2016年11月25日金曜日

ネズミは沈む船から逃げ出す

朴大統領は辞める気がないようですが、沈みゆく船からはどんどん逃げ出す人が相次いでいます。

そもそもここ数年、韓国の検察は朴大統領の犬でした

もともとは検察にも骨のある人材がいたのですが、現与党の選挙違反摘発に絡んで摘発を指揮した人間たちがあからさまに左遷されると検察は朴大統領に帰順します。

産経新聞の中の人が名誉毀損で起訴されたのも、検察が大統領府のご機嫌を取ろうとしてやったのは明らかです。認めないでしょうけれど。
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その検察が、今回の事件では「手ぬるい」と言われながらも捜査を行い大統領を名指しで「共同正犯」と起訴状に書きました。「憲法上逮捕できないけど、大統領は容疑者」とたからかに宣言したわけです。いままでの「大統領府の犬」と言われていた時から比べれば大きな変化。

もちろん、検察内部にも心ある人はいたでしょう。ここぞとばかり頑張ったという可能性はあります。今まで忸怩たる思いをしてきてその反動で頑張った面もあるでしょう。

ただ韓国ウォッチャーとしては「もう、この政権に尻尾振ったところで、政権は長くは持たない」という冷徹な判断が検察上層部に働いたような気がします。
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その検察の上部でもある法務長官(日本の法務大臣に相当)が23日に辞意。

直接の原因は、大統領に対する捜査情報を検察当局が報告しなかったこと(検察当局はここでも完全に大統領府の呪縛を離れたようです)に対する不満のようです。

しかしながら、大統領はもともと捜査に協力すると言っておきながら、取り調べを拒否するなど「もうかばいきれない」という判断が働いたようにも見えます。時を同じくして大統領の法的なアドバイザーでもある青瓦台民情主席補佐官も辞任。こちらは完全に捜査拒否に対する「かばいきれない」でしょうね。
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与党セヌリ党のまえの代表、キムムソンが次期大統領選挙への不出馬を表明してセヌリ党と一線を画す構えを見せると、現在は落選中ながら古参であるチョン・ドゥオン元議員などが離党を表明。離党の動きが現職の国会議員に広がる可能性も指摘されます。

ここまで来ても辞めない大統領、すごいよなあ。

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