2014年4月19日土曜日

ポジショントーク A列車で行こう

20年ほど前、「A列車で行こう」という人気PCゲームが有りました。(いや失礼、今でも有る。アートディンク謹製)たしかオリジナルストーリはアメリカ大陸で自社の鉄道網を整備して利益を上げ、大統領専用列車をアメリカ横断させる、とかそういうストーリーのパズルゲームでした。

いまでは舞台が色々増えて鉄道を敷設し、それがその架空の街を走る様子を3Dで眺めたりできるゲームになっています。結構面白いです。達成感が有るんですな。
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さてアメリカ大統領がやってきます。いろんな交渉が注目されていますが、新天地がわらにもすがるのがwアメリカニューヨークワシントン間の「A列車」リニア新線の建設です。日本はもしアメリカがリニアを敷設するなら、技術のライセンスの全部または一部を無償提供するとしています。さらに紐付きで融資保証もするよと。(代わりに日本からモノかってね、ということですな)

日本政府としては「インフラ輸出」という政策の柱にもなります。ただで技術を出すJR東海も、アメリカが日本のリニアを買ってくれたら量産効果で資材や車両の値段が安くなるので元は取れるという考えもあります。さらにはアメリカで成功すればその他の国から引き合いが来る(その時は有償で提供すれば良い)可能性も考えているでしょう。
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しつこいですが古河電工と昭和電線Hを買い込んでいます。リニアがうまくいかなくても、まあ急落はないでしょう。一方でうまくいけば人気化する可能性あり。「A列車」が通るかとおらないか。

後はオバマの野郎ジャなかったオバマ大統領がクビを縦にふるだけ。来日は来週の予定です。ゆっくり寝てまつとしましょうか。

修学旅行と日帝残滓

韓国には「日帝残滓」という言葉があります。ニュアンス的に言えば「日本が朝鮮半島を植民地支配した時に日本から導入(押し付けられた)制度や仕組みの(悪い)なごり」という感じでしょうか。

例えば法律(民法や刑法などは特にそうでした)。例えば言葉(日本語がそのまま韓国語になっている言葉も多いです)。たとえば慣習。

修学旅行もその一つ。団体で旅行に行くという風習がなかった韓国において学校単位で旅行に行くのは日本統治時代の名残なんだそうです。

さすがに「船が日本製だから日本の責任」という声は聞こえてきませんが、「修学旅行は日本の押し付けたものだから、今後は廃止しろ」という声は少数ですが確実に出てきています。
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実際に今回、修学旅行生がまとめて犠牲になられたことで韓国では修学旅行を休止、廃止の方向で見直す動きが出ています。そもそも「日帝残滓」なのになぜ未だに修学旅行という物があるのかと。集団で一緒に行動することで今回の事故のようにリスクを一箇所に集めてしまっているじゃないかと。いくつかの学校は今年の修学旅行を取りやめるとともに、来年以降も修学旅行を続けるかどうか検討しているんだそうな。まあ勝手にすれば?という話では有りますが。

最近では修学旅行の先でいじめが起きたりする事件もあったので修学旅行自体が減っていく方向なのは間違いないでしょうね。

昔は日本と同じように「旅行する」ということが一般的ではなく、修学旅行で初めてソウルに行く(僕で言えば初めて東京に行く、と同じようなもんでしょうね)なんていうことが教育的意味であったんでしょうが、いまは韓国も所得が上がって海外旅行に出る人も増えた時代。確かに修学旅行に意味は少なくなったかもしれませんが・・・。
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はてさてそれはともかく、韓国では急速に「自粛」ムードが広がっています。体感的には日本の3.11並という声も有るほどです。テレビからは一切の娯楽番組が消えたとか。(さすがにぽぽぽぽーんというのはないようですが)
船旅はもちろん、その他の観光もかなりの打撃を受けているという話がちらほら。内需全体にも思ったよりも大きな影響がある可能性があります。

(この辺、九州を中心に日本の観光業にも大きな影響がある恐れがあります)

さらに大統領府は大統領が現地に視察に訪れるなど、「その他の業務」に差支えがある状態。日本との外交折衝とか北との交渉なんてやってる場合じゃないという雰囲気です。もしもいま北が攻めてきたら、それどころじゃないという話かもしれません。(北は良い教訓を得たでしょうね。このクラスの「騒ぎ」を起こせばそのあと数日間は韓国が大混乱に陥る、付け入るスキが出る、と)

