2016年6月3日金曜日

安田記念に「マイル世界最強クラス」モーリス登場!だが思い出すスキーパラダイス

新天地にて、では此処1年余り、二頭の古馬を推してきました。

先月フランスG1を制したエイシンヒカリとマイル路線で連勝を重ねるモーリスです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モーリスは騎乗した外人ジョッキーの間からも「現在世界最強では?」という声も上がるほど。
少なくともアジアの軽い硬い馬場ではこの馬を1600mで負かすことは容易ではないでしょう。

今年も香港で軽々とG1制覇。返す刀で安田記念連覇を狙います。
メンバーを考えればここは勝つというより「どれだけ勝てるか?」そういう競馬を期待してしまいます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ、不安もあるんです。

香港で競馬を使ったことで、この馬「検疫、そしてその後の着地検査中」。慣れ親しんだトレーニングセンターに戻って調整することができません。このパターン、ちょっと思い出すんです、「スキーパラダイス」のパターンを・・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スキーパラダイスは90年代を彩る名牝でした。社台ファームの持ち馬で、母スキーゴーグルはニューヨーク牝馬三冠の一つエイコーンカップの勝ち馬。武豊を背にムーランドロンシャンG1を勝っています。これは日本人騎手による初の海外G1勝利。引退後は日本に輸入されキャプテントゥーレの祖母になるなど、数々の活躍馬を出す基礎牝系を築いています。スキーキャプテンは半弟に当たりますね。


社台ファームが所有したこの馬はアメリカ生まれでフランスの有名調教師ファーブルに預けられます。(ファーブル調教師は凱旋門賞7勝、歴代最多。ディープインパクトが負けた時の凱旋門賞馬レイルリンクもファーブル厩舎所属。以前はペリエを主戦に据え、ペリエと決別後はスミヨンを見出すなどまさに名伯楽。一方でこだわりの性格からかペリエやスミヨンとは「喧嘩別れ」とも。大馬主、ウイルデンシュタイン、アガカーン(ふたりとも桁が違う大金持ち)を顧客にしながらやはり袂と分かつなどなかなかキツイ人でもあります)

ファーブル調教師は世界的調教師でり飛行機を使って世界的大レースを制してきました。スキーパラダイスもフランスだけでなくアメリカのブリーダーズカップを二着など着々と良い成績を上げていきます。そして94年日本に参戦します。当時はまだまだ日本と世界に「差があり」。円高もあって海外から外国馬が参戦してきたのです。

安田記念の前哨戦、京王杯スプリングカップを使うと、格の違いを魅せつけて圧勝します。そして一番人気で挑んだ本番の安田記念!
スキーパラダイスは16キロ増のゆるゆるの体で現れます。

そう、検疫などの都合で思うような調整ができず、しかも日本の水があったのか食い過ぎやがって走れる状態になかったのですw結果は5着。そのご、ヨーロッパに戻って立て直し武でG1を勝つのですが。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モーリスの臨戦過程というか「検疫のために負荷がかけられなかった」ところがこのスキーキャプテンのパターンを思い出すんですよね。まともに全力を発揮できていれば、モーリスもスキーキャプテンもここは勝てるレース(でした)

しかし伝えられるように「調教量が足りない」そして事前の計量によればモーリス前走が体重二桁増、今の段階でも二桁増加です。

負けるとしたら今回かもと思います。

2016年6月1日水曜日

今年こそ凱旋門賞はヨーロッパを超えるか?

空前の高レベルと言われた今年のダービー。
結果としてダービーの3強、、世界でも屈指の実力をほこっているといえそうです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フランス競馬最大のレースの一つが凱旋門賞。2400m芝コースでおこなわれるこのレースは歴史も長く(1920年から。第一次世界大戦終了で競馬復興の意味もあったんですな)、数多くの名馬がこのレースに出場してきました。せん馬(去勢した馬)には出走権がありません。このレースが優秀な種馬、種牝馬を選定するためのレースという位置づけだからです。特に第二次大戦後に賞金を増額して外国馬に門戸を開いてからその価値は高まりました。

過去の勝ち馬を見ていても、リボーやセントクレスピン、ササフラ、ミルリーフ、サンサン、アレッジド、レインボークエスト、ダンシングブレーブ、トニービン、アーバンシー、モンジュー、バゴなどなど、日本や世界の血統に強い影響力を与えた種馬、あるいは種牝馬が名を連ねます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月11日、凱旋門賞の一時出走登録がありました。日本からはダービー三着までの馬、さらには去年のダービー馬ドゥラメンテ、一昨年のダービー馬ワンアンドオンリーを含む11頭が出走を登録しています。(一時登録でたしか5万ユーロくらいの登録費用を取られます。それくらい格の高いレースなのです。もちろん、出たいだけの弱い馬を排除する目的もありますし、賞金にも当てられます)

更には先月フランスでG1を勝ったエイシンヒカリの武豊騎手が「叶うなら秋にまたフランスに来たい」と凱旋門賞登録を願うような発言をしています。距離不安があるものの(現状では1800mから2000mが守備範囲か)それを払拭するほどの圧勝でした。

