2016年1月21日木曜日

JYJ法(ある意味、韓国版のSMAP法)について

SMAP法(日本版JYJ法)を作れ、っていう記事を書いたら、アクセスがどーんと伸びた。
どうやら、ヤフーのトップで、同じ趣旨の事を書かれた記事が出てたようで、それから検索が伸びたようだ。ちょっとこっちのほうが記事が早いので、真似して書いた記事で無いことだけは主張しておきますw
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興味がある方が検索した時のために、JYJについて少し書いておきましょうか。

(新天地にて、は自称法律が好きな韓国ウオッチャーのブログです。株?なにそれ?)

その前に「東方神起」の話から始めます。

韓流に詳しくない人でも「東方神起」という韓国のグループについては名前を聞いたことがあるでしょうか?日本でも成功し、紅白に出場。レコード売り上げも非常に良かったのです。


さて、東方神起は2003年結成。2004年に韓国にデビューしています。当初は5人組でアカペラコーラスのアーティスト性の高いアイドルユニットとしてデビューしました。
所属はコスダック(日本のジャスダックに当たる)にも上場するSMエンターテイメント。
SMエンタテイメントの創業者、イスマン(スマンの頭文字をとってSM)氏はエイベックスの松浦社長とも親しく、エイベックスを参考に「信用を得るために」コスダック上場を果たしました。今でもエイベックスは第二位の主要株主。USENなども株を持っています。(そう、こういうズブズブのつながりが「韓流ブーム」を仕掛けたのです)
SMエンタは韓国では「帝国」と呼ばれるほど強い力を持つに至りました。

さて。
デビュー当時は日本と同じように韓国でも「アイドル冬の時代」がやってきていました。
そんな中、韓国では一人、または二人のボーカルとその他、というアイドルグループがほとんどでした。ヒカルゲンジのようなイメージでしょうか。
しかし東方神起は「5人全員がソロデビューできるくらいの歌唱力」をもったメンバーを練習生の中から選抜しアーティスト性を前に出してデビューしたのです。

また、「東方神起」という漢字の名前を採用したのは、日本や中国でのデビューも頭に入っていたからとか。
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そんな東方神起、前評判は決して高くなかったそうです。この辺SMAPに似ていますかね。しかし東方神起は「レコード売り上げ」で頭角をしめしたのです。
勢いに乗って、東方神起は日本でのデビューを果たします。日本では韓国での人気にもかかわらず、それこそスーパーのドサ回りみたいな悲惨な仕事から始まったそうですが「日本で成功するまでは帰れない」という悲壮な決意とエイベックス、USENのバックアップもあり爆発的な成功をおさめるに至るのです(上述紅白、あるいはドームツアー成功など)
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しかしながら

アジアにまたをかけて活躍する東方神起ですが、ギャラなどで所属のSM事務所と5人のメンバーのうち「ジェジュン」「ユチョン」「ジュンス」との不和が決定的になります。
不満を持った3人は2009年に「契約には公序良俗に反する規定がある」として契約の打ち切りを裁判所に訴え出ます。これに対して裁判所は和解を勧告したのですが(もうちょっと給料上げてあげてね、などだったらしい)SM側はこれを拒否し和解調停は失敗に終わります。
結局裁判所は「契約はまだ有効だが公序良俗違反があると一部の訴えを認容、判決が出るまで三人のSM以外での活動を認める」という認容をだします。

結果東方神起の5人のうち三人はSMから独立する形で「JYJ」を結成。
残った二人で「東方神起」を続けることになったのです。
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さて。
問題は独立したJYJです。
「独立された」SM側がテレビ局に圧力をかけたのか、JYJの三人はドラマや映画などにはなんとか出演できるのですが、音楽番組には全く出演出来なくなってしまったのです。
また、CDの流通に大きな支障を抱えたといいます

教養番組や「外注」で作られるドラマ、あるいは映画会社が作る映画は彼ら画面にだします。
しかし「地上波」は彼らを画面に映すことを徹底して避けたのです。
「音楽中心」(日本で言えばミュージックステーションかな)のような音楽番組はもちろん、韓国でも一般的なバラエティへの「番宣」出演も一切なし。

これは日本でも同じで、JYJは最初はエイベックスを通して活動していたものの、エイベックスとSM側が仲直り?した結果日本では全く活動できなくなってしまいました(エイベックスは残った二人で継続する東方神起についた形)。まさにエイベッ糞w株価暴落するわけですね\(^o^)/


韓国でも「一部の資本が自分の思い通りにならないタレントを「干す」」行為が問題になりました。
さらには公共の電波を使うテレビ局がそういう大手事務所の言いなりになるのはおかしいんじゃないかと。

2013年7月、業を煮やした公正取引委員会はSMなどに対して「JYJの活動を妨害しないように」勧告。
しかしSM側は「自分たちはそんなことしていない。JYJを起用しないのは放送局の都合」とばかりに無視し続けたのです。

2015年になっても全く状況は変わりませんでした。この間、JYJは2万人コンサートをソールドアウトさせるなど高い人気を持っているにもかかわらず、です。

そのため、野党の新政治民主連合(当時)の議員が動きます。
2015年4月、チェ・ミニ議員が議員立法の形で放送法の改正を発議したのです。

具体的には
「放送法第85条2は、放送事業者がしてはならない禁止行為を規定しているが、この条項に理由もなく出演を阻止する不公正行為を追加する」

というもの。SMのように?JYJの出演をそししているのでは?という行為を禁止すると。勧告ではこれを「JYJ法案」として大々的に取り上げられることになりました。
(韓国野党は「反資本」と言うところがあり、そういうターゲットになったことは否めないものの、国民の共感は得ました)

結果2015年11月、韓国議会本会議は「全会一致」で放送法改正を可決。「JYJ法案」は「JYJ法」になったというわけです。
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もちろん、法律が可決してもすぐにJYJが表舞台に立てる訳では無いようで、いまだ地上波にJYJ」がバラエティ、音楽番組出演はかなっていません。
しかしながら徐々に圧力は減っていくんでは無いかと見られています。
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隣の国にも「良い法律」はたくさんあります。
日本も見習って取り入れるべきは取り入れたら、と思います。

隣の国にも悪い会社はあります。
悪い会社と徒党を組んでいる日本の会社に投資するのは避けたいですね。暴落するわけです
\(^o^)
エイベ(自粛






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