2011年4月9日土曜日

もうひとつ自転車(パンクレス)

自転車ブログと化してきた新天地ブログ。ついでにもう少しパンクについて。地震のときには自転車が有効なんですが、どうしてもパンクが増えます。


パンクしない自転車は無いか?といわれると無いことは無いんです。

それがこの会社の製品。リペアムゲルというんだそうです。

空気の代わりにゲルを詰め込んでしまいます。空気が抜けることが無いのでメンテナンスが楽ですしパンクしません。地震に備えて自転車を保管している自治体などにはぴったりでしょう。だいたい、家においてある自転車って大抵空気が抜けててすぐには使えないでしょ?僕んちにも空気の抜けたママチャリがあります。これをつかっておけばいざというときに空気入れからはじめる、という手間もかかりません。


一方で難点もあります。このゲルの注入をしてくれるお店がまだまだ少ないこと。そしてゲルの重さがあるので一台辺り1キロ以上「重くなる」こと。当然ながら競技用自転車とかには使えません。

ただ、重くなると入っても、空気が抜けちゃった自転車に比べればよっぽど軽くこぐことができるわけで。空気を入れるというメンテナンスから開放されるという利点を考えれば十分割りはあうでしょう。

興味のある方はリンク先をどうぞ。

宗教的になる今日この頃

新天地は無神論者です。死んだら人間はチリになります。

一方で生まれ育ちは三重のお寺です。真宗という宗派(本願寺とかと同じです)なのでそういう影響を強く受けていることは否めません老少不定というのがボクの生き方に横たわっています。蓮如の言うように「朝には紅顔ありて、夕べには白骨になれる身なり」(たとえ朝方どんなに元気だったとしても、いきなり死んでしまい(いつ死ぬかわからないし)火葬されればただ白骨になってしまう)というわけです。だからといって南無阿弥陀仏にすがるかっていうとそこは無神論者なんですが。

このフレーズ?理科の先生で100セント現実主義者なのに坊さんでもあるうちのとおちゃんがもっとも好きな法話。お葬式では必ず読む定番の文書。その父ちゃんも年齢とともにどんどん宗教者らしくなっていきますが・・。
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大震災で被災した人の話を聞くに、家族の絆としかし儚さも感じずにはいられません。僕自身は改めて奥さんを今のうちに大事にしなきゃなあ、と感じます。家族なんだもの。

一方、老少不定というのが真理であることを見せ付けたこのたびの地震。宗教というものが生きている人々の役に立つなら、それはもっと力を出してあげてほしいな、とも思います。無神論者の新天地でも、です。

今年は真宗の祖である親鸞の750年忌、またその親鸞が師事した浄土宗の開祖法然の800年忌でもあるそうな。興味をもたれた方は本を読んでみるのも良いかもしれません。
有名な投資家っていうのは(ギャンもそうですが)宗教にインスピレーションを受けた人も多いですからね。

CMの強さと限界。

さすがに、「ぽぽぽぽーん」が今年の流行語対象を取ることは無いだろう。でも、そのフレーズがもっとも頭の中に刷り込まれたフレーズであることは間違いない。


ネット上で誰かが言ってた話だけど「CMというのはとにかく物量投入」っていうのを裏付けるエピソードのような気がする。物量投入さえできればどんなメッセージも刷り込めるといいますか。孫正義さん、100億円あればCM使って総理大臣だってなれたんとちゃうか、と。


一方でこれも誰かが書いてたことだけど、あれだけ道徳的なことを訴えながら、一番頭に残ったのは「ポポポポーン」だということにCMのメッセージ性の限界も感じるのでありましたw。

カーボンとコンピューター解析。それがもたらすもの

株のネタが尽きたんでまたしつこく自転車の話。(少しだけ?株の話)

ロードバイクと呼ばれる舗装路用の競技用自転車では、カーボンが100%を目指して普及しつつあります。1980年台に始まったカーボン自転車の開発ですが、ねこも杓子もと普及が進んだのは2005年以降です。それは1990年代にアルミの加工技術が進み、アルミの競技用自転車が市場を席巻していたからです。

