2014年9月13日土曜日

ターボという物

エンジンは廃れると言いながら、一応ターボについて触れておかなくてはなりますまい。
最近ヨーロッパ車を中心に「ダウンサイジングターボ」なるものが大流行していてターボ部品の売上も伸びています。元々ターボエンジンといえば日本製の代名詞だったんですが・・・。

ターボチャージャーとは、「排気ガスの排出を利用してタービン(羽)を回し、その回転エネルギーで別のタービンを回転させ吸気を増やす」装置。

物理的に言えば「排気ガスとして排出されるエネルギーをタービンを使って回収する」装置でもあります。
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同じ排気量のエンジンなら、ターボがないエンジン(俗に自然吸気、ノーマルアスピレーション=NAと言われます)に比べればターボエンジンのほうがパワーが出ます。じゃあどんなエンジンにもターボをつければいいじゃん?と思うかもしれませんが、ターボには今までそれなりの欠点があったわけです。

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古くからの車好きなら「ドッカンターボ」なんて言葉を聞いたことことがあるかもしれません。ある一定の回転数までは力がないエンジンなのですが、ある回転数を上回ると突然パワーが出るという扱いにくい特性。

ターボというのは排気ガスを利用するので、一定の排気ガスが排出されないと十分なパワーが出ないという側面が有ります。回転数が落ちてしまうと回転数が回復するまでパワーが出ない。あるいはスタートしたてのところではまだ回転数が無いので出足が鈍い。

俗にターボラグと言われる問題です。更にはターボエンジンというのは技術開発が進んでいない昔はパワーはあっても燃費が悪いというのが相場でした。
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もう何年前になるかなあ?ボルボ辺りが開発してきた技術がターボを変えました。少ない回転域から十分にターボ効果を生み出し、しかも低回転から高回転まで「一定のトルクを生み出す」ターボエンジンが開発されたのです。

某所から無断で拝借
普通のターボ無し(NA)ではトルクは左のように山形になります。しかし最新のターボエンジンは技術開発によって左の図のように「ある一定の回転数内なら一定のトルクを出し続ける」ことが可能になっています。俗に「フラットトルク」と呼ばれる特性で非常に扱いやすく運転しやすい。低回転域からこの特性があるエンジンはオートマと組み合わせることで低燃費も実現できるという利点もあります。(燃費の良い低回転域を常時使い、速度調整は変速によって行うわけです。)

2000ccのNAエンジンを使うよりも1500ccの最新のターボエンジンを使ったほうが同じ出力が出せて、軽量で燃費も良い。トルクもフラットで扱いやすい。これが最近のターボが流行る理由です。

一方でターボエンジンの開発にはリソースが必要ですし、「それだけ高価」でもあります。ターボの部品だけで数万円しますし。

日産がスカイラインにベンツのエンジンを載せてきたのは自分で開発するよりも既存のエンジンを買ってきたほうが安上がりと判断した結果と言えます。それでもターボのスカイラインがあれだけ高いのはベンチに足元を見られたからとも言われています。良いエンジンですけどね。

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川重、石川島辺りは世界的にもターボの売上比率が高い銘柄です。もう少し専業度が高い銘柄なら、今頃大相場になってたんでしょうけどね。

モーターとエンジンのせめぎあい 結局黒田のポジショントーク

マツダから新型デミオが登場。マツダは「スカイアクティブ」技術を謳い文句にに「新しい世代」の車を開発してきましたが、「デミオ」が登場したことで主力三車種の「フルスカイアクティブ(エンジンとトランスミッションとシャーシー)」化が終了したことになります。100円まで売られたマツダがここまで戻ったのはこのスカイアクティブと言われる独自の技術が売上と利益増加につながるという見込みでもあったわけで(実際は円安効果も大きけどね)、ここからはデミオがどれだけ売れるのか?というところに興味が移ります。


車に詳しい人間や、自動車株をやる人間なら当然知っていると思いますが、新型デミオの注目点(特に日本では)は1.5リッターのディーゼルターボエンジンということになるでしょう。世界中でディーゼルが売上を伸ばしていますが、1.5リッターの小型のターボディーゼルを採用してきたのは寡聞ですがマツダが唯一。まだどの会社も開発できていない素晴らしいエンジンです。

マツダのクリーンディーゼルエンジンは独自の技術で「圧縮比」を下げているのが特徴。
こうすることでエンジンの必要強度を下げて軽量化し、低燃費を追求しかつ高価な排ガス処理装置なしに排ガス規制をクリアしています。(もちろん単純に圧縮比を下げたら、安定して動かないのでそこに技術開発の肝がある)

