2017年1月23日月曜日

韓国憲法裁判所長官の「意地」46日間休み無し。

韓国では憲法裁判所で朴大統領の弾劾裁判が行われています。

憲法裁判所の裁判官は9人。そのうち三分の二以上の弾劾可の意見が出れば弾劾が成立。逆に言えば三分の一の3人弾劾不可と言っても弾劾は成立してしまいます。

ところで。裁判官が減った場合はどうでしょう?
一人欠員が出ると、裁判官は8人に。この場合、三人が弾劾不可(のこり5人が可)というと弾劾は成立しません。大きな問題です。
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さて、このタイミングで憲法裁判所所長のパクハンチョル裁判官の任期が切れるのです。任期は今月31日いっぱい、24時。つまり31日までに評決が出るなら、9人で評決がなされますし、2月以降なら8人で評決。(最高裁の判事は大統領が決めるんで、おそらく欠員が出ても新しく決めるのは今の政治状況じゃあムリ。新天地注、韓国の憲法裁判所判事は大統領が3人、国会が3人、大法院が3人を指名する。パクハンチョル裁判官は大統領枠)

そしてパクハンチョル裁判長は46日間、土日も正月も休まずに憲法裁に出勤している事が明らかになりました。パク裁判官としては一日も早く判決を出すこと、そして出来るならば自らも判決に参加したいという並々ならぬ意気込みで審理に当たっているといいます。まさに法曹の鏡というか、「自身最後のお勤め」に身を削ってでも、という意気込みを感じます。こういうふうに働いてみたいものですな。
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さて。普通に考えれば月末までに判決を出すのはかなり難しい面もあります。しかしながら、余分な聴取を除いて、すでに聴取が終わっている人間の証言や証拠などで「充分に判決を出せる」というならパク裁判長の在任中に判決が出ることも可能なのかもしれません。

ウルトラCとして、25日に尋問を打ち切り。そして31日に最終弁論を開き、その日の内に評議と評決を行う、という日程が一部で噂されます。

31日中に評決さえおこなば、その宣告が2月以降になっても31日までは裁判長は任期中ですからその宣告は9人でなされた評決が宣告されることになります。46日間、一日も休みなく出勤するパク裁判長の「意地」は判決に載ってくるのか?

大昔法曹になりたいなあ、と思った新天地の興味深い点でもあります。

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