しかしここ数年、安い価格帯の自転車もカーボン化が進みます。2011年現在、まだ20万円を切る価格帯の自転車はアルミや鉄が多く使われています。またMTBなどの衝撃を受けやすい自転車も金属がまだまだ優位です。
しかし、カーボンのフレーム製造コストはどんどん下がっています。また耐衝撃性などもどんどん向上しており、ボクは近いうちに10万円を切るような入門用自転車、MTBだってカーボンに置き換わると予想しています。
それは要するに台湾なり中国なりどこででも(比較的安価に大量に)カーボンの車体が作れるようになってきたから。資金さえあれば特別なパテントや熟練従業員なしに工場が作れる印象があります。
イタリアのコルナゴは最高級の製品を除いて台湾のジャイアントにOEMを委託しているようですし、キャノンデールは製造拠点をアメリカから台湾へ。スコットも台湾メイドの製品を拡充しています。そのほかいろんなメーカーがアジアでカーボンフレームを製造しています。去年から目だって製造数の移動がアメリカやヨーロッパから台湾中国に発生しているのです。

(要点1カーボンの部品製造はコストの安いアジアで行われるようになっていく)


また、これは去年新しいカーボンモノコックの自転車を買った経験から言うのですが、去年あたりからトップレベルの自転車の性能がびっくりするほど上がっています。

今までもある程度軽い、強いのはカーボンの自転車なら当たり前でした。そしてカーボンの場合、鉄と違って「硬さなどをコントロールできる」のです。なので数年前までは乗り心地がいい(けど全力で踏むとたわんでしまう)とか、すごく剛性がたかくて瞬発力がよい(けど硬すぎてすぐに足に疲れが出る)というフレームがキャラクターとして作り分けられていました。あるいはすごく軽いけど耐久性はどうなのよ?という競技専用のものなども。

ところが2,3年前くらいから出てきた新世代のカーボンフレームたちは違います。

既存のカーボン製品に比べてもさらに軽いにもかかわらずより強くて耐久性も備え、十分に「硬い」にもかかわらず乗ってみると乗り心地がよく足の負担も少ない。ちょっと前ならありえないフレームが続々出て来ました。ボクの愛車のMTBもとんでもなく乗り心地が良いのに、、全体重で踏み込んでもクランク軸がまったくきしまず前に前に進みます。今までの常識では、あれだけ回転軸に遊びが無いフレームならすぐに足に来るはずですが、30分1時間こぎ続けても快適に走り続けられます。

(要点2カーボンの製造技術はどうやら2,3年で急激に進歩している=性能向上と価格低下)

なぜこういうことが起こったか?もちろん製造技術の進歩もあるんですが、大きいのは各社が導入したコンピュータ解析によるものだそうです。
いままで、競技用自転車といえば試作しては作り直し、職人の感覚で設計や改良がされてきました。ただ金属では形や素材を変えてもその性質はそれほど変えられなかったのです。

カーボンの場合、たとえ同じ形でも性質(硬さや強さ、振動周波数など。あるいは上下方向には強いけど前後方向には柔軟にとか)を大きく、思ったように変えられるまでになりました。そしてそれがコンピューター解析の進歩と結びつき、感覚や職人芸だけでは作れなかったレベルの自転車を作れるようになりました。必要な部分だけ必要な方向にたわませることで「硬くて(ペダリング効率が良くて)やわらかい(乗り心地やふみ心地が良い)」という相反する性質をも備えた理想的な製品が出始めたというわけです。

(要点3コンピュータ解析が製造技術の革新と結びついて高次元の部品を生み出している)


このコンピューター解析による優位性というのはこういう結果を生む気がします。

たとえばコンピュータさえ使えるなら、製造拠点は日本のように熟練工はいるけど製造コストが高いところである必要はなさそうです。一方でコンピュータ解析というのはハードソフトの両面でまだまだコストが高いのも事実。扱えないような小さな工房は消えていくしかなさそうです。結論 つまり大規模な製造工程をアジアなど労働コストが安い地域に構えた製造会社がうまくコンピュータ解析を使いこなせればその会社が市場を寡占していく。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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自転車市場では実際にそうなりつつあります。百花繚乱だった自転車メーカーですが、クラフトマンシップだけに頼った工房はわずかの期間に衰退し、カーボン自転車の大量生産と、明らかにコンピュータ解析によって生み出された高性能車を作れる少ない会社が市場の寡占を始めようとしています。


飛行機、自動車、そのたもろもろの市場でも同じことがおこるのかなと。未来は過去の繰り返しだから。

4月惨敗

4月、明らかに負けている。何に負けたか。株の売買益で奥さんに、、、○| ̄|_

奥様、自転車株で当てるは地震前から仮設材商社を拾ってるは地震後にコカコーラの販社買って一儲けするは、急落したところで村田ひろうは・・。「うまい」よ・・・。


もう弟子入りするしかないか。

明らかに潮目は変わっている

今回の地震はとにかく不幸な出来事に尽きる。しかし。被災地の人々の振る舞いは海外の日本に対する目を変えさせた面もあるのではないか?と思う面もある。


ひとつには同情心。あるいはひとつには尊敬の念。為替での協調介入や多額の支援金などは各国が日本に示した温情でもあり尊敬でも有ると。
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円安に伴い、「日本は復活するんじゃないか」という目線を海外投資家が持ってき始めたと感じるのだ。さらに韓国のハイテク市場の一角は市場来高値圏で推移し始めている。それを比較すればまだ日本のハイテク株の一部は十分に買われる余地が有るだろう。

