2016年2月15日月曜日

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(原題Do Androids Dream of Electric Sheep?)、というSF小説

意外に「知らない」という声が多く・・・。

作者はフィリップKディック。非常に多くのSF小説を発表し、多くが後世の作家に影響を与えた。
僕も好きな「流れよ我が涙、と警官は言った」という小説は初めて「パラレルワールド」という発想を使ったSF小説の一つとも言われ、その後のパラレルワールを使ったSF小説をたくさん生み出すことにもなった。(作中には今のSNSやチャットのようなシーンが出てくる。その先見性の高さにはやはり驚かされる)

短編を含めれば100を超える小説を書きながら、薬物経験があったり、それほど経済的には恵まれなかったり。53歳の若さで死去。

しかしその後、アンドロイドは~が映画ブレード・ランナーの原作に。追憶売ります、がトータル・リコールの原作に。暗闇のスキャナー、がスキャナー・ダークリーの原作に。更には短編マイノリティ・リポートを原作にスピルバーグが映画を作っている。(その後TVドラマ化もされた)

死後もっとも著作権料を稼いだ作家の一人とも。とにかく後の小説や映像作品に多大な影響を与えた。
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アンドロイド・・・・は、のなかで主人公は「逃亡した人造人間」を発見し廃棄するという賞金稼ぎである。しかしあまりにも高度化したアンドロイドは自分でも自分が人間なのかアンドロイドかわからない。

主人公自身も、もはや何が人間とアンドロイドの区別なのか。。。

そして、それは未来の我々に対する問いかけでもある。高度化した人造の生き物。それが自然な生き物との境界を失っていく世界。



この小説が書かれたのが1968年、僕が生まれる前。

しかし時は40数年を過ぎ、ようやく小説に追いつこうとしている。


ディックが描いた夢物語であったSNSやチャットが今や当たり前になったように、アンドロイドが我々と区別なく入り込む時もくるやもしれん。自我を持つアンドロイド。もはや自分が人間だといいきれなくなる我々がいたりしてw
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どうせ相場も暇だし、まだよんでいない方は是非どーぞ。

SF古典中の古典。SFでありながらある種、思想書でもあります。


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