2018年4月13日金曜日

和歌山とか三重県の南の方ではあんまり納豆食べません

掲示板で「納豆」の話が出てました。

僕が生まれた松阪や育った亀山では普通に納豆食べます。
しかし、三重県でも「荷坂峠」を超えて南側、紀伊長島とか尾鷲の方は三重県ですが、和歌山県に文化が近く、かなり納豆食べません。スーパーとかにも品揃えが驚くほど無いんです。食べないから売ってない。

なんで紀伊長島の当たりから和歌山のぶんかけんかというと、地理的環境と江戸時代ここから南が「紀州藩」だったから。

三重県はわりかし山が多い県ですが、紀伊長島は「荷坂峠」とよばれる山が海までせり出しているところに囲まれているのです。。。そこから南に向かっていわゆる熊野古道があり和歌山に続いているというわけ。

いまの「荷坂峠」も初代紀州藩主の徳川頼宣が整備したとされ、それ以前は荷物をもって山を超えることさえできなかった、だから「荷物をもって超えれる整備された峠」ということで荷坂峠となったといわれています

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母はそんな紀伊長島の生まれ。祖父は材木屋さんでした。そんな祖父の家によく遊びに行くわけですが、祖父はいつも卵ごはん。ぼくらは納豆とかだったり。話をきくと祖父母とも「納豆は食べない」んだそう。むかしから納豆なんか売ってないもの。最近はスーパーできたから納豆も売ってるけどねーですと。。。
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我が家はそんなわけで、父親が子どもたちの分も納豆かき混ぜてくれました。
でも母は納豆食べず。今もあんまり食べないんじゃないかな。

文化ってのは面白いよなあ
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父(理科の先生)が言うには、もともと和歌山は醤油産業が盛んでした。
そのため、納豆を作ることによって納豆菌が醤油に悪さすることを経験的に知っていて、納豆を作らなかったんじゃないか?という説があるそうです。

もっともさらに父に言わすと、納豆菌の仕組みとかが科学的に証明されたのは後年なので、その節はかなり眉唾もの。
やはり荷坂峠に代表されるような「地理的障壁」のせいで食文化としての納豆が和歌山地方にはいってくるのが阻害されたんではないか?というのが父の見立でありました。

なるほど、理科の先生らしい解釈だな。と子供心に思ったことを覚えています。
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近年では、和歌山の中高年の女性が特に「骨折しやすい」事が知られています。
この辺はかなり科学的に納豆の消費と関連がありそうな気はしますね。


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