一方で輸出ドライブをかけてきていたウォンが急激に強くなってきたから、韓国からシェアを奪い返すチャンスでもあるし。自動車なんかは韓国に売りつけることもできるチャンスだし。

いまは「ヒロイズム」が市場を支えている面が否定できない。それがさめれば押す場面もあるだろう。しかし世界経済が今の状態を維持できるならば(まあ原油が今のままで止まってくれれば)来年くらいに日経平均で12000円くらいまでは戻す余地があると。個人的には内需よりも外需とみる。ある程度の機関投資家が買い込める規模(01銘柄とか)のそれなりに知名度がある株の業績回復を買う動きが年内の流れとみる。

それでもボクは東京電力を応援します。

ネットのどこを見ても東京電力批判。電力を擁護しようものなら非国民扱いで炎上しているようです。


でもあえて新天地は応援します。東京電力の皆様、関連会社の皆様、頼りにしています。今しばらく力を発揮してください。社長、あなたの頑張りが社員を鼓舞するのです。
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今回の震災でも感じたことは、自分たちが利用するインフラが、それに携わる人々の尋常ならざる使命感と努力によって支えられているということ。たとえば道路。道路は各地の国道事務所や公共団体が管理しているわけですが、今回の地震対応で本当に土日返上で、あるいは夜中近くまで働いている人を見ました。昨日のように超大型の余震に見舞われて書類が崩れてくる中で通常では考えられないスピードで考えられない量の仕事をこなしている被災地の国道事務所の人も知っています。
同じように電力の中の人も世間の冷たい目線にさらされながら必死に復興への努力を続けているわけです。もう少しみんなで協力して上げられないでしょうか。電力というインフラは絶対に無くてはならないもの。それはただでもたらされるのではなく、関係者の努力と熱意でもたらされているのです。
あるいは。
たしかに「想定外」という言葉を使っちゃおしまいよ、というのはわかります。原発なんて作るからいけないんだ、と言う意見ももっともです。しかし、日本や先進国が原子力の利用をやめたらどうなるか?原油そのたのエネルギー価格は今の値段ですむわけが無い。原油の価格上昇でエネルギーに転換可能な農作物の値段も暴騰し世界中で飢餓が発生するでしょう。日本は先進国の義務として電力の一定部分を原子力なり自然エネルギーなりで作り出す義務があります。少しでも化石燃料の使用を減らす義務が。
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東日本に住む人間としては、少しでも節電すること。そして今も必死に原発で対策する人や、休止中の発電所の再開、あるいは既存設備のフル回転に従事している人を応援することが必要なのではないでしょうか。

批判することは進歩のために必要です。しかしののしることが前に進む助けになるでしょうか?それはただののしる人のストレス解消のために行われているんではないかと。

電力の中の人は(強い批判を受けているトップの人も含めて)超少数派でも応援している人がいるということでお仕事してほしいのです。


あ、だからって電力の株買えっていうんじゃないよw(もうこりごり)

競馬専門誌の行く末が心配

新天地はいわゆる就職氷河期時代の出身です。県庁受けたり市役所受けたりして結局ぼう地場証券会社に入社するのですが、もしもそれらに受かってなかったらある競馬専門誌に行くつもりでした(OB訪問して手ごたえがあったのです)。

というわけで競馬専門紙の最近の急激な部数減と各社の経営難は人ごとには感じられません。各社相当リストラしてがんばっていますが、関西で独占状態の競馬ブックはともかく、関東の各社はそうとうつらいはずです。


追い討ちをかけたのが今回の大震災。関東地方での馬券販売不能で相当期間売り上げゼロがつづき、再開した今も売り上げの減少は半端ではありません。また福島競馬場があるように福島を中心に東北地方には馬産文化がありそれをバックボーンに馬券の売り上げが大きいところでも有ります。これもまた競馬関連事業には大きな痛手として効いて来るでしょう。さらなる淘汰はもはや避けられないかもしれません。


競馬は競馬場だけでなく、それにかかわる人々、幅広い裾野の人々の生活を支えています。またその売り上げは10%が公に供出され人々のためにも使われます。こんなときに競馬なんて、といわずぜひ小額でもいいので競馬に参加してみてください。専門誌やスポーツ紙を買ってあげてください。一度失われるとそれを回復するには10年、いや何十年とかかるでしょう。いま少し、みなさまのお力を。

桜が満開の府中競馬場。実は今が一番いいときなんですよ。天気は残念ながら下り坂みたいですが。


(JRA公式ページ)

関東で発売しているのは

競馬研究
日刊競馬
ダービーニュース
勝ち馬
トータライザー
馬三郎
競馬ブック
競馬エイト

などなど。ぜひお気に入りを選んで買ってあげてくらはいませ。

2011年4月8日金曜日

特車申請

泣きが入る話し


仙台の国道事務所が発注する緊急工事の運搬依頼がうちの会社に来た。本来なら、そういう資材は各社の仙台工場から運び込むのだが、ご存知の通り、そういう工場は海運と密接につながりがあり、この前の津波で工場ごと流されてしまって使えない。わざわざ関東とか新潟とかから持ってくしかないんである。これが復興を妨げている要因のひとつ。

さて、トレーラーを使うしかないんだが、トレーラーを使うには「特車通行許可」を得なければいけない。条件にもよるが、普通は2,3週間かかってしまう。しかしそもそも許可を出している国道事務所じきじきの依頼である。仙台の国道事務所にみんなで泣き付いて今日許可が下りることになっていた。

あさおそるおそる電話してみると、電話は通じた。

「すいません、部屋の片づけが終わらなくて。いま一生懸命処理してますから」
向うから泣きが入りました。

本当に頭が下がるのです。。

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夕方、無事許可が下りました。プロの根性を見ました。僕は本当に仙台の人を尊敬しています。

それにしても日本って融通きかないよなあ。非常時なんだから、許可なしでも通行できるようにしたっていいのに。

こんな日が来るとは

HTCがノキアの時価総額を越える


ノキアを知らない投資家はいないでしょうが、HTCを知らない投資家ならいるかなあ。

まさかHTCがノキアを抜く日が来るとはね。どこまで落ちるんだろうノキア

最先端のものがあるから古い(形)のものがほしくなる

このページは奥様には内緒です・・。(何度も書いた話なので「もう聞き飽きたよ」という人は読み飛ばしてください)


新天地は「物欲のコーナー」ってなブログを書いているほど、物欲の塊です。人がほしがるもの、カメラや時計、自転車、万年筆とかパソコンとか携帯電話とか。それも「人とは違うもの」をたくさん購入してきました。ときに思うことがあります。


最先端のものが以前のものを駆逐すると、昔のものがほしくなる。。。


昔、オートフォーカスのカメラが普及したとき、新天地はコンタックスRTS3というマニュアルのカメラをずっと使っていました。デジカメが普及してもずっとフィルムのEOS-1vを使っていました。周りがみんな新しいものになると(いつでもその新しいものが手に入るとなると)古いものもほしくなるんですよね。




昔々、クォーツの時計が出てきた頃、ねじで動く時計はほとんど駆逐されました。月に10数秒しか狂わない時計があるのに毎日毎日時間合わせする時計がばかばかしく思われたんでしょう。でも今は高級品を中心にねじ巻き時計が復活しています。なぜか?

ボクが思うにはいつでも高性能な時計(クォーツ)は手に入る。だからこそ性能は悪くても味がある機械式の時計が買われているのだと。世の中でクォーツと機械式の時計が有って、二つ同時には所有することができないほど高ければ、クォーツ買いますもん。使い倒せるGショックを安く買えるから、機械式の時計も持ちたくなるんですな。
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最近、カーボンの勢いが自転車業界を覆い尽くそうとしている話を何度も何度も書きました。本当にすごい勢いです。で、昔ながらの金属自転車は急速に姿を消していこうとしています。

とまあ、そうなると今度はハンドメイドでロウ付けして組み立てられた自転車がほしくなるというのが新天地的物欲でして(おひ)。鉄のフレームがどんなにがんばっても今のカーボンの自転車にはかなわないでしょう。素人のボクが乗っても歴然とした差(軽さ強さしなやかさ)が有ります。

でも手元に最高級の自転車がある現在、サブにクロームモリブデンの自転車がもう一台あっても・・・(奥さんに聞こえたら殴られそうだな)・・高性能のものがあるから、もうひとつの物欲対象には高性能だけではないものを求めてしまうといいますか。

