2016年5月12日木曜日

おまけ。ルネサスエレクトロニクスの人事は買い。と僕は勝手におもってる。

カルソニックカンセイという会社がある。モータースポーツを見る人ならレースでは「カルソニックGTR」とかを走らせているので名前を聞くだろう。モータースポーツでは「日産ワークス」扱いになる。日産向けが8割、空調や計器類を担当とか四季報などには書いてあるね。日産の中核子会社の一つと言ってもいいかもしれん。


リーマン・ショックのあと、カルソニックは倒産するんじゃないかと思うくらい株価が低迷してた。その時にカルソニックを救ったのが、呉文精さん。

自動車業界としては異色の経歴を持つ彼は元興銀マン。2000年当時の金融大合併の時に興銀を退職すると、GEキャピタルジャパンに入社。そしてその関連会社の自動車リース会社の社長になって自動車業界に縁を持つ。このへんで「経営のプロ」として名前がしられるようになったんだそーな。

その手腕に目をつけたのが日産グループだったというわけ。カルソニックの社長に迎え入れられると車分野の知識は素人と言いながら海外生産移管や海外の取引先との取引開拓に成功。「国際化」を見事に成し遂げました。こうして5年で彼は見事にカルソニックカンセイの経営を立て直します。一時期1000円まで株価を戻したのは彼の功績が大きいとも言えるでしょう。


その功績を持って、2013年に日産は本体の役員待遇で呉氏を日産本体に登用することにします。
しかしここで動いたのが日本電産の永野氏でした。

すでに人事が発表されていたのを、スカウトして「後継者含み」で直々に日本電産に迎い入れたのです。
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ところが。永野さんにとっては「思ったほど業績が上がらなかった」のでしょう。結局呉氏は代表取締役副社長まで務めた日本電産を去ることになります。ほんの二年ほどのことでした。

で、彼を社長に迎い入れたのはルネサスエレクトロニクスというわけ。もちろんカルソニック時代にすすめた海外開拓や生産拠点の統廃合などの優れた経営感覚を買ったのでしょう。さらには今後力を入れていく「車載」分野に詳しく、自動車各社にも知古が多い呉氏の人脈も期待できる。

そういえば、売却を検討しているとはいえ、大株主の官民ファンド、産業革新機構のトップを務めるのは、元日産ゴーンの「番頭」志賀社長だったか。この辺のツテでルネサスに来たのかな、とも思います。

呉次期社長がカルソニックでやったことがルネサスで再現されるなら、相当株価上がると思います。ルネサスがこの人事を発表した時から、僕はこの銘柄のチャートを毎日欠かさず見てます。まだ買ってないけどね。
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三菱自動車が迎えるべきは本当は彼のような人材だったんじゃないかな?そんな風に思います。(あるいは産業革新機構の志賀社長みたいな)

もちろん、カリスマ経営者、プロ経営者がいつも成功できるとは限らないですけどね。

マックから行った人の退任や、セコムの会長社長のクビを見ると「経営って難しいなあ」と思ったりもします。

だからこそ、経営低迷してる会社が有能と言われる人を雇った時は、これは?と思うんですけどね僕が持ってるアツギあたりも有能な新社長を迎い入れて欲しい(トホホ)

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