2017年12月21日木曜日

トムソン

リンク先の五郎さんもツイッターで取り上げてたけど、トムソンがリーマンショック以来の高値に入ろうとしてる。

 
30年分の月足。クリックで拡大。
 
トムソンはもともと「相場師」としても知られる、故寺町さんが創業したメーカー。そもそもはニードルベアリングで知られたメーカーでした。が、寺町さんは趣味の相場で大穴を開けてトムソンを手放したと言われています(諸説あり)
その後寺町さんは一度相場から足を洗い、一念発起してTHKを創立し再び上場するというハナレ業を起こすのですが。。(一人で2回も上場企業を一から起こした人は日本では珍しいのでは)
相場師としての寺町さんの評価は別れるかもですが、技術者、経営者としての能力はずば抜けていたということでしょうか。
同じ人が作ったということで、THKとトムソンの業態は非常によく似ています。資本関係とかは当然全くないライバル会社ですけどね。
 
新天地が好きな銘柄の一つです。自己売買やってた時、ITバブルでお世話になりました。リーマンショック以来、鳴かず飛ばずだったんですが・・・。

ここは例えば直動装置と言って、機械をスライドさせるような部品なんかとかも作ってるところ。
半導体製造装置とか、工作機械を作るのに必要なものを作ってると言えばわかりやすいか。
例えばステッパーの台座が精密に移動しながらウエハーに一個一個回路を転写していく、そのときに縦横のガイドや動くモーター部分。これを一体で作っています。

シリコンウエハーを台座に乗せて、その台座を順々にずらしながら、光学的に電子回路を書き込む装置。この時台座を支えて縦横に動かす部分。そんな所とかをトムソンは作ってます。

ステッパー向けは当たり前ですが寸分のガタも許されませんよね。何ミクロンとかそれ以下の精度の世界。さらに相当の重さ、負荷もかかっています、これを支えられる堅牢さも必要と。
あるいは産業機械向けではかなりの重さも支える必要ある。そういうニーズにも応えられるメーカーです。また、自動車業界(製造装置としてだけでなく、最終製品向けに)にもつながりが深いです。

なんでこの半導体相場とか省力化ロボット化相場の中で株価が「底値圏」で放置されてたのというと、空前の受注残を抱えながら、会社の基幹システムの入れ替えに失敗したり受注残をこなせていなかった機会損失があったから。一言で言えば「やっちまってた」わけです。

これがどうやらようやく解消されるようだ、ってな見方が広がってきたのね。で、底値のレンジをようやく上に放れるんじゃないかと。

レンジを抜けてからの上放れを買いに行くのはチャーチストの鉄則。今回はトリプルボトムからの上放れです。さらに今月は明らかに出来高が増えているのも気になります。
月足で見れば、今月の出来高、あと7営業日残してますが20数年来の水準になってきました。この株にしては珍しいことです。

これでこれから戻り高値を更新していくんなら「誰かこの株に確信もってるやつが一人で買い込んでる」んだと勝手に妄想します。
中小型株ではよくあることですが株集めと株価の動意が同時に起こっているんですね。(妄想ですが。)

僕もこれなら追撃しても、と考え込むところです。
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この株、大型株ではないし、受注も安定しないから問答無用で一方方向に株価が突っ走る傾向があります。なので今の株価なら、全財産を突っ込むような場面ではありません。あくまで「トレンド、モメンタムを買う」ところです。だめなら諦めて降りるしかない。粘っても無駄です。

まあボーナス一回分くらい、ギャンブルだと思って突っ込むなら面白い銘柄かと思います。
ちょっと上級者向きの銘柄。興味を持たれた方は、是非会社のホームページとか四季報とかみてくらはいませ。

「え、こんな株まだ残ってたの?」って思うかもしれません。

ただし、株数抱えて下がりだしたらその時はもう売るところないのでお気をつけてw

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