女の人はいっぱい高いバックをほしがるけど、それとにたようなものかw

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とまあ、株の話ではないことを書いたので、株に役に立ちそうな話も(ただし散々書いた話なので既読の人は読み飛ばしてください)


誰も追随できないような商品ができると、新たな商品ができ、それはコモディティ化する。(これは株の世界ではとても役に立つ口伝だと思います)

そして「焼け野原」になったあとでやりようによってはクラシックな商品が一定の市場を作る(事もある)。この話は株には役に立たないw
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大昔、カメラはライカというところが有ったが、それはブライトファインダーという誰にも精度で追いつけないすばらしい機能でした。あまりにすばらしく追随できなかったのですが、それは結局追いつくのをあきらめた日本勢による「一眼レフ」という技術を生み出しました。で誰にも追いつかれない技術を持っていたライカは没落し、日本勢が勃興し、カメラはよりコモディティ化しました。

その後、カメラ業界は淘汰を繰り返し、「日本の数社しか作れない」ようになったに思われましたが今度は「ミラーレスカメラ」という流れによりパナやサムソンといった電機メーカーが追い上げて来ました。今後十年でさらに途上国のメーカーが参入しさらなる低価格化が進むと確信しています。電子デバイス化が進み、レンズも誰でも作れる粗悪品でもきれいな写真が写るようになるでしょう。


こういう動きを数年単位で見ているとき、どういう動きに着目してどういう投資行動をとるべきか?
自明であります。
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しつこいですが別の例を。
ソニーは2000年代初め「平面ブラウン管」という技術で一気にシェアを高めました。他のメーカーにはなかなかまねしにくい技術でした。
しかしこの成功体験が薄型テレビで出遅れる致命的な傷を生んだような気がします。ブラウン管をあきらめて全力を液晶に注ぎ込んだサムソンやLGと対照的だと思うのです。(もっとも、全力をプラズマに注ぎ込んで敗れていったメーカーもあるわけで、それだけを敗因と決め付けるのも問題ですが)

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こんな例はたくさんあります。「他社にはなかなかまねできない技術」投資家にとってこれほど魅力的なせりふはなかなかありません。でもそれは諸刃の剣であることを忘れてはいけません。その技術価値を十分に株価に織り込んだ銘柄が存在するとき、逆にそれを脅かす可能性がある新技術や企業を敏感になって追いかける必要性や価値があります。高くなっている銘柄は没落していくかも知れませんし、追いかける銘柄が買われる可能性も有ります。ただし得てしてこのての技術革新は商品の低価格化をもたらし、買われる銘柄はそれほど値を上げなかったりします。

昔、携帯電話を作れるメーカーはノキアなど限られたメーカーでしたが、今では電子部品のコモディティ化がすすみ作るだけなら中国のファブとかでも可能になり、低価格化がすすむ、そういう図式も似たようなものでしょう。

未来は過去の繰り返し。これからもいろんな分野でいろんな会社が同じことを繰り返していくんだと思います


誰にもまねできない技術を持つ会社。あるいはとても高いシェアを誇る商品。投資家には魅力的なフレーズですが、5年10年を考えたときにそれは必ずしも「買い」だけを意味しているわけではありません。

え?5年10年先なんて考えて投資してないって??

そういう人は5年10年先まで考えながら毎日の取引をしている人にハンデを背負って勝負を挑んでいることをお忘れなく。

余震も心配だけど

余震でかなり被害が出ている。

うちの社員が休みをとって東北地方の実家に見舞いに行っていたのだけれど、「地震で帰れないよー」という電話がかかってきた。大変だにゃ。

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余震も心配なのだが、こと千葉の湾岸地域に限れば「水害」のほうが現実的に心配だと思える。というのも道路も復旧がまだだが側溝だって詰まったまま(液状化もあったし、配管がまだ直ってないところもある)。見えるところがこうなのだから、見えない下水管はもっとひどいだろう。ちょっと強い台風が来たり、あるいは梅雨の季節が来たら千葉の湾岸地域は簡単に水没してしまうよ、多分。事務所も土嚢くらい準備しておかないとなあ。いやほんと。




いつも国に文句をいってる僕だけど、インフラってのは良く整備されているんだなあと。
この職業についてから、耐震補強している建物やインフラとかを注意深く見るようになりました。
ほんと阪神大震災以来、高架の施設ってのはできる限り補強されている。あの教訓が無ければこの前の地震でもっともっと被害が大きかったんだろう。

排水設備に関してもそう。普段、大雨が降ってもインフラのおかげで僕たちはそれほど困らないですんできた。それだけに「インフラがない」状態で迎える雨のシーズンに恐怖を感じるのだ。今僕たちは恐ろしく無防備な状態で雨のシーズンを迎えようとしているのではないかと。