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まあ、もっとも熱しやすく冷めやすい国民性。船長に懲役刑を与えてそのうち綺麗さっぱり忘れてしまうんでしょうが。彼の国は事故を反省して次に繋げないからなあ。そこが日本との決定的な違いなんでしょうよ。良くも悪くも。こうして何百人クラスの人災を毎年繰り返すのが韓国のもう一つの側面であります。昔はハード面(百貨店崩落や橋落下事故など)の問題で。経済成長を遂げてインフラが整備された21世紀はSOFTの問題で。

そもそも、船会社がきちんとした人材育成をしていれば発生していなかった問題です。この船には「船を動かすことができる」最低限の人材はいたかもしれませんが「これをやったらダメ」(例えば船の急旋回)ということを守れず、「これをやらなくちゃダメ」(例えば荷物を金属製のワイヤーロープで固定していなかった)(客の避難誘導を再優先にしなかった)ということを全くやる気が無い人員しか乗っていなかったと。

今回、どうやらコンテナは「ただの縄のロープ」でしか固定されていなかったようです。そもそもすべての荷物が本当に固定されていたかも怪しくなってきました。それプラス急激な操舵が荷崩れにつながったのか?というのが有力な事故原因として浮上してきたようです。

確かに、普段はきちんと荷物を固定しなくても事故は起こらないでしょう。だから従業員は手間をかけてまじめにワイヤーロープで荷物を固定しなくなったのでしょう。しかしいざこういうことが起こると大問題になるという至極アタリマエのことが教育されていなかった。なぜか。すぐには金に直結しないから。面倒くさいから。いかにも韓国的な発想です。こうして事故は繰り返される。

(このへんは今年韓国で起きた「体育館に雪が積もって壊れていっぱい死んだ事故」と同じ臭がします。今まで何年も雪下ろしをしなくても大丈夫だった。今年もしなくても大丈夫だろうと管理者が考えていた。そういう流れです)

日本もこうなっていくかもしれません。ゆとりですから。他山の石としなければ。


おまけ。
僕が通っていた高校は在学当時「郡制度」というのがあって僕が通っていたA高校とB高校の入試が「同じ」ものでした。受験生は両校が属する「第◯郡」に志願し、試験で合格者を決め、どっちの高校に通うかはくじ引きで決める制度だったのです。いわば「兄弟校」みたいなもんですな。有る一つの高校に志願者が殺到するのを防ぐ制度だったそうですが今はなくなっています。

さてその母校(A高校としますか)とB高校。修学旅行の日付と目的地はずっと同じ。最初は同じ船や貸し切り列車を使っていたそうです。しかしある時からこう変えたんです。
A高校は行きが海路。帰りが陸路。B高校は行きが陸路。帰りが海路。で一定期間ごとにそれを入れ替えたりする。

リスクヘッジのためだったんですな。船が沈んだり列車事故が起こったりしても片側は生き残るように。これからは学校の中でそういうリスク回避を考えていかないといけないのかもしれません。

2014年4月18日金曜日

ゼンショー

空売り候補銘柄のゼンショーです

大型の増資による需給悪化と人手不足に端をはっする一騒ぎ
結局「分社化」して各地域に責任を分散する作戦に出るようです。

いろいろ問題が発生してもリスクも分散。ある意味ではうまいやり方です。

チャート
厳密に言えば違うのですがこの週足のチャート、いわゆる坂田五法でいうところの下げ三法や下値遊びの動きに近いものが有ります。
もしも週明け、下に放れて弱く推移するなら「試しに空売り仕掛けてみるべきところ」です。急激な下げの後は当然リバウンド局面なわけですが、何日も戻しているのに急激な下落の値を戻せないということは基本的に需給が悪いと考えるわけです。

いまお金がないんでwあんまり売れませんが。。。「そろそろかな」という気はします。まあ自信度マグニチュード6くらいかな

ハピネットまさかの急騰w

新天地。ハピネットという株をまあ少しだけですが買いました、この株はバンダイナムコ系の卸会社といえばいいでしょうか。通販なんかもやってます。

なぜこの株を買おうと思ったか。理由はひとつ。ゲームから派生した漫画、アニメ「妖怪ウォッチ」が流行っているから。です。

「アホくさい?」。はい。でも株ってそんなもんです。いまこのアニメに出てくるキャラクター関連商品は品薄で孫にせがまれたじいちゃんばあちゃんが日本中で商品を探している状態。売り切れなのです。もちろん、ただの卸会社にどこまで美味しいところが回ってくるのか疑問もあります。

