2016年3月5日土曜日

いよいよ弥生賞。伝説のレースになるか、伝説のはじまりか。。

明日6日、クラシックレース、皐月賞の前哨戦、弥生賞が行われます。

弥生賞はG2レースと言ってG1レースよりも格付けや賞金が低いレースですが、皐月賞と同じ中山競馬場の2000mで行われ、そして皐月賞に使うにはちょうどよい間隔で行われるため、有力馬が此処を使う最重要ステップレースです。(競馬の馬は3週間から4週間で大体回復するイメージです)

おなじく皐月賞の優先出走権が得られる(三着まで)「スプリングステークス」は1800mで弥生賞よりも開催日が遅いためややローテッションが苦しいことが避けられる。

昔はスプリングステークスの5着までに皐月賞優先出走権が与えられたのですが(スプリングステークスのみ「皐月賞トライアル」というのが公式でした)いまは幅広いレースからの参戦を促すため三着までにしか出走権は与えられません)


更には弥生賞は昔から外国産馬が出走出来たため、皐月賞に出れない外国産馬にとっては「実力を証明する」格好の舞台でもあった。

(スプリングステークスも、2002年から外国産馬が出走可能になった)
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さて、競馬はG1レースが当然最高格付のレースなわけですがまれにG2レースでもG1レースを上回るような激しい、見応えのある伝説のレースが行われます。

その年の天皇賞秋を遥かに超えた、と形容される1998年の毎日王冠がその最たるものでしょう。
伝説の毎日王冠とも史上最高のG2とも呼ばれるこのレース。
サイレンススズカ、グラスワンダー(有馬記念)、エルコンドルパサー(凱旋門賞2着、ジャパンカップ)が顔を揃え、当時外国産馬(グラスワンダー、エルコンドルパサー)には天皇賞出走権がなかったため、天皇賞の前哨戦というより当時のトップホース3頭のガチンコ対決になったのです。

このレース、サイレンススズカが前半の1000m57秒7という普通なら完全失速する超ハイペースで大逃げ。このままでは逃げ切られると思ったグラスワンダーが早めのスパートで潰しに行きますがサイレンススズカは相手にせず。変わってエルコンドルパサーがサイレンススズカに襲いかかるもサイレンスズカが再加速。二馬身半の差を付けて逃げ切ったのです。

次走の天皇賞秋で不運の死を遂げたサイレンススズカ最高のレースでした

G2レースでは普通やらないウイニングラン。G2レースで武豊がウイニングランを行ったのはおそらくこのレースが唯一のはずです。それぐらい価値の高いレースでした。
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前置き長いね
6日の弥生賞はそんな伝説級のレースを予感させる3頭が揃いました。

朝日杯フューチャリティーステークスの一着二着のリオンディーズ、エアスピネル。
高レベルの叩き合いで、3着以下がちぎられました。かなり二頭は抜けてます。

そして前走の若駒ステークスで上がり32秒台という破格の瞬発力を見せたマカヒキ。

恐れをなしたか、他の有力馬はこのレースを回避。12頭と比較的少頭数で行われます。
紛れも無いでしょう。言い訳の聞かない実力勝負になると思います。

このレースが伝説になるのか。はたまた三頭の伝説のスタートになるのか。
競馬ファンならずとも、見て絶対に損はないレースです。

6日日曜、中山の第11レース。15時45分発送予定、フジテレビ系で中継されます。

一番人気のリオンディーズがデムーロで10番。二番人気のエアスピネルは武で4番。
3番人気のマカヒキが11番(ルメール)。頭数が少ないのであまり関係はないでしょう。

どんなレースもできるエアスピネルは先行して押し切りたい(前走差し切られているので)。

対してリオンディーズはスパートの爆発力が自慢ですが本番を見据えてどんなレースをするか。前でも競馬ができるのか試す可能性も。

マカヒキは持ちタイムがないため、ハイペースの時計決着に不安が残りますが、少頭数のレースだけに「用意ドン」の瞬発力勝負に持ち込みたいところでしょうか。もっともまだ2戦しかしていない馬。早い時計にもあっさり対応できる可能性もあります。まだ「100%の本気」は見せていないのがこの馬の不気味なところです。(調教でも、やればやっただけタイムが出てしまうためあえて抑えているという話あり)


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