2011年4月7日木曜日

自己反省も込めて。人は耳障りの良い意見と自分より低い対象物を求める。

新天地は親が株をやってたから、物心ついたときには証券新聞や株式新聞かあった。


子供心に不思議に思った。なんでこの新聞は「いいこと」しか書いてないんだろう・・・。
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大人になってわかったのは「いいことばっかり書いてないと売れないから」だ。

人は耳障りの良い話を選んで聞きたがる。そういう生き物なのだと。

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ある株を持っている人が人に意見を聞こうとする。いい意見と悪い意見があったらどんな人間もいい意見を信じてしまうのだ。これが人間の弱さといえるだろう。


一方、人をほめる意見とけなす意見があったとする。人はけなす意見につきたがる。なぜか?

けなす意見を聞けばまるで自分がそのけなす対象よりも優れているという間違った優越感をもてるからだ。


そういう感覚を全部否定することは不可能だし、僕自身つよくそういう傾向がある。

でもその感覚は間違いなく投資判断に誤りをもたらす。
できるだけニュートラルな感覚を持ち続けること(耳の痛い意見を聞くことともいえるかも)は必ず投資にプラスの影響をもたらすんだと

逆に言えば「政府がダメだから」とか「○○のせいで」とか言う意見を言ったり賛同する人間はその時点で投資に向いてないんじゃないかとボクは思うのだ。(ついでにそういう意見を見るのがいやだ。つい賛同してしまうからw)

用意周到


掲示板に削除人さんが書いてくれたように、世界最大の自転車会社、台湾のジャイアントが自転車1000台を日本に無償で提供してくれるという。。

自転車はタイプとしては普及型のマウンテンバイク。一般には6万円程度で市販されます(新天地訂正。45000円くらいだそうです)。この手の製品としては安い部類ですが、自転車旅行するような人が、ベースにする人気のタイプです。

もちろん、あまっている在庫をくれるとか言うのではなく、わざわざ製造ラインをあけて、「災害対応スペシャル」を急遽日本のために作ってくれるというのです。

なぜこの自転車か?自転車好きならなるほどと思います。(口の悪い人は安い自転車というかもしれませんがそれでも千台でっせ)。

このマウンテンバイクは太くて丈夫なタイヤとフロントサスペンションで瓦礫の中でも走破性抜群。過酷な使い方をしても整備も最小限で済みます。頑丈に作ってあるので荷物をたくさん運べます。地震後の状況を良く考えて選ばれた自転車です。

さらにスタンドやライト、荷物のせなどの付属品もジャイアントの工場で取り付けて完全完成品の状態で日本に送ります。さらには夜間の視認性まで考えてわざわざオリジナルカラーを設定して塗ったスペシャル仕様です。

おまけに提供先までジャイアントが責任をもって届けてくれます。用意周到、至れり尽くせり。かなりのマンパワーを裂かないとここまでの企画はできないでしょう。経営判断のすばやさや能力にも感心します。
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ボクはジャイアントの自転車を愛用していますが(過去日記参照)、回し者ではありません。

しかしこういうことをしてくれた会社、あるいはすばやくできる会社に投資したいと思うのは僕だけではないでしょう。簡単に言うけど、金額やコストはともかく他国のためにこれだけのエネルギーを発揮できるってことは並大抵のことではないと思うのです。底力といいますか。


同じことを日本の会社にしろとは言えないんでしょうけれど、できる会社があるなら僕はその会社の株を黙って買います。儲かるだろうから

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この自転車、「自転車会社が考えた、地震に備えて持っておくべき自転車」ともいえるかも。考えて選ばれた自転車。地震に備えて自転車でも買おうかなあ、と考えた人に大きなヒントをくれる商品でもあるでしょう。実際、宣伝方法をうまく考えたら一般向けにもよく売れるでしょうね。

お前がいうな

って思ったのは僕だけではなかったかw

九段会館(と兜町もよってきた)

今日、国道事務所に年度始めのご挨拶に行った。国道事務所は皇居の近く、合同庁舎の中にある。
その近くには九段会館という施設がある。

3月11日の地震では東京ではほとんど人的被害が無かったが九段会館では天井が崩落して2人が亡くなった。


その丁度2週間前、ボクは地震があった3時前に人が亡くなったあたりに座っていた。トラック協会の安全大会みたいのがあってそれに出席していたのだ。

人生は本当にわからない。もし地震が何かの拍子にその時間に起こっていたら??1000年間のプレートのひづみによって引き起こされた地震にとっては数週間なんて誤差の範囲に過ぎないだろう。