(元々のゲームの開発、「レベル4」は非上場。もともとSCEに関連ぶかい会社でSCEに出資を打診したけどSCEがけったという過去があるそうな。ソニー、アホですな。おそらくこのヒットで上場に向けて動くでしょう)
バンダイナムコはすでに上昇。なのでまだ上がっていないハピネットを、という算段ですた。
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チャート
いきなり出来高で来てバク上げしました。大台が変わってることに気が付かなかったくらい(最初下がったのかと思った)どうやらヤフーのトップかなんかで妖怪ウォッチ人気を取り上げたようですね。一般にも知れ渡ってきたか。

事故

会社で、事故予防の勉強会をやったりします。保険会社さんに頼むと、いろんな事故が納められたDVDを貸してくれたりします。いろんな事故に共通するのは「複数の原因が積み重なって重大な結果に至る」というものです。必ず2つ3つの原因が有り、対策を立てていれば何とかなったものが多いのです。

韓国の事故。明らかになってきたのは「韓国に船が中古で売られた後、積載人員を増やすための(無理な?)建て増し工事が行われたこと」「沈没寸前にかなりの急旋回を行ったこと(そして船内で荷崩れが起こったか)」「船長始め責任者が逃げ出してまともな脱出活動が行われなかったこと」

あまりにも杜撰であまりにも悲しい事故原因。発展途上国的と言ったら発展途上国が怒るかもしれません。
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他山の石としなければ。これは他人ごとではないでしょう。


新天地追記

どうやらこの船、天候の影響で出港が2時間程度遅れたらしい。それで普段通らない航路を「ショートカット」。それで座礁した?という未確認の情報が出ているようです。あるいは島を避けようとして急激にカジを切ったとも。まあ未確認ですが

2014年4月17日木曜日

日本のせい、くるか。

韓国名物「日本のせい」。

この前、国宝のなんたら門を修復した時に、塗装が割れた時は「日本の質の悪い接着剤とにかわが原因」と書き垂れられました。

韓国相手に商売するとろくなことがありませんな。
そもそも、にかわは扱いが難しく、しかも向こうの予算で買えるものしか売れないわけです。
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今回沈没した船もそれなりに老朽化した船。
なにかメンテ不足の気配も感じますが。。。

ソフトバンクストロングセルに変更なし

ソフトバンクの月足です
たしかに昨日のアゲは凄まじい物でしたが、こうやって月足で俯瞰してみると、それ以上に年初の下げの威力が大きかったことがわかります。チャートを眺めた直感では「再び上昇気流に入った」というにはまだまだ程遠い(昨日までの動きではです)
昨日の上昇も、現段階の月足で見る限りは「トンカチ」(高値圏で長い下ひげが現れるも、上昇が続かない場合は下げの強力な示唆サインになる)を作っただけといえるかもしれません。

8400円程度まではある可能性は残します。しかしそこまでしか上がらないならそこは売り場所という考えに変更なし。古来持ち株が上昇したことによって大幅な相場を作る株は有りますが持続力はないのです(古河電参照)。ストロングセルに変更なしとしておきます。昨日の上げまでは想定の範囲内です。

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掲示板で「新天地は下手だからw上がれば強気になる」と言われましたが。。。滅相もない。空売りしようとした株が上がったら喜べというのが僕の師匠の教え。ただし、どこまでフマされたら一旦諦めるという一線だけは決めておくというのがギャンの教えです。

今回は昨日602円指値で大きく売ったので、売ったり買ったりしながら平均ウリ単価を上げる方向でポジションを固めたいと思います。戻りは有るでしょう。しかし新高値更新の可能性は低いというのが僕の考え。
逆に言えば新高値取られても破産wしないように建玉コントロールしていくことが最優先。そして下げれば利益が大きく出るように立ち回ろうと。

