2018年1月13日土曜日

名古屋にジョーが来た。

名古屋グランパスに「ジョー」が来た。本名ジョアン・アウヴェス・デ・アシス・シウヴァ。
(ブラジル人は父と母の両方の名字を本名で名乗るので長いんだって)

ご存知元ブラジル代表フォワード。完全な世界トップではないかもしれないけど、あのブラジル代表が2014年のワールドカップ本番のときに招集したフォワード。世界的に名前が知られたこのレベルの南米人助っ人、しかも点取り屋がくるのって日韓ワールドカップの頃、あるいはJリーグ発足時のJリーグバブルの頃以来ではなかろうか?

Jリーグ史上でも最高額と言われる移籍金約15億円!トヨタ、頑張ったなあw(年俸は色々込で4億円とか)

背が高く、頭で点が取れるし、ポストプレーも出来る。じゃあ頭だけかというと足元も器用。一瞬のスピードがあり相手DFの裏も取れる。要するに万能型のトップの選手。「点取り屋」という表現がピッタリ来ると思う。勿論、一人でドリブルして一人で得点出来るかって言うとそういうタイプではないので、彼を如何に自由にさせて彼にボールを供給出来るかどうかが活躍のポイントになるのかもしれない。

2008年には40億円とも言われた巨額の移籍金でマンチェスター・シティに入団するも成績はその前評判、移籍金には全然見合わなかった。
イングランドでは不振に終わったと言っていい。その後エバートンやガラタサライでのレンタルでのプレー経験もある。

結果、2011年にブラジルリーグに復帰すると心を入れ替えたジョーはコンディションが回復しついには2013年ブラジル代表に選ばれた。コンフェデでは日本も彼に手痛い得点を食らっている。

が、ピークに達した彼のキャリアは再び急下降を魅せる。2014年母国開催のワールドカップにも招集されるも結果は残せず。さらに夜遊びが再発するとピッチでは精彩を欠き、やけ酒がさらにコンディションを崩す。奥さんには離婚され、監督のクルピ(もとセレッソ大阪監督、日本だと遅刻魔w柿谷をJ2送りにしたほど規律に厳しい)はジョーに戦力外を告げた。

UAEや中国に活躍の場を求めるもその得点力は戻らなかった。
「第二のアドリアーノ」(アドリアーノは私生活の乱れで長くは活躍できなかった)と言われた彼の輝かしい選手生活はもう終わったと・・。

もういくべき場所さえなくしたジョーはそれでも見捨てられなかった。2016年に古巣のコリンチャンス(ブラジルの名門サッカーチーム)が契約、そして元妻は彼をキリスト教の教会に連れて行った。
断酒した彼はフィジカルトレーニングで肉体改造を行う。そして2017年ブラジルリーグで得点王とMVPに輝く活躍を見せた。ブラジルでは、控えの切り札のFWとしてジョーを再度代表に呼ぶべきとの声もあるそうな

幾度も戦力外通告から不死鳥のように蘇ったFW.それがジョーという人なのです。
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そんな選手が何故来たのか?
一つにはコリンチャンスの財政問題。ジョーを拾ったコリンチャンスだが、クラブ経営は苦しい。30歳のジョーを高く売れるならそれも致し方ないというわけ。結果グランパスや香川の所属するドルトムントが高額の争奪戦を繰り広げることに。

ブラジル代表を望むなら、ドルトムントなどヨーロッパチームを望むべきなんでしょうが、家族の教育問題などを考えたときに日本の生活を選んだとも。また今のブラジルチームの監督はヨーロッパやブラジル以外のリーグに所属する選手も招集するスタンスなのでJリーグでも活躍すれば招集のチャンスはゼロではないと。

ブラジルリーグはヨーロッパのプレミアリーグなどにくれべればレベルは落ちるでしょう。
でもJリーグよりは高いレベルにあるのは間違いありますまい。
昨年ほどの高いパフォーマンスを発揮してくれれば、グランパスもJ2落ちを心配しなくていいんですけどね(*^^*)


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