2016年11月26日土曜日

日程をにらみながら・・・

韓国の政局は、野党が共同して提出を目論む「大統領弾劾訴追」に重点が移りつつあります。

まえもかいたように、韓国の国会は一院制定数300。

弾劾決議は過半数の賛成によって上程され、48時間以降72時間以内に行われる投票において、定数の三分のニ以上の賛成によって成立します。

野党系議員が172、よって野党系議員が全員賛成したとすれば与党のなかから28人以上の「造反」議員が賛成に回れば弾劾訴追が成立。
そして憲法裁判所(定数は9人の裁判官)のうち三分のニ以上が弾劾を可と認めれば弾劾が成立します。
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さて、日程に思惑が移ります。

国会の会期末が12月9日。とりあえず9日がタイムリミットかな。早ければ2日にも提出したい。

しかし、何でもかんでも訴追すればいいわけではありません。
きちんとした訴状を作らなければ憲法裁判所も弾劾を認めるわけではないからです。
たとえ違法行為があったとしても、「それが大統領職を弾劾されるに値する」かどうかで結論が変わるからです。

故盧武鉉元大統領も弾劾裁判で「憲法違反」が認定されましたが、それが弾劾するほどではない、と判断されて大統領職にとどまった前例があります。

また、訴追についてあとから追加することは出来ません。一度弾劾を開始するとあとから、これもあれもとは追加できないんです。
したがって「弾劾裁判で争われるほどの蓋然性がある事実、かつ弾劾に当たるほど重大な事」をきちんと盛り込んだ法律的な訴状をタイムリミットまでにきちんと作る作業も必要なんです。
今多分野党側の弁護士なり法曹出身議員たちが徹夜で訴状をあーでもないこーでもないと言いながらねってるんでしょう。(これでまともな訴状が出来なければ大恥だからw)
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弾劾裁判が始まると憲法裁判所は170日以内に判決を出さないといけない。
ことの性質上、こちらも170日より大幅に短い時間で判決を出してくると思われます。。
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さて

大統領が
弾劾されたり、あるいは辞任したとすると、問題になってくるのは「次期大統領」ということになります。大統領が欠けると60日以内に選挙が行われるということに。

野党は同床異夢です。
野党三党の党首がそれぞれ立候補を考えるでしょう

一方与党セヌリ党には有力な候補者がいません。
その為一般的には、潘基文国連事務総長を担ぐと思われています。
しかしながら彼は現職の事務総長で来年1月まで任期が残っています。
これが問題なのです。

というのも現職の国連職員はあらゆる政治活動を禁止されます。
潘基文は来年の2月からしか政治活動が出来ないのです(公然と色気をだしてますけどあくまで非公式です)。

野党側としては一刻も早くパク大統領を引きずり下ろして早期の(来年春くらいの)大統領選挙に持ち込みたい。そして分裂含みの与党セヌリ党は、潘基文体制をかためて、主流派中心に選挙を戦って与党のざを守りたい。

また与党の中でも「非パク」と言われる人たちはここで党を割って政界再編を目指すかもしれませんね。
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辞めるに辞めれないパク大統領ですが法務長官が辞意を示したようにもはや政権運営が不可能になりつつあります。

K国の政局はますます混迷をふかめていくようです

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