人生なんていつ終わるかわからないはかないものだと考えさせられるのだ。今日生きていることは当たり前のようで「当たり前ではない」ことなのかもしれない・
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帰りに萱場町や兜町のあたりをちんたら走って帰ってきた。大和投信(いまもあるの?)の通りは相変わらず桜がさき、兜神社のさくらも8分咲き。日曜には満開になるのだろう。

(平成通りから萱場町交差点方向を望む。)




(兜神社。歴史の浅い神社ですが、なにせ取引所の守り神。拝めばきっとあなたも儲かります。気持ちです、気持ち。むかしは昼休みともあれば何かしら拝んでる人を見かけたけど、いまは誰もいないですな。証券マンも減ったし、わざわざ兜町に居を構える相場屋もいなくなった。)

ガラにも無く(新天地は無神論者です)兜神社に手を合わせ、家族の健康と会社の反映と、ついでに儲かるようにお願いしてきました。このHPをみている皆様にも幸せが訪れますように。

2011年4月6日水曜日

説得力が在る様な無い様な

うーん

トヨタ、MSと企業提携

いいニュースではあるんだが。

エンジンかけたらウインドウズの起動音がして、走行中電気モーターの再起動が必要になったり、たまにOSを入れなおさないといけなくなる・・・冗談はやめてよねw

自衛隊の撤去能力はすごい

むかし。自衛隊に勤める親戚の家が火事で燃えた。焼けたといっても建物は二階建てで残っている。解体業者に頼むと多額のお金と時間がかかるのだが、聞けば自衛隊の人たちが、手伝ってくれる、というか何とかしてあげるという。

で、何とかしてもらったのだが、手弁当で、10数人でやってきた彼らは、とにかくびっくりするぐらいの速さで片付けて1日で見事な更地にしてしまった。多分国防するより、解体業者するほうが自衛隊は儲かるだろうなあというくらいに。

いざ、戦闘になったら、一秒を争って瓦礫を片付け陣地を作ったりしなきゃあいけない。瓦礫の撤去も工兵部隊にとっては普段から訓練された作業なんだそうだ。「プロの凄み」を見せ付けられた事象でした。

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今回の地震でも報道されるように片付けの自衛隊は見事な作業っぷり。あの時とは量も、破壊のされ方も違う。本当にご苦労様です

当たり前だけどサービス業って

奥様のリクエストで江東区にあるイースト21というホテルの鉄板焼きのお店に行った。

このホテル、21階建てで周りには目立った高層建築がないためとても景色が良い。鉄板焼きのお店はカウンターなのだが、カウンター越しの正面には開業も迫るスカイツリーが、という接待にも大人のデートにも最良のシチュエーションだ。
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実はイースト21の中華料理屋さんがボクのお気に入り。もちろん値段もそこそこするけれど江東区一帯では一番おいしいんじゃあないかと。少し前にそこの中華料理屋さんで食事していたところ、隣の客たちが「ここの中華も有名だけど、最上階の鉄板焼きもうまいんだよね」と話していたのだ。これはたべにいかなきゃあ、と。


さてこのイースト21、ホテルオークラの系列のホテル。感じとしてはカジュアルな宿泊施設(土地柄、ディズニーランドにいく家族ずれとかもターゲットかなあ)だが、なかのレストランの接客はいつも「さすが」と思わせる。味はもちろんすばらしいけれど、いろいろな対応がきめ細かい。ふと目線をあげるとすぐに人がやってくる。なんだかいつもVIPな気分にさせてくれるのだ。

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新天地の奥様は左利きなのだが、何も言わなくても奥様に配膳されたスプーンは左側に置かれて出てきた。ご馳走様、といって立ち上がったら、出口では給仕さんがドアを開けてまってて、ドアを開けたらシェフがそとで挨拶に来た。

すべての飲食店がそういうことができるわけではないけれど(付加価値=対価というか料金)を得るためにはこういうことが大事なんだと。サービス業に従事する新天地としては深く感じ入るのでありました。

お勧めなのです。




煌々と電気がともるように見えた東京ですが、やはり普段に比べれば明るさ2割減でしょうか。道路の光の筋が暗いのです
スカイツリーも最低限の電飾でありました。

しているようだ。  ようだ???おいおい

産経新聞の記事。   



記事自体はよい。しかし、文章の最後の締めに心からあきれた。


「こうした報道の空白地帯がまだ多く存在しているようだ。」


記事を書いた人の職業は何だろう。改めて問いたい。

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とまあ書いてみてこれじゃあボクも「東電何とかしろ」とか「管仕事しろ」
とかわめいている人とどうレベルだとおもた。記者の人はどうか人ごとのようなかき方をせずに、空白地帯をすぐにでも埋めるように報道を続けてください。存在しているようだ、ではただの書きっぱなしの感想文です。

