2018年4月6日金曜日

アルミとカーボンと。単純比較はできないが。。。

単純比較はできない話なんだが・・・

むかし、1991年、マクラーレンが「F1」という車を出した。

鬼才ゴードン・マーレイが設計したこの車はホンダの初代NSXの影響も強く受けていたと言われる。(ゴードン・マーレイ自身がNSXを所有していた)
何より、一億円の値段がついているのだが「赤字」だったという。

商業的にも失敗に終わった幻の名車だが、いま中古市場に出てくれば、新車価格で手に入れることはできない。。(なお、この車の市販第一号車の予約者は「アイルトン・セナ」だったが、残念ながら納車を迎えることなく事故で死亡している)

シャーシはカーボンコンポジット。一部をのぞき、徹底して構造用金属を嫌って作られている。またシャーシが作られた工場はもともとフェラーリのF1シャーシを制作していたこともある工場を居抜きで買った。安全性にもさいだ威厳の配慮を行い、排気管さえクラッシャブルゾーンとする徹底ぶり(この辺はF1設計と同じ)
空調は30秒で空気を全取っ替えする設計になっており、温度関係は極めて快適。カーオーディオはケンウッドが採用されたが製品設計には「グラム単位」のオーダーが来たという。(もちろん、当時ケンウッドも利益度外視で受けてるらしい)

この車、壊れて直すと新車(1億円)なみにおかねがかかると言われている。カーボンはそれだけカネがかかる。しかしミスタービーンは二度の大破事故にも関わらず、大怪我を免れた。(まあそのたびに一億円ずつ修理費払ってるんだがw)またテスト中に200キロオーバーの速度で「空を飛んでバラバラに壊れた」がテストドライバーは軽症で済んだとか・・・。
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一方、テスラXは軽量化のためにアルミを選んだ。
アルミはカーボンに比べれば重くて強度で負ける。しかし安い。現実的にはこういう選択肢もありなんだろう。しかしアルミは強度という面では問題もある。ジュースのアルミ缶を思い浮かべて欲しい

グニャってなるのだ。

事故で粉々に壊れたテスラXの写真を見ると、テストではOKでも、なんか一線を超えると粉々になってしまうような脆さがあるんじゃないかと。少なくともいまの高級車でこういう壊れ方をするのを見たこと無いんだよね。自分が買ったり、他人に勧めたりは絶対できないよね

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