2017年12月7日木曜日

今更ながら。エルサレムとイスラエル。

一応おさらい。

エルサレムは中東の都市。
イスラエルは建国後、1950年にエルサレムを首都と宣言しています。

しかしながら、もともと、世界の国々はエルサレムの占領に反対であったためエルサレムを首都と認めるのは少数派で国連などはエルサレムではなくテルアビブを首都と見做してきました。

また1967年の第三次中東戦争(いわゆる6日間戦争)でヨルダンから東エルサレムを占領すると、エルサレム首都を認めていた少数の国々も抗議の意思を込めてエルサレムにおいていた大使館などをテルアビブに移すなど、、エルサレムを首都と認めている国は皆無です。
(イスラエルは占領した東エルサレムを含めた「統一エルサレム」を含めたエルサレムを永久の首都と宣言。つまりパレスチナ国家も認めないにつながっていくわけです)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、イスラエルなどのロビー活動により、1995年、アメリカ議会は「エルサレムを首都と宣言したイスラエルの主張を認めてアメリカ大使館をエルサレムに移すべき」という法律を可決成立します。

しかしながらこれをやってしまうと親米のアラブ国家もアメリカに反発することを恐れた(当然ですな)歴代アメリカ大統領は、半年ごとにその法律の失効を凍結し先送りしてきました。これが今までの現状だったわけです。

トランプ大統領は公約として在イスラエル大使館をエルサレムに移すと公約しており(為念、トランプ大統領の娘婿クシュナー顧問はユダヤ系)、この先送りをせずにエルサレム移転をすすめるように支持したというわけ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エルサレムを首都と認める、ということはパレスチナの現状固定、もしくはイスラエルの占領を合法であると認める結果につながります。だからこそ中東の反発は大きいでしょう。

わかっていてなぜそんなことを???とも思いますがユダヤの悲願を叶える一助になったと言うことは間違いなく、逆にアラブ陣営の強い怒りに油を注いだといえるでしょう。

0 件のコメント: