2016年1月21日木曜日

キングマンボ死す

日本にも強い影響を与えた「名種牡馬」、キングマンボ死す。26才。

父親は80年台と90年台にかけて北米最高の種牡馬の一頭であったミスタープロスペクター(産駒にウッドマンやミスワキ、フサイチペガサス等)、母親は80年台というか競馬史上最強マイラーの呼び声も高い名牝ミエスク。

ミエスクの戦績は16戦12勝 2着3回 3着1回。
4度の敗戦のうちが3度が重馬場。良馬場なら負けなかったとも・・・。そして手にした勝ち鞍はムーランドロンシャンやブリーダーズカップマイル2連覇などマイルのビッグタイトルがずらり。

ムーランドロンシャンで二連覇を逃し二着に負けた時は、勝ち馬がこれまた80年台最強マイラーの一頭ソビエトスターと負けてなお強しという完璧な馬だった。
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ミエスクの初仔として生まれたキングマンボは生まれる前から期待を背負って生まれてきた。
そしてその期待に応え、マイルG1を三勝する名マイラーとなった。もっともG1を3つ勝っただけでは「期待はずれだった」カモしれないが。

そして良血馬らしく、種牡馬となってからも数々の活躍馬を出した。

G1勝ち馬は現在20頭と「鮮烈な印象ほど多くはない」ものの初年度産駒からいきなりエルコンドルパサーを輩出。(NHKマイル、ジャパンカップ、そして凱旋門賞2着と馬場の軽重、距離の融通性を発揮。)
この「キングマンボ✕サドラーズウェルズ」という組み合わせはその後世界各地で配合される一種の流行にもなった。(この組み合わせはノーザンダンサーに加えてスペシャルのクロスなど多くの多重クロスが発生する割に強めの近親配合でもある)

その後も欧州で1600mを得意とするクラシックホースを出しながら日本でもキングカメハメハがNHKマイルと日本ダービーを制覇。その他ディバインプロポーションのように距離をこなす大物も出した。
欧州調教馬の「アルカセット」がジャパンカップを制するなど、日本の馬場を不得手にしなかった印象がある。
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エルコンドルパサーの早世が惜しまれるものの(現在後継種牡馬はヴァーミリアンのみ)、キングカメハメハは「非サンデーサイレンス」としては日本では最高級の種牡馬成績を上げており、日本でも今後も強く影響を残すだろう。


合掌。

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