このエンジン、公称の「燃費」(リッターあたりの走行距離)はハイブリッド車よりも二割くらい悪い。
しかしディーゼルですから、ガソリンより軽油は2割位安いのです。なので「燃料費」という面では互角。もしもハイブリッドが不得意とする高速域で一定の速度で巡航する(要するに高速道路とか郊外の空いた道路を速い速度で止まらずに走る)という条件なら燃料費でも優位に立てるでしょう。さらにハイブリッドと違ってドライバビリティという面では大トルクを低回転から踏み出すハイテクディーゼルのほうが圧倒的に優位と。
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じゃあ、ハイブリッドや電気自動車がダメでディーゼルが優位かっていうと、10年先を睨めば「そうではない」というのが投機家としての僕の考えです。

たしかにデミオはいい車で、アクアとフィットハイブリッドとどれを買うか?聞かれたら僕の環境ではデミオを買います。
(デミオディーゼルは、トルクが凄く大きいので走る性能では三者の中ではずば抜けていると言われています。欠点は後席が狭いこと。デザイン優先なので。しかし前席の出来は三者の中でも一番とか)走りもかなり評判がよく、長距離のっても疲れないと。夫婦二人で使うぶんには小型車なのに長距離ドライブを得意とする、そういう車。子供が小さいご家庭や引退後のダウンサイジングにもピッタリ。そういう向きには革張りシートもご用意してるし、走りの性能は欧州車を越えてさえいるとも。。。(少なくともポロより上という評価)

大絶賛です。

でも。繰り返しますが、10年後には、内燃機関はモーターに負けると言うのが僕の考えです。排ガス規制がどんどん厳しくなる以上、内燃機関には限界が有るはずです。

燃料電池が主流になるのか、充電池が主流になるのかは正直分からない面があります。(それでも充電池有利と見ますが)。。でもいずれ電気とモーターで動く車が10年で主流になっていくと。
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なんども同じ話を書きますが、富士フィルムの社長は2000年の段階で「写真フィルムは消えてなくなる」という話を社内でして、徹底的に新事業の将来性を見極め、イケルと思った化粧品や医薬品にお金を注ぎ込みました。予想通り巨大な写真フィルム市場はたった数年で「消滅」。結果として富士写真は化粧品と医薬品の会社として生き残ろうとしています。
しかしそういう作業を行えなかったコダックやアグファはどうなったか?

あるいはコニカやミノルタはどうして生き残れたか?

「エンジン」という世界で同じことが起ころうとしています。そしてそのことに正面切って見据えている投資家はどれだけいるんでしょうね?じゃあ先んじたものに勝機があるよねと。
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自動車のモーター関連銘柄を10年先を見据えて買っていくべきだと思っています。
(蛇足で言うなら、エンジンと旧来のトランスミッションを作っているだけの会社は売っていくべきだと考えます)

安いので黒田を。今後も折に触れ物色されるはず。当面は205円以下(できれば190円台で)でこそっと物色。まずは半年以内に発表されるホンダの燃料電池車の発表時点で相場があると考えています。


黒田のチャート
10年分の月足です
ここ数年、ジリジリ下値が切り上がっているのが分かりますね。
僕みたいな奴が、小金ができるたびにこそっと買ってるからです。

いつ「上がる」かははわかりません。でも間違いなく数年のうちに大きな相場が来ることだけは間違いないと思っています。

動かないので面白く無いかもですが、動く前に黙って仕込んでおく株です。なにせ出来高少ないののでずっと指値を這わせておいて、買えればラッキーという株だから。

何かの拍子で急落したら隠れて買い込むのも有りです(僕がよくやる)

三菱なんちゃらみたいな存在になりうるということにしておきましょうか。700円は夢にしても500円位は普通にあっても不思議じゃない。

上を買う必要はないんで、下がってきたところを静かに静かに。。。
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サンリオ売ったら全部黒田にかえる予定。わらしべ長者計画です。


サンリオ急騰

自慢話です。

2ヶ月前から推奨してきたサンリオですが、昨日急騰。

円安銘柄であること。(利益の大半が海外からで、しかも製造業と違って円安で原材料コストが上昇するとか言うデメリットがない)。空売りのショートカバー(9月の半ばは「貸し株」の返済期限であることが多い)。そして国内の売上も順調であること。

くわえて株価は前から書いているように「経営不安」を織り込んで叩き売られた水準であったこと。
発泡スチロールは水面まで戻る。そういう話です。

上がったから言うわけですが「決められた未来」でした。

チャート
セリングクライマックスをつけたあと。600円幅ほどのレンジを続けてきたわけですが実はそのレンジもよく見れば下値が切り上がっているのが分かります。典型的に需給面で需要が上回ってるのです。先高感と、空売りの買戻しがナセル技。まだ買い戻せてないアホはここから泣きながら値段構わず踏まされる結果になるでしょう。

過去のチャートブックを色々探してみれば、実はこういう形のチャートが非常に多く見つかるはずです、なぜなら、僕が最も得意とするパターンだから。大底つけたあと、業績が良くなるのにまだ空売りが残っていて泣きながら買い戻してくるチャート。

