2025年4月21日月曜日

米の価格高騰と関連銘柄の上昇。そして。。。

「需要の価格弾力性の低い商品やサービス」と言うのは価格が上がっても需要は減りにくい(だからどんどん価格が上がっていくことがある)。しかしながらその状態で供給が増えれば、価格は一気に下落します。そういう商品やサービスを持っているために急上昇した株と言うのは、当然どこかで急落します。数年前の東海カーボンもそうだし、ここ最近の大阪チタニウムもそうだし、広い意味ではAI向け半導体や電線株もそうかもしれません。海運銘柄もそうです。このコンセプトは僕の師匠が僕に教えてくれたもの。常にそういう商品を見ておけと。


徳川吉宗は別名米将軍と言うあだ名があるそうですが、お米は昔からこのように価格の変動が激しいのです。(吉宗は財政を良くするためにお米の増産に励んだのだが、増産しすぎてお米が暴落して困ったことがある)


供給が増えたケースだけでなく、価格と関係なく需要が減少した場合も当然価格は急落します。ここがポイント。常に動向を見ながら。特に物と言うのは「価格が急上昇すれば当然供給が増えることがある」わけです。半導体が何十年も価格上昇したり下落したりするのはそのため。この辺を見ながら。

米価格の急上昇に対応してヤマタネの株価が大きく買われた。しかしながら、秋になれば新米が入荷し、最近では韓国やアメリカからお米の輸入も行われると聞いている。供給が増えればお米の価格が下がる時が来るだろう。おそらくそれを読み込んでお米関連で上昇している株価も大きく下がる時が来る。ゆっくり見ておきたい。



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