2017年6月29日木曜日

フロント「ガラス」じゃなくても良くなります

日本の場合、公道を走る自動車には「保安基準」という縛りがあります。
原則としてこの保安基準を満たさない車は車検を取得することができません。
(ただし、基準緩和と言って、例外的に事前申請すればみとめられるこうもくもあります。一部のトレーラーが保安基準を上回る寸法や重量なのに車検が取れるのは、この基準緩和を受けているから)

6月22日にはドラレコ(一部または全部)を直接フロントガラスにつけることが「容認」されるなど、時代に合わせて変化しています
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さて、いままで日本の保安基準では、「フロントガラス」はガラスだけだったんですけど7月1日からポリカーボネイトなんか(樹脂ですね)もオッケーになります。(ただし耐摩耗性の基準あり)
今まで、フェラーリのF40やトヨタの86のスペシャルバージョンみたいにリアウインドウをポリカで作るのは容認されてきたんですが、フロントウインドウはNGでした。(その他、サンルーフにも認められてきた)

しかし今後はこの縛りがなくなります。
コストはかかるものの「ガラスより軽量でガラスより強度がある」ポリカはすでに存在するので今後高性能モデルや高価格モデルにはこのポリカの「フロントウインドウ」が増えていくと新天地は予想しています。
鉄がプラスチックに変わっていくように、重いガラスもポリカに変えることで軽量化が図れるからです。
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この分野では帝人が先に進みます重さはガラス製の半分。問題になるのがポリカーボネイトの「耐摩耗性」なのですが帝人保護層をつくる新技術でこれを改善。
また、フロントウインドウ自体に強度を持たすことで、ウインドウ周りの鉄枠が不要になる設計のようです。

トミーカイラZZという「電動スポーツカー」が世界初の採用に成るよう。高額な軽量スポーツカーだけにその恩恵を考えれば少々のコストアップは目をつぶって、性能向上や話題性を狙っているんでしょう。

まずは高性能のオープンカーなどから採用され、いずれガラスに取って代わると新天地は考えています。まだ、ものすごく小さな動きですがガラスメーカーにとっては無視できない動き。
そして帝人など樹脂メーカーにとっては小さくない
第一歩です。

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