2017年1月27日金曜日

数増やしすぎた結果???

弁理士という資格があります。

特許や商標など知的財産とか言われるものを扱うお仕事。
昔は超難関でした。姉語る。

姉が合格したときは年間100人くらいしか合格なかったそうな。


そんな弁理士ですがいまは試験の難易度が大きく下げられ合格者数が増えたそうです。
もちろん「知的財産の重要性は増すから、弁理士も増やすべき」という行政の政策判断もあったでしょう。

昔は合格者数が5%以下(しかも母集団は相当勉強している強者揃いの中でです。主婦とかも気楽に受ける行政書士とかとは違います)だったのが今は6~10%くらい。正直、僕でも受かるんとちゃうか?とか思わないでもない。(新天地注。行政書士受かってると少しだけ有利)

結果どういうことがおきたか?

弁護士もそうですが数を増やした結果「収入が激減」する人も出てきた、と言う話なのです。

平成17年には6500人だった弁理士ですが、合格者数を増やしたことで平成25年には10000人を突破してしまいました。こうなると「全然ありがたみないw」

姉のように一般企業に就職していれば影響は無いのでしょうが、新たに事務所を構える人にはなかなかハードルが高い。従兄弟のようにもともと大手企業のクライアントをもってて、例えば自動車ならあそこ、なんて得意分野があればさておき、そうでないと・・・・

結果何が起こるか?弁理士資格をもっていても廃業する、という人が出てくるわけです。
登録料は年間何万円もかかります(新天地追記。月額15000円だそうです。弁護士の3分の一、行政書士の倍、といった所)。それを払って登録を維持しておく価値がない、と
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話は変わります。

PPAPなどの商標を片っ端から出願している人が話題になってますね。これ、僕も知ってました。
なんでかって言うと、出願者は「元弁理士」ということで、知ってる人は知ってるという業界でもそこそこ知られた話というわけ。

(特許庁も注意喚起のリリースを出してます)

普通、商標を出願すると出願料だけで1件1万いくらかかかるし、弁理士に頼めば手数料で何十万とかかるケースもあるでしょう。
くだんの出願者は元弁理士ですから商標登録ならお手の物。数をたくさん出して登録して、あわよくば欲しい人に売ろう、そういう商売を見出したんでしょうね
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片っ端から商標を出して全部登録できるかというとそうでもありません。
姉が言ってたと思うんだけど、AAAからZZZまでアルファベットの組み合わせ三文字を大量に出願したら「駄目」だったというような話を聞いたことがあります。

ただちゃんとした言葉だったら認めざるを得ないかも(一般名称は元論駄目ですが)

問題はくだんのPPAPを出願した男性、あまりにも大量に出願する(日本の出願の数%を占めるとかw)あるいは国に払う出願料を滞納してるとか(未確認)

もちろん、資格とその人の道義性をは全く関係ありません。
しかし、政策的にもっと弁理士の数をコントロールしておけば、食いっぱぐれた「先生」がこういう行動に出ることもなかったんでは???

少し政策判断のミスを感じないこともありません。
弁護士も弁理士もついでに行政書士も。。。

数多すぎるんだ。多分

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