2016年4月21日木曜日

トヨタと三菱の差。たんにトップの差だと思う。体質というけどそれを醸しだすのはトップでしょ。

トヨタは数年前、2010年だっけ、アクセルペダルのリコールで大問題を抱えた。赤字を抱え危機と言っても良かった。

社長がアメリカに渡り議会で三時間の集中砲火を浴びその答弁は賛否がわかれた。
涙した社長には「御曹司の限界」「子供社長」などの批判もあった。

公聴会に参加したあと、モリゾー社長は現地で行われたアメリカトヨタの従業員や販売店関係者200人(彼らはトヨタを応援するデモを行っていた)と交流を持った。
危機を起こした責任者でもあるにもかかわらず、彼らは社長を責めず、一緒に頑張ろうとモリゾー社長を励ましたという。

モリゾー社長は男泣きしたと伝えられる。

自分が従業員たちや販売の人々を守らねば、と思ってアメリカまでやってきたが、実は守られているのは自分だったと。
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そのあとだったか、ラリー・キング・ライブ?に出演したのをすごく覚えている。

リコールについての質問とか続いて、最後の最後の方の質問でこんな質問が飛んだ。

「ところで貴方(モリゾー社長)は普段どんな車に乗ってるんですか?」

一瞬間があって(答えを選んだんだろう)

一瞬、世間体を考えて環境車であるプリウスに乗っています、と答えようとしたが、ほんとうのことを言った。

「色んな(言外に他社を含めて)車に乗ってますよ。車が好きですから」

僕の中でモリゾー社長の好感度がものすごく上がった瞬間だった。
ああ、この人はいい車を作りたいんだな、そのけっかとして儲かることを知ってるんだなと。

実際、アメリカトヨタではこの放送を見て「リコール問題でもうトヨタには乗らないと思ったけど、おまえのところの社長は車が本当に好きなんだな。今後もトヨタを買うよ」ってな反響がいくつも届いたという。
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86が世に出た時、とあるファンイベントにでた社長は、悪乗り?したイベント参加のプロドライバーに86の助手席に乗せられてしまう。ドライバーは社長をのせ、ドーナツターンを決めて大喝采。
社長に「いい車を作りましたねー」ってなことだったんだろう。市販車のママそんなことをできる車はなかなか無いですよと。

おつきの人は真っ青だったろうが(ケガでもされたらね)社長は大喜び。

なんとその後自分も練習を重ね自在にドーナツターンができるまでになったという。(社長特権でトヨタのテストドライバーに教えてもらってるんですな)

車を知らなければ車の社長はできないだろうという矜持。
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一方三菱自動車

この前、次期ハイブリッド車を担当していた責任者が首になってた。
目標値を達成できる見込みが無いからとか。

もちろん、タスクを達成できなければ責任を取るというのが会社だろう。
しかしそのやり方では「達成できない時はズルしよう」という考えがうまれそういう体質になっても仕方ないんじゃないか。

やってみなはれ、責任は私が取る、という会社と「お前やれ、目標値はこれ、達成できなければお前クビ」と言いながら、ずっと会長にとどまる自社の車が(おそらく他の会社にも興味ないんだろう)嫌いなトップのいる会社。

四季報にもアナリストリポートにも書かれない情報。だが幸いにも自動車会社の場合は雑誌を読みこめば節々にそういう話が出てくる。結果は株価が示す。
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三菱で言えば、会長は数字は好きだが車が好きではない。
ランエボ、そんなもんやめろ、が会長

カーガイは社長。

会長だけがヤメれば好転すると思う。社長だけが辞めれば最悪だろう。
理想は「いい社長」をどっか他の会社から引き抜いてくることじゃないかと。

経営再建中のアリタリア航空は元フェラーリのカリスマ経営者モンテゼーモロを会長に選んだ。
モンテゼーモロクラスを連れてこれないもんかと。



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