モメンタムに買いなし。うん。

ボロ株の取捨

さて、「自分はボロ株で設けるのが得意」と主張してしまった手前、久しぶりに書きます。ただ、これを買おうという話ではありません。

ギャンは現物買い出動するのは「ボロ株」を「いろんな銘柄」で「相場が安い時にまとめて買う」ときに有効だとしています。リスクを嫌うときにボロ株はまとめて叩き売られる。いくつかの銘柄は潰れるかもしれないが、相場が回復すれば他の銘柄の上昇率が大きくなるのでもとは取れる。そういう考え方です。

一方、50円近辺に沈む銘柄は常に破綻と隣り合わせですが、やはり金融緩和局面ではつぶれにくいのが事実。今のように日銀がお金をジャブジャブ出しているところでは比較的倒産リスクを抑えて考えることができるでしょう。ボロ株マニアには良い時間帯と言えます。

今回のアメリカの下落騒ぎでいわゆる低位株が再度下げ局面にあります。良く見ると「相場スタート時」の値段まで落ちつつ有る銘柄も少なくありません(それは自分で探してね。100円位いかでスクリーニングかけるよろし)

そういう株が再度上がるには時間がかかるかもしれないし、いつ上がるかも断言できません。銘柄によっては潰れるでしょう。でもこの手の株は変化率が大きい。2年3年係るかもしれないけれど株価は倍になることも多い。時間をかけてゆっくりゆっくり株を現物で買うという方法でボロ株をbっ属する時間に入りつつ有るのかもしれません。

韓国で客船が沈没

テレビのトップニュースにもなっていたが、韓国では比較的大型となる客船が沈没。多数の犠牲者が出ている。合掌。

理由は定かではないが、座礁によって船体に穴が空き中に水が入って沈んだのではないかと見られている。

言葉は悪いが、まるで日本の戦後の混乱期の事故のようだ。ここまで被害が拡大するに当たっておそらく複数の人的ミスがボロボロ出てくるのだろう。他山の石としなければならない。

韓国では船が日本製であることに言及した報道も有るようだが、さすがに今回は「日本のせい」という報道はまだ出ていないようだ。(国宝の建物を再建した時はヒビが入ったのは日本の塗料のせいという報道があった)
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問題はなぜ座礁したか?ということだろう。こういう船はGPSで運用されるわけで、座礁の危険があるようなところにはいかない。この海域は満ち引きが大きい場所だそうだが、それにしても今まで何十年もそういう事故がなかった海域でいきなり挫傷するというのは何らかの人為的ミスが有った可能性はある。

また、可能性は極めて少ないが「北のテロ」攻撃の可能性は排除することはできないかもしれないね。何らかの攻撃手段を「探知能力のない民間船で試してみた」可能性は否定出来ない。なにを考えているのかわからない国。それが北だから。あるいは小型潜水艇が活動中に何らかの偶然が重なり接触した可能性も・・・。

無人偵察機の問題で北に対する警戒感が介してきたところで訳の分からない事故を起こしてみる可能せは排除できない。オーム真理教が「めくらまし」として訳の分からない事件を多発させたのと同じ構図で。
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沈む際に「動くな」と放送を流したことが被害を拡大させた可能性は高い。
ただ「今すぐ逃げろ」といったところでパニックになってやっぱり逃げれなかった可能性は高いんだろうけれど。このへんは他の海運会社もマニュアルをもう一回見直さないといけないかもね
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短時間で船が沈んだことについて、これは貨物船や貨客船特有の弱点というか問題点を指摘できる。

古来事故でたくさんの船を沈めてきた人類は、船が沈まない工夫を様々考案してきた。タンカーはいまは二重底が義務付けられている。大型旅客船舶やあるいは戦闘艦は船の中をたくさんの隔壁を使って船全体を「セル」状にし、一箇所に穴が開いてもその区域を小さく遮断することで浸水をとめ、船全体は沈まないようなコンセプトで設計される。

しかしながら輸送船とかカーフェリーのような船はそれができない。ものを運ぶためには細かく区切られたスペースでは効率が悪い。一つ(もしくは少数の)の大きなスペースが必要になる。もしも浸水してその大きなスペースが水で埋まると当然大きく傾く。あるいは船が浮力を失う。結果として短時間で沈んでしまうことになるんである。今回の事故はまさにこのケースといえよう

