです。いわば「経済特区」ですね)

北朝鮮では上水のインフラ整備も充分でないため、ケソン工業地域での水道設備(浄水場など)は韓国側で作られた。この設備からは上水道を通してケソン市全体にも供給されており、その対価はゼロ。無料によって供給されてきた。ケソン工業団地があるお陰でケソン市全体が上水道に困らなくなったというわけです。

しかし韓国側はケソン工業団地の地域の渇水を理由に水道供給を削減。北朝鮮側はケソン市全体の水道管の老朽化が進み水道が水漏れしていることも水不足の原因であるとして工業団地外側のケソン市全体の水道の補修作業を韓国側も手伝ってくれと言ってきたがこれは韓国が拒否。
削減状態が続いています
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水は昔から戦争の理由にもなってきました。このへんも注目要因です。

韓国、初の政策金利2%割れ。経済に危機感あらわ。

12日の話になるが、韓国銀行は政策金利を2%から1.75に引き下げた。
韓国建国以来、政策金利が2%を割り込むのは初めてのこと。
韓国的には歴史上類を見ない低金利時代がやってきたことになる。

なお、金利決定に参加した韓国銀行の委員7人のうち5人が賛成、二人が反対という大差での決定になった。

景気指標が悪化し、物価指数がマイナスとなったことから内需低迷とデフレ懸念からの利下げとみられる。世界的に通貨切り下げ競争の動きがあることも当然念頭においた政策決定といえる。

一方で利下げは資本逃避という「悪夢」を再来させかねない諸刃の剣でもある。また、元来韓国の家計の負債額が膨らんだ状態であり、利下げによってさらに家計の借金が膨らみやすくなるのでは?という懸念もある。

また、そもそも韓国の場合貨幣乗数か18.75と「悪化」しておりこれは1988年に貨幣乗数を調査発表するようになってから最も悪い数字。まずはおそらくどっかにある金融システムのひずみを解決してからでないとお金は回らないという指摘もある。
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なんにせよ金融的には手をうたれた。金融の効果が波及するには20数ヶ月かかると言われる。
今の大統領はそれまでに正しい景気浮揚策が打てるかどうかが韓国の10年後を決めることになるんでしょう。

サードミサイル。コウモリさんの踏み絵。(韓国)

サードミサイルは敵のミサイルを迎撃するミサイル(システム)です。


サード(Terminal High Altitude Area Defense)の名前の通り高高度の敵ミサイルを撃墜する目的のミサイルシステムです。

語弊を恐れずに言えば、まずイージス艦搭載のSM3が飛行中間段階の迎撃を行います。

ついで地上のサードミサイルは主に敵弾道ミサイルが宇宙空間から大気圏に再突入して地上に至る段階(最終フェーズ)のうち、大気圏突入状態になるような高高度での迎撃を担当。

そしてそれで撃漏らしたミサイルを地上付近でパトリオットPAC3で迎撃します。


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日本はイージス艦にSM3という中距離ミサイルを迎撃するミサイル(これはミサイルの終末段階より前の段階の中間飛行状態を狙うもの)やパトリオットPAC3を導入していますが、サードミサイルの購入、配備にはいたっていません。一つには値段の高いこと。サードミサイルのセットは一箇所2000億円くらいするらしいですが、日本全土を守ろうとするとこれが4箇所5箇所必要でそれだけで一兆円超えすること。その能力の費用対効果にまだ疑問があることなどがあげられるでしょう。
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さておとなり韓国でもミサイル防衛は国防の大切な項目ですが、このサードミサイルを巡って葛藤が続いています。

日米はすでにミサイル防衛で協力関係に有ります。将来的には完全に一体となってミサイル防衛を行うでしょう。アメリカとしてはどうせなら韓国もその輪に入ってもらいたいという気持ちがあります。ミサイルが売れるという経済的側面と米韓同盟という軍事的側面があるといえるでしょう。

韓国としても、単純に軍事的に考えるなら、北朝鮮のミサイル、ロシアや中国のミサイルを考えるならサードミサイルの導入と配備は効果のある選択肢です。

しかしながら、中国がこれに強硬に反対する立場です。韓国がミサイル防衛網を整えてアメリカや日本と協力するなら、中国の核ミサイルによる牽制効果が減少するからです。
中国は自分のミサイルは敵に撃墜される可能性が高まる一方でアメリカの核ミサイルはいつでも自国を狙っている。こういうコトは避けたい。なので経済を人質に韓国を脅す。韓国は米中の板挟みになるというわけ
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まさに「踏み絵」の様相を呈してきています。
韓国軍には根強いサード待望論がありつつ、政治家は一歩踏み切れないでいる。

踏み絵を踏むか踏まないか?
日米はじっと見守っています。