凱旋門賞の一時登録は終わりました。エイシンヒカリは一時登録をしていませんがしかし、一時登録をしていない馬でも、10万ユーロを払えば出走登録することができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今年は日本の馬のレベルがとにかく高い。凱旋門賞を勝つには最大のチャンスかもしれません。

というのも、凱旋門賞を行っているフランス最大の競馬場「ロンシャン」が改修中。そのため、今年の凱旋門賞はシャンティー競馬場で行われるのです。

凱旋門賞が行われるロンシャンは芝が深く、走破タイムもかかります。独特の形状で走り慣れていない人馬には不利とも。

しかしシャンティーはエイシンヒカリが圧勝したように、高低差はキツイものの芝がそれほど長くなく、日本のコースに走り慣れた馬でも対応できるようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どれだけの日本の馬が出れるかどうかわかりません。しかし複数の馬がチャレンジできるなら今年は本当にチャンスが大きい。ディープの夢が果たせるかも。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方で

マカヒキの父、ディープインパクトの馬主でもあった金子オーナーはマカヒキのオーナーで一時登録も済ませました。しかし、ディープで凱旋門賞に敗れた際に、その難しさも経験しています。そのため、現状では参戦に消極的とも言われています。お金をかけて凱旋門賞に出るよりも、日本のレースに出たほうがお金になるしね。もっとJRAのサポートがあれば。。。(凱旋門賞に勝つためには、現地に滞在して現地の前哨戦に出走するのが理想的ですがその費用を負担したり滞在先を契約するなどの労力はすべて馬主持ち。巨額の費用や人的負担をロマンだけで片付けるのはなかなか難しい)。

何はともあれ、凱旋門賞は10月2日日曜日出走。「今までヨーロッパ以外の厩舎の馬」が勝ったことがないレース。
日本の馬は三度の二着がありますが(エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーブル)高い高い壁に阻まれてきました、エルコンドルパサーの時はモンジュー、オルフェーブルはトレヴ。歴史的名馬が立ちはだかったのです。

トロフィーが遠く日本にまで渡ることがあるのか。今年は本当に最大のチャンスに思えます。
競馬ファンならずとも注目のレースになります


2016年5月31日火曜日

大韓航空の事故対応

羽田でエンジン火災を起こした大韓航空。

その誘導をめぐって論議が起きてる。

というのも、避難誘導の際に、「ヒステリックに大声で誘導してた」っていう非難の声に対して大韓航空側はマニュアル通りに大きな声で誘導しただけ。と反論。何が正しいのか論争が起きてるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本でも自動車評論家の国沢氏

>もう一つ。緊急脱出時の機内映像を見てウナった。大韓航空のキャビンアテンダントが感情的な声で叫んでいる。これ、日本のエアライン(といっても自信あるのはANAとJALだけですけど)なら、冷静になることを最初に訴えるよう訓練されてます。いくつか発生した日本の事故の状況を調べてみても、日本のキャビンアテンダントは「落ち着いてください」と冷静に言う。

と書いてある。僕も同感。ヒステリックな声はパニックを起こすから。

これは韓国でも同じ指摘が複数上がってる。。

これに対して大韓航空側は

>乗務員の非常事態の規則遵守は大声を出し(Shouting)、簡単明瞭に情報を伝えることによって乗客が安全に避難できるよう促す。一部の乗客の立場としては不明瞭に見えるかもしれないが、そのようにしなければ乗客を早期に降機させにくい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
非常脱出口というのは一種のボトルネックだ。
ここにみんなが殺到すると、全体としての排出量は一気に落ちる。渋滞発生のメカニズムと良くにている。一時的にでもキャパを超えると一気に悪化するのだ。

だから日本のまともな航空会社は「落ち着いてください」を連呼する。
それは脱出口の時間的キャパを超えないようにして結果として最大限の脱出を行うためでもある。

どう考えるか?

大韓航空は避けるが吉ですね。

中途採用者しかいないトラック業界と、中古車ばかり売れる自動車業界

中古車が売れる、合成の誤謬で新車が売れない、悪循環のスパイラルみたいな記事が出てた。

丈夫過ぎる車が、新車販売のクビを締めるという。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これ、新卒のトラック運転手がほとんどいないトラック業界にも似てる。
免許制度の改悪のせいで、高校でて運送業界に入る人はぐんと減った。

あと10年もすれば「人手不足のせいで」潰れるトラックの会社がバタバタ出てくるだろう。いま50代の運転手がどんどん辞めていく時代に入っているけど、業界は有効な対策を見いだせてはいない。

それはまるで「中古車があるから、新車なんか買わなくても」と言ってる消費者と同じ。
いつかその中古車がなくなってしまう。新車売れないんだから・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もっと若い人材を「育てる」仕組みを作らんと。。。みんな頭ではわかってるんだけどね。


これは、新規顧客を「作れない」ネット証券もいっしょなんだけどね。

ネット証券は顧客のもとに出向いて株式投資を促すことができん。
既存の顧客はネットの客になったかもしれんがここからパイを大きくすることが難しい。

みんな合成の誤謬の犠牲者かもしれん。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というわけで陸運株を長期で持つことはおすすめしません。