2017年5月1日月曜日

馬の強みを余すことなく引き出した「ユタカマジック」。天皇賞制す。

天皇賞は武豊のキタサンブラックが連覇。長い歴史の中でも連覇を果たした馬は史上4頭だけ。
(といっても1980年までは天皇賞は一度勝つと、出走権が失われた。一つには「天皇賞」を勝つほどの馬ならそこで引退して種牡馬になってね、という思想と、天皇賞に勝った馬が次負けると天皇賞に傷がつく的なちょっとおかしな考えもあった)

とは言え、フェノーメノはともかく(失礼)、メジロマックイーンやテイエムオペラオーの名前を聞けば天皇賞連覇の価値も上がるでしょう。
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さて、天皇賞、レースはヤマカツライデンの玉砕覚悟の大逃げでスタート。武豊は躊躇なく二番手を選択。大きく離れた二番手とはいえ、キタサンブラック自体「無謀とも思える」ハイラップを刻み続けた。普通ならラップを落として息をいれてスタミナを温存したいところだが、そこで差を詰められることを嫌った武豊は「キタサンブラックなら持つ」と判断してギリギリのペースで走り続けた。

結局、キタサンブラックをマークして追走した馬も同じハイラップで追走続けざるを得なくなり、最後の足比べで差し切ることができなかった。おかしいおかしいと思いながら追っかけるも逆にスタミナを消耗したのが後続馬といえるかもしれん。
武騎手のキタサンブラックの心肺能力のは把握具合、そして「足が止まらない」限界までのギリギリでのハイラップ、馬の邪魔をしない騎乗。まさに武豊の集大成とも言えるようなレースではなかったか。JRAレコードで走り抜けられたら、後続の差し馬には「ノーチャンス」だったろう。


ディープインパクトのときのような派手さはなかったが、むしろあのときよりも武豊騎手の騎乗技術が炸裂した、そんな印象のレースでした

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