2016年2月4日木曜日

エアフォースワン、新型機導入へ

アメリカはいわゆるエアフォースワンを新しくすることに決めた。
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エアフォースワン、といえば俗にアメリカ大統領が大統領が乗る政府専用機のことを指す。現在は1990年に作られたVC-25と呼ばれるボーイング747-200を改装した飛行機がこう呼ばれている

映画にもなった「エアフォースワン」だが実はこの呼び方は若干の誤用がある。この政府専用機(VC25)が「エアフォースワン」として使われることが多いのは確かなのだが、この飛行機自体がエアフォースワン、というわけでもない。

エアフォースワン、というと言葉の響きから「一機だけ」しかないようなイメージがあるが、同じ仕様の機体が二機存在する。(そりゃ修理とか定期点検とかもあるし、いざというとき使えないと困るしなあ)

アメリカ大統領が、アメリカ空軍の飛行機に乗るとき、その飛行機に割当てられるのが「エアフォースワン」というコールサイン。戦闘機だろうが輸送機だろうが練習機だろうが、その他なんでも空軍の飛行機に大統領が乗っていればその飛行機が「エアフォースワン」なのである。この飛行機(VC-25)自体がエアフォースワン、になることが圧倒的に多いわけだが、飛行機そのものがエアフォースワン、ではない(ややこしい)。

この飛行機、大統領が乗らない時のコールサインは「SAM28000」。副大統領が搭乗した時は「エアフォースツー」と呼称される。(どんな飛行機も副大統領が乗ればエアフォースツーになる)

え?大統領と副大統領が一緒に乗ったら「エアフォースワンツー」かって???

安全保障上、もしも(墜落、撃墜)のときに同時に大統領と副大統領が失われる可能性があるので、大統領と副大統領が同じ飛行機に乗ることは無いそうな。
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この政府専用機、747を改造した機体ですが流石に老朽化が進んできたようです。

いまだ液晶を使った計器を使わず。747の新しい方の機体は操縦士と副操縦士の二人体制ですがVC25は3人体制で飛ばす旧型使用。なかなかオンボロですね。

大統領専用機としての特徴はいくつかあって「空中給油が受けられること」、予備燃料タンクを備えていること。予備タンクも大容量で、予備タンクの燃料だけで1600キロメートル飛行できると推定されています。また空中給油を受け続ければ72時間以上飛行し続けられると公表されています(実際には100時間以上飛行可能か?)

その他、軍用機に準じて電波妨害などの機材を積んでおり、対空ミサイルの攻撃から少しでも身を守れるような工夫がされています。核爆発時の電磁波に対してもシールド済み。
なかなかのスペシャルなのです。
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毒殺や食中毒を防ぐために、全日程分の食事は予めアメリカ国内で調達したものを最初から積んでおく。予め調理してものを真空パックして、食べる前に電子レンジやオーブン温めて供されることが多いようだ。

ただ、オバマ大統領が最初にこの飛行機に乗った時に「ハンバーガー」を食べるシーンが有り、真空パックされない(パンとか)食材も当然多い。
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新型の調達は2021年就航をメドに時間をかけて行われる予定。
元になる機種はボーイング747-8。(747の最新機種で従来より主翼が大きく全長も長い。燃費も向上。旅客機として世界最大の全長を誇る。長さだけならエアバスのA380より長いんだ)

従来2機運用だったのを3機調達予定。

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