2016年11月8日火曜日

新型ノート発売で日産の国内販売はもち直せるか。

日産は小型車ノートをメジャーアップデート。従来型に加えて「電気モーターのみで走る、でも充電ではなくてガソリン給油」な新型を投入してきた。


(フロントグリルがいわゆる「日産顔」に変更になってます)
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トヨタがアクア、ホンダはフィットハイブリッドを持っていたが、日産はBセグメントの「ハイブリッド」や高性能ディーゼルを持っていなかった。そこでノートにEパワーという名の「ハイブリッド」を投入したと言うわけ。

新聞等で報道されているとおり、この「ハイブリッド」(日産はハイブリッドと言う言葉を使いたがらない)は簡単に言うと、電気自動車の充電池部分を小さくして(その分安くなる)代わりにガソリンエンジンを積んでガソリンエンジンで発電しながら走るというもの。

一旦エンジンで発電してそれを使ってモーターを回すんじゃ二度手間でロスが出るんじゃない?とも思われる。しかしここに秘密がある。
ふつうの自動車用のエンジンはゼロ回転から4000rpm~8000rpmなんていう幅広い回転数で使われる。その間アクセルで回転数の上下動とかさせられる。こういう幅広い条件に対応するエンジンは必ずしも究極の熱効率は達成できないのだ。

逆に、ある一定の回転数(例えば毎分2000回転とか)に於いてだけ使用する「発電機」としてエンジンを設計すると、とても高い熱効率のエンジンが作れる、というわけ。いわば一芸に秀でたエンジン。(例えばその発電用に特化したエンジンを普通の自動車に積んだら「加速しない」とかそんなクソエンジンということになるだろう)

ある一定の回転数だけで使用する、回転数の上下動(アクセルのオンオフで回転数を上げ下げする)をしなくていいぶん、熱効率を追求できるというわけ。

さらに発電エンジンと駆動用モーター間に二次電池を使うことで減速時には回生ブレーキ(モーターを発電機として使用する)で電気を回収することもできる。たとえガソリンで発電してモーターを回すロス、更にはモーターと電池を積むことによる重量増(百数十キログラム)があったとしても大幅な燃費向上ができるというわけ

また「モーターだけで駆動する」事により時速100キロ以下においてはトルクを活かした活発な走りが期待できる。トヨタ型のパラレルハイブリッドは、性能が上がっているとは言え時速60キロ位からの中間加速では、停止していたエンジンが始動してから加速にはいるまでどうしてもレスポンスに遅れが出る。

しかしノート型のハイブリッド(モーターだけの駆動力なので常に瞬時に最高トルクが出せる)はこのあたりの加速が最も得意だろう。乗り比べると「こっちの方がいい」と思う人も多いのではないか。

もっとも時速100キロをこえるような場面ではどうしてもモーターの回転力に「頭打ち感」が強くなるでしょうけど。高速道路をいつも長距離走るような人はデミオなどのディーゼルエンジンがいいのかもね。
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いぜん我が家もノートユーザーだったのだが、乗り心地を除けばかなりパーフェクトな車だった。
これで燃費が良くなった上に、eパワーのノートは重量増に合わせて専用のセッテングになって乗り心地も良くなったという。値段的にもアクアとガチンコ。
デザインさえ気に入ればかなりのオススメ。問題は日産の国内販売の目玉が年末から来年中盤までこの車くらいしか数量を売れる車がないことでしょうね。これが売れないと相当苦しくなるなあ


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