2016年5月7日土曜日

ラニという馬

何度か書きましたが、アメリカの競馬の三冠レース初戦にしてアメリカの競馬最高格のレース、ケンタッキーダービーに今年は日本の厩舎所属馬の「ラニ」が登場します。

ハワイの言葉で空とか天国とか王様のとかのいう意味があるそうな。
お母さんに由来してるなら「天国」というところですかね
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母親は競馬ファンなら知ってるかも、ヘブンリーロマンス。

天皇陛下の御前レースとなった2005年の秋の天皇賞を牝馬ながら制したヘブンリーロマンス。
ヘブンリーロマンスは父サンデーサイレンス、母の父がサドラーズウエルズと20世紀に北米が産んだ最高の種馬と同じく欧州が産んだ最高の種馬の掛け合わせで出来ています。

が、。。。この組み合わせにして何故かダートのほうが走るんです。兄弟たち。
まあサンデーサイレンスはもともとダートで活躍した馬でしたが。。。

オーナーはアメリカはケンタッキーにヘブンリーロマンスを送ります。
そしてアメリカで種付けを行い、アメリカでせいさんされたのがラニというわけです。
ケンタッキーダービーが行われるケンタッキーで生まれた馬。
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オーナーはこの馬が活躍する前からケンタッキーダービーを目指すプランがあったと。
調教師も武豊ジョッキーも強調するのがこの馬の「潜在能力」

武騎手いわく、この馬が本気出したのは前走のUAEダービーのゴール前だけ。
普段は全く能力を見せない、と。
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父親は去年の北米リーディングサイヤーの。母親は天皇賞馬。母の父はサンデーサイレンス、祖母の父サドラーズウェルズ、曾祖母の父がリボー(16戦16勝、主な勝ち鞍凱旋門賞など)。
とにかく勝負根性の塊のような血統です。
普段から吠えてたり、馬っ気を出してみたり。荒削りさも魅力かも。

彼が本気を出せば、日本所属馬が成し得なかったアメリカの「本当の」大レース制覇が見えてきます。

なにせ21年前、武豊がスキーキャプテンでケンタッキーダービーに挑んだ時は惨敗。
その後ケンタッキーダービーにチャレンジする日本の馬は現れませんでした。

種付けをアメリカのトップ種牡馬を選び、ドバイへの海外遠征で勝利してここに駒を進めます。
オーナーと調教師の強い思い、そしてここであえて現地の騎手を選ばず「武豊を持ってきた」心意気。ここで勝つために何年も前からお金と労力をつぎ込んでラニは再び生まれ故郷のケンタッキーに帰ってきました。

「勝つために」。。

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