2016年6月1日水曜日

今年こそ凱旋門賞はヨーロッパを超えるか?

空前の高レベルと言われた今年のダービー。
結果としてダービーの3強、、世界でも屈指の実力をほこっているといえそうです。


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フランス競馬最大のレースの一つが凱旋門賞。2400m芝コースでおこなわれるこのレースは歴史も長く(1920年から。第一次世界大戦終了で競馬復興の意味もあったんですな)、数多くの名馬がこのレースに出場してきました。せん馬(去勢した馬)には出走権がありません。このレースが優秀な種馬、種牝馬を選定するためのレースという位置づけだからです。特に第二次大戦後に賞金を増額して外国馬に門戸を開いてからその価値は高まりました。

過去の勝ち馬を見ていても、リボーやセントクレスピン、ササフラ、ミルリーフ、サンサン、アレッジド、レインボークエスト、ダンシングブレーブ、トニービン、アーバンシー、モンジュー、バゴなどなど、日本や世界の血統に強い影響力を与えた種馬、あるいは種牝馬が名を連ねます。
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5月11日、凱旋門賞の一時出走登録がありました。日本からはダービー三着までの馬、さらには去年のダービー馬ドゥラメンテ、一昨年のダービー馬ワンアンドオンリーを含む11頭が出走を登録しています。(一時登録でたしか5万ユーロくらいの登録費用を取られます。それくらい格の高いレースなのです。もちろん、出たいだけの弱い馬を排除する目的もありますし、賞金にも当てられます)

更には先月フランスでG1を勝ったエイシンヒカリの武豊騎手が「叶うなら秋にまたフランスに来たい」と凱旋門賞登録を願うような発言をしています。距離不安があるものの(現状では1800mから2000mが守備範囲か)それを払拭するほどの圧勝でした。

凱旋門賞の一時登録は終わりました。エイシンヒカリは一時登録をしていませんがしかし、一時登録をしていない馬でも、10万ユーロを払えば出走登録することができます。
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今年は日本の馬のレベルがとにかく高い。凱旋門賞を勝つには最大のチャンスかもしれません。

というのも、凱旋門賞を行っているフランス最大の競馬場「ロンシャン」が改修中。そのため、今年の凱旋門賞はシャンティー競馬場で行われるのです。

凱旋門賞が行われるロンシャンは芝が深く、走破タイムもかかります。独特の形状で走り慣れていない人馬には不利とも。

しかしシャンティーはエイシンヒカリが圧勝したように、高低差はキツイものの芝がそれほど長くなく、日本のコースに走り慣れた馬でも対応できるようです。
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どれだけの日本の馬が出れるかどうかわかりません。しかし複数の馬がチャレンジできるなら今年は本当にチャンスが大きい。ディープの夢が果たせるかも。。
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一方で

マカヒキの父、ディープインパクトの馬主でもあった金子オーナーはマカヒキのオーナーで一時登録も済ませました。しかし、ディープで凱旋門賞に敗れた際に、その難しさも経験しています。そのため、現状では参戦に消極的とも言われています。お金をかけて凱旋門賞に出るよりも、日本のレースに出たほうがお金になるしね。もっとJRAのサポートがあれば。。。(凱旋門賞に勝つためには、現地に滞在して現地の前哨戦に出走するのが理想的ですがその費用を負担したり滞在先を契約するなどの労力はすべて馬主持ち。巨額の費用や人的負担をロマンだけで片付けるのはなかなか難しい)。

何はともあれ、凱旋門賞は10月2日日曜日出走。「今までヨーロッパ以外の厩舎の馬」が勝ったことがないレース。
日本の馬は三度の二着がありますが(エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーブル)高い高い壁に阻まれてきました、エルコンドルパサーの時はモンジュー、オルフェーブルはトレヴ。歴史的名馬が立ちはだかったのです。

トロフィーが遠く日本にまで渡ることがあるのか。今年は本当に最大のチャンスに思えます。
競馬ファンならずとも注目のレースになります


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