こういうの聞くと、カーフェリーで旅行するのは考えてしまうけどなあ。。。
(新天地注。船旅や飛行機の旅行で死亡する確率は、自家用乗用車で旅行して死亡する確率よりも低いものです)

2014年4月14日月曜日

お金持ちむけ空売り推奨銘柄

キーエンスです


売りたいけど、お金いるからなあ。やめとくか。

血が走るとは言うけれど・・・

昨日は桜花賞。「名牝」ベガの血を引くハープスターが父親ディープインパクト譲りの爆発力を魅せつけて圧勝。ゴール前の最後の600m32秒9とかいうタイムは現状ではサラブレッドという生き物の生物的、物理的な限界値ではないかという気さえします。あんな走りを続けていれば「体が持たない」と。

人間の100mに例えるなら、後半30mだけでで5,6mの差をひっくり返すような。むちゃくちゃなスピードです。

ちなみに「ベガ」という馬は自身が桜花賞、オークスを制覇。母親としては5頭の子供だけを残したもののその中からダービー馬アドマイヤベガ、最優秀ダート馬アドマイヤドンという二頭の傑出した馬を残しました。そして5頭の内、ただ一頭牝馬を産んだのですがその馬がハープスターの母ヒストリックスター。ヒストリックスターはレースには未出走。しかしなんといっても名品ベガの仔という血統背景から繁殖牝馬になりました。その中からいきなり送り出したのがヒストリックスター。途絶えるかと思われたベガの遺伝力はおそらくヒストリックスターやハープスターによってどんどん枝を伸ばし、日本を代表する血統になっていくんでしょう。
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さて「じゃあそういういい血統の馬ばっかり育てればいいやん」と思ったりします。でもこんな話もあります。
昨日華やかな桜花賞の裏でこんなレースが注目されていました。

阪神競馬、三歳未勝利1800mダート。注目を浴びたのは8番人気「ボラーレ」。
場末のレースの、人気もない馬がなぜ注目されるかといえばその血統です。

ボラーレの父シーザスターズ。母ウォッカ。

父のシーザスターズは自身がイギリスの2000ギニー、ダービー、そして凱旋門賞を制した歴史的名馬(イギリスの2000ギニー(1600m)はスピード、そしてイギリスダービー(2400m。コースの高低差は45mもあります)は異常なスタミナを要求される。それぞれを個別で制するのももちろん困難だが、両方を制するのは近代競馬ではほとんど不可能に思われる離れ業)。現役時最高のフリーハンデが135ポンド。これは「10年に一頭」の馬という評価。当然その年の欧州の年度代表馬に選出されました。

血統も申し分なく、兄のガリレオもイギリスダービー馬にしてアイルランドダービー等G1を三勝。ガリレオは種馬としても活躍馬多数で2010年からは連続でイギリスの種牡馬成績首位を続けています。そしてシーザスターズの母アーバンシーは牝馬ながら凱旋門賞を制した女傑。本当に超のつく良血です。

そんなこんなでシーザスターズは実績が全くない初年度から85000ポンド(一ポンド≒170円)という高額な種付け料が設定されました。

また、ボラーレの母ウォッカといえばこちらも牝馬ながら日本ダービー、ジャパンカップなどを制した女傑。

おそらくこの馬を買おうとすれば、このレースに出た馬をまとめて買うお金の何倍以上もの費用がかかるはずです。それだけの血統的背景がある馬。さらにアイルランド生まれのボラーレは外国産馬なので関税だけでも数百万、輸送費もたっぷりかかってますね。
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そんな馬がレースに出ればほとんどビリッケツ。餌台さえ稼いでくれません。
馬の評価は難しいのです。

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おまけ。
馬の評価が難しいといえば「ベガ」についてはこんな話もあります。

これだけ活躍したベガですが、子供の時はどれだけ評価されていたでしょうか?
その答えは馬主欄にあります。馬主は吉田和子。この馬を生産した日本最大の馬産会社、社台グループ創始者吉田善哉(個人)の奥様です。「ああ、とっても期待されていた馬だから売らずに創業者の家族が馬主になったのか?」


違います。

1992年に家族に勧められて馬主登録した和子氏は当時、「輸入が遅れてデビューが遅くなった外国産馬」「馬体に欠陥があったりして売り物にならない馬、売れ残った馬」の受け皿として社台グループも持たないような馬ばかりを保有する役割だったそうです。(本人が競馬専門紙優駿のインタビューで語っています)

