2017年1月21日土曜日

世界最長の吊橋はどっちが作る?伊藤忠、IHI VS 大林産業、SKグループ。日韓自尊心対決の行方は???

世界最長の吊橋は日本にある明石海峡大橋だそうな。また主塔間の距離(スパン)が1991mとこれも世界最長。これがどれくらいキチガイかというと、世界第二位のスパンの吊橋が西候門大橋(中国)で1650m。頭1個抜け出して長いんですな。



しかし、トルコはダーダネルス海峡に国家の威信をかけて世界最長級の吊橋をかけることにしています。そのスパンは明石海峡大橋を超える2023m。名前を1915チャナッカレ大橋といいます。
二車線と三車線の高速道路と単線の鉄道をもつ併用橋。
アジアとヨーロッパを結ぶバリシケール高速道路は7000億円かけて350kmの距離をつくります。
そのうち4000億円ほどをかけてこの世界最大級の吊橋をかけようというわけです。

1915チャナッカレとは、チャナッカレの戦いに由来します。
この橋は「ダーダネルス海峡」に作られるのですが、第一次世界大戦時、1915年にイギリスなどがオスマントルコに攻めてきた際、ガリポリ半島においてこれを打ち破ったのです。

大学入試の世界史では「ガリポリの戦い」として覚えておかないと行けないイベントですがトルコでは「チャナッカレの戦い」と言うんだそうです。
これにちなんで1915チャナッカレ大橋とつけるんですな。

さらに、「2023m」にも意味があります。
もちろん、世界で初めて2000m超のスパンを実現し「世界最長スパン」を実現するとともに、2023年の完成を目指します。
2023年はトルコ政府にとっては建国100周年にあたる記念すべき年でもある。
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またチャナッカレ大橋が完成するとマルマラ海を一周する環状高速道路網が完成することになり、tトルコにとっては陸運による経済活動の活発化も期待されるところです。
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日本側は何度も首相自ら売り込みを図っており受注を目指します。
特に今回は、建設後の高速道路運営も契約に含まれており高い収益が見込まれるので力が入ります。

一方、韓国ももともと第三ボスポラス海峡など、トルコのインフラ整備に実績があり「後からやってきた」日本には負けられない所。韓国国内にある「世界第5位」のスパン長の「李舜臣大橋」(スパン長1545m)を建設した大林産業を中心にSKグループがコンソーシアムを組みます。

日本は首相を中心に「トップセールス」を行うほか手厚い資金調達力で受注を取りたい。
韓国はいままでランドマークを建設してきた実績をアピールして受注を取りたい。

また韓国建設業界にとっては8割がた受注を固めていたトルコの原子力発電所を安倍総理大臣のトップセールスで大逆転で取られた雪辱戦でもあります。(そもそも安倍首相のトップセールスは韓国の李明博大統領にトップセールスでUAE原発を逆転負けで取られた苦い経験によるもの)

4000億円の事業費を取り合う仁義なき戦いが行われようとしています(*^^*)


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