2017年9月25日月曜日

電気なブレーキ

モーターってのは発電機でもあります。

フレミングの左手の法則とかあるわけですが、電気を流せばモーターが回る。
逆にモーターを回せば電気が生み出される。「回生ブレーキ」と言われる仕組みでハイブリッド車や電気自動車は運動エネルギーから電気エネルギーを回収し、燃費を向上させています。
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ラジコンカーも電気で動く車はこうやって「ブレーキ」を使っています。

いまはラジコンはこういう形のプロポ(操縦機)が主流なんですが、このトリガー部分を引くと、アクセルオン、押すとバック、あるいはブレーキって言う仕組み。(設定で何もしないとブレーキが掛かるように、とかも出来る。後述)

上がプロポ(操縦機)。下の段、右がアンプ。此処にバッテリーをとブラシレスモーターをつなぎラジコンカーを動かします。その横がサーボモーター。フロントのステアリングリンゲージにつなぎハンドルを担当します。更にその右が受信機かな。ここで送信機からの電波を受信する。いまは無線ランの技術が使われており、昔よりもより多くの台数の車を同時に走らせることができます。


電動ラジコンには普通機械的なブレーキは付いていません。

リアアクスルはモーターと直結。

そのモーターとアンプのやり取りでモーターに電気抵抗をかけ、電気的に減速できるのです。逆にモーターからは電気を取り出しバッテリーに「充電」します。

モーターとコントロールする「アンプ」との電気のやり取りで、モーターをあたかも発電機にしてブレーキをかけることが出来る。この辺の技術はFET素子の登場もあり、20年ほど前に飛躍的に向上しました。結構コントロールしやすいのです。
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日産の新型リーフは、ブレーキペダルを踏まなくても、アクセルを離すだけで回生ブレーキを働かせることでワンペダルで制動することができるそうです。
もこれ、ラジコンカーの世界では20年前からあった制御。実は目新らしくはありません。画期的なのは、回生ブレーキだけでなく、機械式のブレーキと協調作動させているところでしょうね。
この辺のノウハウはハイブリッド車で先行するトヨタや、電気自動車作ってきた日産や三菱自動車の得意分野でしょう。他の会社はここで結構苦労すると思いますね。

新天地的には、電動ラジコンカーがそうであるように「ディスクブレーキ」のような物理的なブレーキは消えていく、と思ってるんですが、そのへんはどうなんでしょうねえ?????。
残ったとしても今までみたいな容量は必要ないわけで。売上は落ちていくんだと思っています。

逆に、当たり前だけど、複雑な「モーター制御」を可能にするメーカーには莫大な売上と利益をもたらすでしょうね。駆動もブレーキも司るサプライヤの登場というわけです。

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