2016年7月8日金曜日

UMNファーマ4585,暴騰か暴落か

新天地、UMNファーマを持ってます。って言っても最近株数めっきり減らしてまして、この株も少しだけ。この株自体、「普通なら買ってはいけない」株です。現金に困っていわゆるムービングストライクな増資を行いました。いまその売りがガンガン出てきてて株価はズルズル下ってます。みんなその売りが出てくるから怖くて買えないのです。あまつさえ、どっかの会社からは空売りも食らっているようです。
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UMNファーマはもともと創薬ベンチャーでしたが、いまは「製薬会社」になっています。IHIと組んで大型生産設備を構えたからです(商品をアステラスが買ってくれる予定)。この設備投資が重くのしかかる。作りたい製品があるのにまだ認可が降りないw資金に困って禁断の増資に踏み切りました。株価は下がる。ずるずるずる。

この工場は、後述するワクチンあと後発薬の製造なども考えており、軌道に乗れば売上100億円というなかなかの工場です。
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岐阜県内に100億円をかけて作られた工場。約半々でIHIとUMNが出資。つまりUMNファーマは50億円かけて作った工場が動かせなくて泣いているわけです。このままでは資金ショートで潰れてしまうwいわゆる「継続前提に重要事象。 」という会社になっています。

じゃあ何を作ろうとしているのか?ごぞんじの方もいると思いますがワクチン、特にインフルエンザワクチンになります。え?そんなもん昔から誰でも作ってる?デンカとか有名ですよね。(新天地は一瞬デンカの子会社でバイトしたこと有る(生活に困ってるなあw)

一般的にインフルエンザワクチンといえば鶏卵から作ります。これ、正確に言うと「おやどり」を無菌状態でひなから育てる事から始めます。大元の鶏が汚染されていると大変なことになりかねないですからね。オスとメスを厳重な管理のもと育て、そこから有精卵を作ります。ここでようやくウイルス製造を始めることが出来ます。この間約半年!この玉子はそこから約半年ウイルス製造のために使えるようです。

この玉子の尿膜腔内にインフルエンザウイルス株を注入し3日かけて培養。液を取り出して精製、0不活性化しようやくワクチンができる、と。パンデミックで新しいワクチン大量生産!って思っても半年かかってしまうわけです。
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これに対し、IHIとUMNファーマの工場で作るワクチン(最終製品はアステラスが製造販売)はウイルスの遺伝子情報を昆虫細胞に注入して培養するという画期的な方法を用います。「大量生産しよう」とゴーを出してから二ヶ月で最終製品が作れます。より機動的にワクチン生産ができるというわけです。

更には鶏卵法と違ってウイルスそのものを使うわけでもありません。遺伝情報を抜き取り、バキュロウイルスといういわば「乗り物」のようなウイルスをつかって昆虫細胞に入れます。これを増殖させることで人間の免疫系に働きかけ、かつ無害のワクチンをつくることができるというわけです。

将来、めちゃめちゃ病原性の有る新型インフルエンザが現れた時でも比較的安全に培養できることもメリットの一つでしょう。(鶏卵法ではウイルスをそのまま使うのでその扱いも大変)
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じゃなんでそんな画期的な技術なのに会社が潰れる勢いで株さがてるかって?
肝心の日本の国の承認が降りてない。2013年の計画では2015年にも生産開始だったんです。その許可が2016年7月7日現在おりず。こうして100億(の半分の50億円)の投資が「凍死」になっているのが現状。
我慢できずにカネに困って行使価格が変動する増資を受けたと。約30億円。
株は希薄化するし、引き受けてはどんどん売ってくるんで受給も大幅悪化。ズルズル陰線が並ぶのはそういうわけ。さらには足元もみられて「空売り」してくる奴まで出てきましたw

しかしワクチン製造さえ承認されれば年数億円からもっともっとな利益が上がることも予想できるわけです。
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今日8日はなんたら審議会があるとかないとか。

承認されたらばくとうするかもわかりません。上がったら、増資引き受けた奴が全部売ってくるけどねw(ストップ高を買ったりしないようにw)

逆に承認されないと暴落したりしてw
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ちなみに岐阜県の工場ではちょっと前に大々的に求人募集してたけどいまは求人してないとか。

すでに人が集まったのか、集める必要がなくなったのか(こえー)


どっちでしょうね。

本当に承認されて、さらに順調に売り上げ伸びるなら(海外にワクチンを売ることだって夢じゃない)株価は5000円位行っても文句のないところか。そんなには大きな会社ではないので出来高が増えてくれば行き過ぎて大台替わりも「ありえる」でしょう。
一方で認可がまるで駄目なら紙くずになる可能性も。


ハイリスクハイリターン。夢のある会社ではあります。

ただしくれぐれも30億分の増資の売りがまだ続くこと、承認されなければ潰れる可能性のある銘柄であることはお忘れなく。
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会社を評価するならUMNの今の社長はトイザらス上場を成功させた実務家であること。その統治力は高く評価されている人です。
新天地の「人で買う」理論から行けば買いでしょう。

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