2016年6月11日土曜日

今更ながら。イギリスのEU離脱問題(ブレキジット)って何?

さすがに株をやっている人なら、イギリスがEUを離脱するしないでもめているのは知っていると思います。ただ、なんで?いつ?ってのはあんまり知られていない面もあるでしょう。テレビではネタになっていない感もあるし。(誰それが不倫したとか舛添やめろ、より数倍報道すべきと思うんだが)

現地ではこの問題を「ブレキジット」と表現するようです。ブリテン(英国)がイクジット(退出)するを合成してブレキジット。そもそもイギリスはなんでEUをでてくと言い出したか。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イギリスはもともと法体系が「英米法」と言われるように「大陸法」と呼ばれる他のヨーロッパ諸国とは違う面があります。経済でも独自の通貨ポンドを維持し、さらにやはり物理的に「陸続きではない」。ヨーロッパの中でも独自の文化圏であるという誇りもあるでしょう。

何より最近ではイギリスに難民や移民が押し寄せていることも大きい。イギリスは難民、移民
を減らしたいのですが、EUという足かせがあるために自由にこれを「取り締まったり」制限することができない。域内なら移動が自由というEUをの決まりがイギリスに人を集めてしまう。
移民の増加が公共サービスの国民負担を増しているあるいはサービスの質の低下を招いているという不満です、

更には好調なイギリスがほかの低成長の地域の足かせの制限を受けているんではないか?財政負担の問題ですね。
そんな不満も以前からありました。もっと言えばEUの支配を受けずもっと独自性を持ちたい。それにはシガラミであるEUから離脱すべき。

そもそもEUは改革すべきなのに全然改革されない。組織として問題があるんじゃないか?

そんな論調なわけです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなイギリスですが、EUを離脱するか留まるか。国民投票が行われます。

キャメロン首相は昨年の総選挙で「勝つために」、「EUを離脱するかは国民投票で決めよう」ってな公約を打ち出して選挙に勝ちました。更にはこれを「脅しに使って」EUサイドに「移民への福祉サービスの制限」を認めさせ、「ユーロ危機が起きたとしても、イギリスはこれに際して救済措置に一切参加する義務がない」ことを認めさせました。

こうして条件闘争を勝ち取ったことで「ね、だからEUに残留しようよ」というわけです。

国民投票は6月23日に行われます。予想以上にEU離脱派が強く、均衡していると行っていいでしょう。最初は離脱派が劣勢でしたが最近勢いをまし、今週末には残留派を上回った、という声もあります。

イギリスの与党内、というか閣内でも離脱派がおり、次世代の首相候補のロンドン市長さんも「離脱を恐れない」と言う発言をしています。政権側も一枚岩ではないというわけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
離脱すればイギリスにとってはEUの為の支出が減ります。いままで負担になってきた移民コストもカットできるでしょう。

一方で関税の増加でイギリスの他のEU諸国も経済が悪化する可能性が高い。
そもそも移民がイギリス経済のプラスになってきた面もあり、これの影響も読み切れない。

EUサイドにしてみれば経済的信用度も低下するわけで、通貨安から経済不安定になる可能性もある。これをきっかけに世界的な株安の恐れも(ってな不安で週末世界的に株が売られたわけです)

株価の不安定さは続きますね。

0 件のコメント: