2017年1月21日土曜日

おまけ。軍事オタクとしての豆知識「ガリポリの戦い」

ガリポリの戦いは第一次世界大戦の中でおきた非常に重要な戦闘です。

1史上初の上陸戦闘であり、海軍と陸軍が協調して行った初の近代戦である。
2戦争すればいつも負け、のトルコが近代史で初めて奮戦した戦いであった。この戦いで世に出たムスタファ・ケマルは後にトルコ共和国を建国し国民の父と呼ばれトルコの欧化政策をすすめることになる。
3オーストラリア、ニュージーランドは史上初めて遠征軍として軍隊を送った。
しかし激烈な戦争で多くの犠牲者を出したこの戦いはオーストラリアとニュージーランドの国家のあり方にも多大な影響を与えた
4結果的に失敗に終わったこの戦争には、後のイギリス宰相チャーチルが大佐として作戦を立案していたという背景がある。戦争の責任を取らされたチャーチルは雌伏の時代を過ごさざるを得なくなる。
5歩兵や車両を「上陸させる」ための艦艇が必要だというのがこの戦いの大きな戦訓であった。人を載せて海岸に上陸する上陸艇やそれを搭載する船、または強襲揚陸艦と呼ばれる船がその後生まれることになる。史上初の「上陸戦闘」としてエポックメイキングな戦いでもあった。

参考、揚陸艇。


テストには出ないけど、これくらいは頭に入れておきましょうね。

おまけのおまけ
ムスタファ・ケマルは最初、「遊軍」(主力じゃないけど、手薄なところを手伝いに行く戦力)の指揮官でした。しかし、空白地帯であったアナファルタラルに急行して上陸してきたオーストラリア、NZ軍の進撃を止めるなど奮戦。
英雄として軍のトップまで上り詰めるのです。
そして敗戦後の混乱の中、トルコ革命を起こし自らが大統領になります。
軍人が政治家になる「最後の世代」の英雄と言ってもいいかもしれませんね。

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