2017年9月26日火曜日

北朝鮮の守り神になれるか?SA-5ガモン

B1-Bが北朝鮮近海を飛んで挑発を続けています。

 
アメリカは、B-52(とっても旧式)、B-2(ステルス)、B1-B(足は早いが核兵器は積めなくしてある)という三種類の爆撃機を持っていますが、大量に爆弾やミサイルを積めて足が早く精密に爆撃できるB1-Bが北朝鮮には最適と考えているのでしょう。
 
核兵器は積めないものの、バンカ--バスターなど20トンもの精密誘導弾を搭載することができます。居場所さえわかれば、地下に隠れてもすぐさま攻撃できる機体と言えるでしょう
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一方、北朝鮮はこれを撃ち落とすのに、戦闘機を使うのは分が悪い。アメリカ軍は高性能のF-15C戦闘機などを護衛につけており、ミサイルの性能差も歴然としています。湾岸戦争などで見られたように、北朝鮮の戦闘機は離陸するやいなや、いきなり飛んできた空対空ミサイルの餌食になって全滅してしまうでしょう。
 
 
そこで北朝鮮の空の守り神になると思われるのが旧ソ連製の固定式長距離地対空ミサイル、SA-5ガモンです。
 
 
SA-5もガモンも西側(NATO)がつけた名前。鉄のカーテンの向こう側の兵器は謎に包まれ、正式な名前がわからないケースも多々あったため、西側が名前をつける必要があったんですな。
 
余談ですが、NATOがミサイルや飛行機につけるコードネームには法則性があります。地対空ミサイルは「G」で始まる単語。
 
SA-5はアメリカの超高速長距離爆撃機、バルキリー(結局2機しか生産されなかった)等にに対応するために生まれた長距離地対空ミサイルと言われています。1962年にはすでに生産されており、かなり古いミサイルです。
全長は10mと大きめ。補助ブースターを搭載して射程距離を稼いでいます。
 
また、現代では地対空ミサイルも移動式がほとんどですが(攻撃を避けるため)、このSA-5は最後の「固定式」地対空ミサイルと言っていいでしょうね。
 
何と言っても中距離ミサイルでバージョンによるものの射程が150kmから400kmと長いのが長点。一方、固定式のため的になりやすく、古いため性能も落ちる。
そもそも全長10mの大型ミサイルのため機動性は低い。俊敏に動ける戦闘機は苦手。小さな的にも当たりにくい。ステルスな的にも難しい。
結局、主に標的とするのは高いところをのんびり飛んでいる大型爆撃機や給油機、偵察機といったところでしょうね。
 
守りとしてたよりになるかというとあんまり頼りにはならないけど、敵としては一応その射程圏内に入るには躊躇してしまう、そんな兵器といえるかもしれません。
 
余談2
2001年にウクライナがシベリア航空の民間ジェット機を誤射したのもこのSA-5と言われています。ジエット旅客機みたいな大きくてゆっくり飛ぶ大きな機体は得意というわけでつ。
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いざ実戦となったら、真っ先にミサイル攻撃や空爆の目標になる割に合わない部隊の一つw
しかもこのミサイル、自衛の役にはたちません。大型ミサイルで、近距離の戦闘攻撃機には近すぎて当てられないのですw
 
撃った瞬間に反撃される可能性も高いし。。。すでに実戦配備している場所は偵察衛星でバレバレだし。
 
ガモンなお話でした。
 

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