ベガの父はトニービン。まだ種馬になったばかり(ベガはトニービンの初年度産駒)で評価はなかったとはいえトニービンは凱旋門賞を勝った馬です。高額で売れとも不思議ないのに、前足が「曲がっていた(人間で言うO脚だったようです)」ため売れず。せり市では「いくらでも構いません」という立て札が建てられたという逸話が残っています。それでも売れずに和子氏が持ち馬として走らせることになったのです。

おまけのおまけ。
アドマイヤの冠名で知られる馬主の近藤氏はベガの桜花賞のパドックを生でみて一目惚れ。「いくらでも(即金で1億円以上を提示したといいます)だすからベガを譲ってくれないか」とレース前に社台側に申し入れますが断られたそうです。この時点では社台ファーム側もベガの血統的価値がとてつもなく大きいことに気がついていたんですな。「いくらでもいいです」といって売れなかった馬が一年余りで「いくらでも出すから売ってくれ」と言われても売られない馬になるとは・・・。

なお、近藤氏はベガの取得は叶いませんでしたが「ベガの子供は売ってくれる」という約束を取り付けます。こうして手に入れたのが上述のアドマイヤベガとアドマイヤドン。自らの信念の正しさを産駒の大活躍で証明したのでありました。

貧者の無人機。日本だってその脅威の例外ではない。

韓国で発見された北朝鮮の無人機の話。

何回も書いているが、韓国(というか韓国の国会では)文字通り国を揺るがすほどの騒ぎになっている。韓国では、こと制空権、あるいは探知網にかけては北よりも数段優れているとされてきた。複数の衛星を持つ韓国側は一方的に北朝鮮の軍事配置などを掌握している一方で、衛星を持たない北朝鮮はその分不利だとされてきた。戦争になっても戦闘機の質で優れる韓国軍は北のミサイルや大砲の危機にさらされても、飛行機による爆撃の脅威はないものとされてきた。また、大砲を使った攻撃は偵察と組み合わせることで威力がます。例えば第一波の攻撃を行った後偵察飛行機が偵察を行うことで敵部隊の移動を確認して攻撃を加えたり、誤差の修正を行って第二波。第三波と攻撃を行うことが可能になる。制空権を持てない北は、そういう高度な攻撃はできないだろうと考えられてきた。

しかし無人偵察機が3機発見された。無人機はそれこそ秋葉原にいけば手に入るレベルの機材を組み合わせて作ってあるという。三機が発見されたということはおそらくその数を大幅に上回る延べ飛行会数を積み上げていたことは容易に想像できる。今はまだそれほど高度なことをしていなかったとされるわけだが。。。
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例えばそれらの機体は数キロから数十キロの積載能力が有るという。それらに生物、化学兵器を搭載して、今回やってみせたように青瓦台や軍事司令部に到達させることはたやすいことだろう。

例えば数十キロの爆薬を積んだところで大きな破壊活動を行うのは難しいという声も確かにある。しかし、時と場合を選べば大規模な火災を引き起こすことは可能だと思われる。ガソリンを積んで山火事を起こすくらいのことは今でも可能だろう。無人機も数を大量に使えば、一基あたりの積載は少なくても、複数の和は大きくすることもできる

最近では、顔を判断するカメラなんてものが民生化される時代。無人機の自動操縦と組み合わせれば、「暗殺テロ」へと進む可能性は否定出来ない。多数の中から目標人物の顔を発見してそこに突っ込ませる。一機だけでは成功できないだろうが、数十の無人機を屋外の式典に突っ込ませれば不可能ではあるまい
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日本では全く他人ごとなのか、この問題を「日本の問題として」取り上げる向きは少ない。例えば北朝鮮の工作船が日本の領海の外からこれらの飛行機を飛ばしたら?原発など重要な施設をこれを使って攻撃してきたら?

現状では撃墜はおろか、探知することも容易では無いことを韓国は証明した。日本は決して対岸の火事ではないはずなんだが。。このことを取り上げる国会議員もメディアもいない。北の攻撃手段はミサイルだけではない。むしろこちらは「俺じゃない」と言い張れる余地が大きいぶん、平時でも使用される可能性が高い分危険だとも思えるのだが。