2016年3月11日金曜日

新しいプラットフォーム続々

プリウス、なかなか好調な国内販売のようですね。

投資家的には注目がTNGAなのは何度も何度も書きました。トヨタはいくつかのプラットフォームを作り、それを使っていろんな車種を作るという経営方針を打ち出していて、なかでもミドルクラスのFFプラットフォームの第一弾としてそれを使ったプリウスが出てきたというわけ

TNGA,細部の部品まで仕様があるらしいですが特徴はなんといっても「もっと良い車」思想で作られること。

今までのスポット溶接をやめ、レーザーウエルディングという溶接方法と構造用接着剤を使用。(この辺はようやく欧州勢に追いついた所です)エンジン搭載位置を下げるなど全体として「低く」なるように設計。このため、人の座る位置も低く出来、スポーティかつ安定性が高まる。
人が低く座れると、プリウスのようなクルマでは、天井を低くしても室内空間が確保できる。
天井を低くすると、空気抵抗は減り、操縦性が増す。ロールが減るのでその分サスペンションを柔らかく設定でき、中低速域での乗り心地もアップ。(でも操縦性は落ちない)

更にはサスペンションをダブルウイッシュボーンに。さらにさらにいい車に、と。

言葉で言うのは簡単ですが、生産性の問題、衝突安全性の問題、コストの問題。
そして低く頑丈でかるいシャーシが出来たとしてそれを乗って「良い」と感じられるクルマづくりができるのか??
そうとう難しい話です。スーパーコンピュータの結果が良好でも実際走ってなんぼですからね。

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もちろん、そんなこと、VWはゴルフ7ですでにやってるよ、と言う話。
でもトヨタがそこまで進んだことはやはり大きいでしょう
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マツダは以前からスカイアクティブを標榜し軽くてスポーツ性の高いシャーシを作っています。

ホンダは次期シビックから世界共通車台をつかって4ドア5ドア、クーペを作り分けます。

スバルは先週、基幹車種を全て網羅する新型プラットフォームを作ってきました。

また
韓国ではヒュンダイが「プリウスハンター」アイオニックが話題ですが、この車台、世界で初めて?dEV,ハイブリッド、PHEVを同じクルマで使い分けることを考えて開発された車台と言えます。
今後はこういう「パワーソースを選ばない」クルマも増えていくかもですね。

それぞれ、共通化することでコストを下げるメリットもありつつ、共通化されるだけに一回躓くと幅広い車種に悪影響が広がる「リスク」も抱えています。

この辺の動向は追っておいて損はないでしょうね

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