2018年5月28日月曜日

プロカメラマンのカメラと時代考証。カメラは何年使うもの???

昨日、奥さんと一緒に「モリのいる場所」という映画をみた。
万人におすすめできる映画ではないが、小品としては上品。山崎努のための映画、かな。
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本筋とはかけ離れるが、気になったのが「カメラの時代考証」。

映画の中で「荒井注がドリフをやめる」という話題が出ており、どうやら映画の時代は1974年ということがわかる。

そして映画の中に「プロカメラマン」が出てくるのだが、彼が使用しているのがニコマート(おそらく前期型)というカメラ。そしてカメラマン本人が使用するシーンは無いのだが、ニコンFも出てくる。
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さて。僕が思ったのは1970年台ならすでに「ニコンF2が出てたはず」。ニコマートも古くないか?というもの。一方奥さんが言うには、カメラマンならずっと同じ機種を使うんじゃないの???

気になったので調べてみた。
さて、ニコンFは1959年発売。さらにその後継機F2は1971年発売。そう、昔はフラッグシップ機は10年毎に新型機種が出てた。それでも十分だったんですな!
いまは毎年のように新型機種が出るけれど。。。

が、調べてみるとニコンFはF2が発売されたあとも1974年まで製造が続いてます。
やっぱり、古くからのユーザーに一定以上のニーズがあったと。ということは件のカメラマンがニコンFを使っていてもおかしくない。
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ただ、そうなると値段の安いニコマートをメインで使っているのは少し納得できない気もしないではないですが・・・。このへんは「そういうカメラマンだ」と言うしか無いんですかねえ。

ふと、日本のカメラ黄金期のことも思い出した映画でもありました
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よく考えたら、映画の中のFは少し傷んでた。今F2を中古で手に入れてもかなり傷んだ個体になるだろう。時代的には新しくないとマズイF2が傷んでると、やっぱり時代考証がおかしくなるわけで。

あれはニコンFとニコマートで正解だったのか・・・。
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今では発売されてから10年以上も立つデジカメを使う一線のカメラマンはいないだろう。
カメラがコモデテ化した悲しい時代を感じずにはいられない

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