3500くらいまでは短期で戻ってくれてもいいかも。
いつもながらすこじずつ現実利益を出しながら、残った株を高値まで引っ張る戦略を推奨しておきます。

万が一、空売りした人がいるなら、やることは2つ。

買い戻すこと。そしてセンス無いから空売りはやめること。
売り屋が言うんだから間違い有りませぬ。

2014年9月10日水曜日

アイフォン6プラスに乗り換えようと思う。

新天地はスマホに乗り換えるのがとても遅かったです。
しかも愛用のスマホは今はなき、NECが作った最後のスマホのワンピースバージョンというとても希少な?ものでした。

珍しいから自慢できる上にwこのケータイは完全防水、しかも落下に強いというすぐれもの。粗忽な僕には欠かせない相棒ではありました。
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しかしながら今となっては遅い、メモリが少ない、画面が小さい、という残念な欠点を抱えています。加えていまや僕のメインマシンとなってしまったiPadで買い込んだコンテンツをスマホでも利用したいな、と思うシーンも結構有りまして。。。

そう思うと今更ながらアイフォーンに変えるという選択肢が魅力的になってくるんです。

今度のアイフォン6プラスは今まで僕が使ってたiPadよりもCPUなどの速度が早く、メモリも多く、画面も5.5インチとまあ望みうる最大限の大型化。アップルの思う壺ではありますが元マカーとしてはここで買いに出るしかありますまい。今までアイフォンを買わなかった最大の理由が画面が小さい事だったのでここで買うしかありますまい

落下に強いという今までの愛機の強みがなくなるのが怖いのですが、シリコン製の衝撃九州みたいなカバーでも買うかなあ。

以前出ていたフランクミューラーの10万円くらいするケースがまた売りに出されたら絶対買うんやけどwまた作ってくれないかな、フランクミューラー。(新天地夫婦は義父に、結婚祝いにフランクミューラーの腕時計をペアウォッチで買ってもらってるのでフランクミューラーファンなのです)

2014年9月8日月曜日

357での事故

今日は国道357号線(江戸川放水路上)で大きな交通事故発生。二人が死亡、他にもけが人が出た。トラックは荷物ごと大炎上し(トラックの運転手さんも死亡)、357号の下りはここで通行止めになっている。

江戸川を渡る道はここと高速道路が二本、あとバイパスが一本しかない。のでここが通行止めになると他の道路も大混雑するし、その道路に移るためにも市川市や浦安市の道路が大混雑になっている。

もしも地震とか来たらこんな比ではないと思うとぞっとはするね。
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橋の上で大火災が起きると、橋の強度が当然落ちる。(911を思い出してほしい、火がつくと鉄は脆いのだ)。ヘタすると長期間通行ができない可能性もあり、運送屋としては相当気がかりであります)

事故があったところは、結構な速度が出る場所で(ひどい場合時速100kmくらいの車を見かける)、しかもいま298号線の工事のために、三車線から2車線に減る直前のところ。知ってる人間なら、予測して運転するがなれない人間がいきなり車線変更して事故ったか。

ここは気をつけておかなくてはいけない、「事故誘発ポイント」ではあったんだが。。。

2014年9月7日日曜日

おまけ。死せる孔明、生ける仲達を走らす。

日本人は中国人よりも「三国志」が好きだという話があります。三国志(三国志演義)というのは起源184年の黄巾族の乱から西晋による中国再統一(280年)くらいまでの中国の動乱の時代を表したお話。

もちろん、ある程度事実に基づくわけですが、それなりに脚色がついています。
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三国志演義というのは史実である三国時代に現れた魏呉蜀の武将の内、蜀の皇帝となった劉備玄徳とその義兄弟、関羽と張飛が主人公のように描かれています。

その劉備玄徳が不遇の時代に、滞在先で得た軍師が諸葛亮孔明ということになります。

(劉備本人が孔明をスカウトするために、断られながらも3度も孔明の家を訪れて頭をさげ、ついに部下に迎えたことが「三顧の礼」の語源になっています)

そして「浪人」となり、国を持たない主君劉備に「天下」を取らせるために孔明が考えた戦略が「天下三分の計」でした。
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劉備は劉表という武将の客将として居候暮らしをしていました。ところが劉表が死ぬとお家騒動が起こります。この機をついて魏の曹操が劉表の支配地域に攻め込みます。劉備たちは命からがらやや南の地域に逃げ込んだのです。

劉備の軍師となった諸葛亮孔明は、当時最大の国家であった魏が続いて、2番目の国である呉に攻めこむと見ると、単身呉に渡り、降伏しようとしていた呉の皇帝を口先で言いくるめて主戦論に転換させます。

