2017年7月12日水曜日

一口馬主とは???

さて、話は少し変わります。俗に一口馬主と言って日本独特のクラブ会員制度もあります。(これ、日本生まれの制度です。競馬の「民主化」といってもいいかもしれませんね )。「クラブ」が会員を募って数万円から100万円とかのお金を出してもらい、その競走馬が賞金をとってくるとそれをみんなで分配する制度です。(別に飼葉代など諸費用もかかります)

一口「馬主」と言いますが、法律的には馬主とはいいません、日本ではいわゆる競走馬の馬主になるためにはJRAか地方競馬の馬主資格をもってないと競走させることはできません。
本来の意味で「共有馬主」というのは馬主資格を持つ人同士だけで馬を区分所有するケースだけ。

では一口馬主と言うのはなんなのか?
昔は農水省、いまは金融庁の監督のもとで販売される「商品ファンド」なのです。(金融庁に所轄が映ったのはまさに金融ビッグバンによる成果の一つです)

「一口馬主」クラブは2つの組織を作る必要があります。

一つが俗に匿名組合です。営業者ある馬を手に入れ、そのある馬について不特定多数から匿名組合契約を結びます。(一口50万円、全部で100口、とか)。匿名組合契約ですから、出資してもその馬の所有権をえるわけではありません。双務契約として、その馬の経費を払うかわりにその馬が稼いできたら契約に従って分配金を受け取る、そういう契約なのです。馬の所有権はあくまで営業者側にあります。(馬主、とはいいますけど馬主ではないわけです。あくまで出資)

二つめは「馬主資格を持つ」クラブ法人です。匿名組合は馬主資格をえることができません。そこで、独立した法人をつくりその法人が馬主資格をJRAから取得するのです。そして匿名組合はクラブ法人に所有する馬を現物出資し、経費などを払います。クラブ法人側は現物出資の見返りとして賞金をえた場合は匿名組合側に賞金の一部を還元。匿名組合は更にそのお金を匿名組合契約を結んだ出資者に契約に基づいて分配するのです。


匿名組合、馬主であるクラブ法人共に第二種金融商品取引業者(ファンド業者ですな)の登録が必要です。
金融庁の審査もあるし、当然何年かに一回金融庁から審査が来ます。
またいわゆる自主規制機関である第二種金融商品取引業協会から、監査や指導が行われます。

もしも興味がある方は「お金は全部なくなるもの」と思って参加くださいませ。
僕も一口のさらに半分を同僚と所有したことがあります。

確かに楽しい。でも数10万円消えていったw
土曜の朝の未勝利戦とかが「待ちに待ったメインレース」になる感覚は新鮮です。
またなかなか勝てなかったので500万したクラスのうまが超エリートに見えたりしますw

芝で走ってたのにダートに変わると左遷された気分になり、福島競馬場が主戦場になって応援もいけなくなり(´・ω・`)
いろんな喜怒哀楽が味わえるのは間違いないんですけどね。。。。
ちょと高いお遊びではありました。

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