2011年4月5日火曜日

働こう、消費しよう、寄付して税金払ってボランティアもしよう。

とにかく、今は電気を使うのはまずい。これだけはいえる。


でも・・・


みんな生活がある。自粛は動きを鈍くする。サービス業だって食べていかなきゃいかんのだ。



いっしょう懸命に働いてお金を稼いで、自分や他の人のために使う、それでいいと思うのだ。


税金で払う、寄付で払う、体があけばボランティア、それでいいと思うのだ。



きっとそうすることで経済は廻っていく。きっとそうすることで再生に向かっていく。

今日は鉄板焼きなのさ。

年明け以降、奥様の調子が悪かったのですが、春とともに回復基調!。

今日は久しぶりに某ホテルの鉄板焼きを食べに出かけます。

予約しようと思ってホテルのページを見てたらなんと5組さま限定30%オフのお得なコースの紹介が!!!速攻で電話してしまった新天地でありましたw


グルーポンもそうだけど、人間ってなんて割引に弱い人種なのか・・・。


今日はおいしい牛肉食べるんだ。。がんばるためにはこういうハレの日も大切なんだと(若干言い訳)
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地震の記事で、何かの弾みで夫婦の片方だけが生き残った話を良く聞く。「老後初めて旅行に出ようとしていた矢先だったのに」というような話を聞くと、いける今のうちに二人の時間を取れたらいいなあ、と思うのだ。
二人が元気な間にね。

エネルギー減少かなあ

相場。明らかにエネルギーが減っている。

たとえが悪いのを100も承知でいうなら、「予審も収まりつつある」

短期で利益を上げるのは残念ながら難しくなっていくだろう。狙い済ました売り買いを心がけるしかない。この数週間のように(ボクもそうだが)間違った買いから入って、でも相場が上下動してくれるおかげで逃げられた、というケースは減っていく。より慎重に相場に入っていくしかないんだなこれが。

2011年4月4日月曜日

ただいまフル回転中

今日は某製鉄所内にある火力発電所への納入、返却有。

今この瞬間も余剰になっていた火力発電所のフル回転に向けてさまざまな人がさまざまな努力を続けているんですね。

われわれはもう一度「スイッチを入れたらすぐに電気がつく」うらでさまざまな人の努力や労働があることを感謝の気持ちとともに考え直さなきゃあいけないなと。つくづく思うのです。

きらくに株の売買なんぞできるのもこの人たちのおかげだと。感謝感謝。

道路はまだ気をつけるべし

本業的な話。

液状化は道路を傷める。今回、各国道事務所などは本当に頭が下がるような奮闘振りですが、100パーセントの修理にはまだまだ。それだけ被害がひどかったということです。

さて、液状化の被害で怖いのは「100パーセントは表に出ていない」ところ。
たとえば地震直後「あーへこんでるなあ、でも通れるかな」と思っていた道路が今頃になって「ボコっ」と陥没するなんてケースがこれからも出てきます。実際ボクの会社の近くの歩道でもありました。

「へこんでるかなあ」と思うところは避けてとおるべし。当分は危うきに近寄らずです。

2011年4月3日日曜日

さてと。ブラック新天地全開でいきますか

新天地はくどいようですが「売り屋」です。基本的に売りから入るほうが好きです。かぶってのは大底つけてからあげだすまでより、天井をうってから下げるほうが早いからです。


今回の売りたたきのターゲットは「震災特需期待で買われた銘柄たち」ですね。とくに非常食関連?の一角たちは早くも下げの兆候あり。

日清食品とかは明らかに「もうあがらない」感が出てきました。人の不幸に乗ずるんかい!といわれそうですが売り屋が後ろ指指されるのはいつものこと。(空売り制限とか調べてないけど)このあたりの「震災特需期待」で買われた銘柄はその無意味な期待がはがれるとともに、期待感で買ってしまった人たちを巻き込みながら下げていくものと思っています。また、農作物商品先物の急上昇も結構聞いてくるはず。砂糖の値上がりとかもすごいことになってるね(っていうか株なんかやっている場合ではなかったかw)

参加するしないは皆様のご判断で。僕自身もあんまり参加する気はないですけど、こうなるんだろうなあ、という目で見ています。