勢いにのる曹操は呉にむけて水軍をもって攻め込みます。これが有名な「赤壁の戦い」。
船になれない曹操の水軍は、孔明が送り込んだ降伏した武将(逆スパイだったわけです)に騙されて船同士を鎖でつないでしまいます。こうすれば船の揺れが収まり、船酔いは無くなったのですが・・・。船を鎖でつなぐと火攻めに弱くなることをわかってはいました。しかし風上に陣取った曹操は火攻めは怖くないと考えたのです。

ところが。孔明は季節が来れば貿易風がふき、数日間の間は風向きが逆に変わることを知っていたのです。火攻めを選んだ呉の軍は兵数で大幅に上回る曹操軍を散々に蹴散らし大勝利を納めました。
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孔明がずるいのはこの後です。魏と呉という二大勢力を戦わせ、両国に最大の打撃が与えられたスキをついて元劉表の支配地域だった「荊州」を制圧。更に蜀と言われる地域に侵攻するとここも制圧。曹操の魏、孫権の呉に対向する「蜀」という国を建国します。ここに三国時代が成立するのです。。。(その後荊州は呉よって奪われます)
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三国時代と言っても洛陽や西安を抑える魏の力が一番強く、続いて呉、一番弱いのが山岳地帯をが支配地域でしかもベトナムなどの南方からの圧力も受ける蜀ということに。

弱い蜀の「丞相」(皇帝についで偉い人)になった孔明は、劉備の死後、どうしたか?
弱い国ならば「守備を固める」と考えがちですが、世紀の軍師孔明は違います。「攻撃こそ最大の防御」と考えたのです。

何年も国力を蓄えて軍備を整えたあと、孔明が皇帝に出した戦争発起の文章こそ、歴史的にも名文として知られる「出師の表」。孔明はその後生涯に渡り、いくども魏に向かって戦いを挑みます。。

ところが。。。蜀に孔明という軍師がいるなら、魏には司馬懿仲達という名将が現れます。
何度も蜀は勝機を掴みかけるのですが、遠征軍である蜀軍は、仲達が守りを固めることによって勝ちを逃すのです。


その間、孔明の言いつけを守らず大敗した子飼いの部下の馬謖を死刑にしたり(泣いて馬謖を切る、はここから)世界初と言われる一輪車を発明したりと色々歴史に名を刻みますが・・・

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孔明は自分の死期が迫っていることを知りながら最後の戦いに挑みます。その時に孔明は「五丈原」という場所から魏に侵攻しました。魏の司馬懿仲達はここでも持久戦を選びます。

三国志演義によれば、細々した蜀軍の運営まで孔明が取り仕切っていることをきいた仲達は、そんな激務であれば、孔明は「長くは生きられない」と推察したとさえ言われています。

そして。戦場となった敵地五丈原で寿命が尽きた孔明死す。自分が死ねば自軍は大混乱になり散々な追撃を受けることを案じた孔明は残った武将たちに策を与えて死にます。

孔明が死んだあと蜀軍は、毎日一定の距離ずつ静かに最前線を下げていきます。この時司馬懿仲達は「孔明の罠」をおそれ追撃をできなかったのです。いままで散々追撃をかけては伏兵などの戦略にコテンパンにされてきた経験から動きが取れず。しかし何日も経って、「孔明が死んだらしい」という話が仲達にも届きます。それでも追撃をためらった仲達ですが、本当に孔明が死んだのに追撃しないならば、それはそれで大きな問題に。ついに重い腰を上げて全軍に攻撃を命じます。ところが・・・

山間のなかまで進んだところで、突然ドラがなり響き、山頂には孔明が愛用した車椅子と孔明が!!。孔明の策略に乗せられたと勘違いした魏軍は戦うことなく退却していくのです。
孔明は「仲達が自分を恐れている」ことを知っていたので、思わせぶりに少しずつ退却すれば、策略を疑って、なかなか追撃してこないので時間を稼げるし、本当に追撃してきた時に伏兵と自分の影武者の姿を見せれば、相手が怖がって逃げ帰ることまで予想していたのです。

「死せる孔明、生ける仲達を走らす」なってはなしはこっから来ています。

大きな損害を受けることなく退却した蜀軍。途中、魏延という武将がクーデターを試みますが孔明は生前から魏延に疑いを持っており(というのも元々魏延は自分の主人を打って劉備に投稿した経緯があり、同じことを繰り返すのではないかと考えていた)魏延の近くに自分の息がかかった武将をつけさせおり魏延を暗殺してしまうのでした。(死後のことまで読みきっていたというわけです)
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相場を「五丈原」と評したのはまさにこんなところなんでしょうか?そうだとするなら誰が死んで誰が走ることになるんでしょうね。

詳しくは横山光輝の漫画三国志。あるいは吉川英治の三国志辺りを。。
秋の夜長にはもってこいかも知れませぬ。