2016年1月20日水曜日

ランニングフリー

ランニングフリーは競走馬。ランニングフリーとは「順風満帆」のこと。いい言葉ですね。
オグリやスーパークリーク、イナリワンの「三強」あるいはタマモクロスとかヤエノムテキとかその他の強豪たちが輝いていた時代の「名脇役」

タマモクロスが快勝した春の天皇賞、メジロデュレン(菊花賞馬。メジロマックイーンの半兄)とタマモクロスの一騎打ちムードが漂っていたが、18頭立て13番人気のランニングフリーはなんと2着に飛び込んで波乱の立役者になったんである(当時は馬連がなく、枠連のみ。同枠にダービー馬メリーナイスがいたため、枠連も1600円しかつかなかったが。)

もし馬番連勝とか売ってたら相当ついたでしょうね。

2着にもかかわらず「祝勝会」をやったのは後にも先にもランニングフリーだけ、なんていう冗談が出るほどの快走でした。

その後もG1戦線で活躍し、有馬記念4着二回などとにかく無事これ名馬。
馬主孝行で知られます。

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この馬の馬主さんは藤島泰輔さん。天皇陛下のご学友にして、作家。ランニングフリーなんておしゃれな名前は、作家のセンスで付けられたというわけです。

いわゆる保守派の論客。与党、政財界に顔が利き、もともと資産家。(天皇陛下の訪中に反対する広告を出したことでも少し知られます)作家としては三島由紀夫などと交友が深く、エッセーなんかでも色んな話が出てきます。

馬主さんとしては少頭数しか持ってなかったようですが、そのうちの一頭がランニングフリー。非常に恵まれた馬主さんと言えるでしょう。

作家さんだけに競馬関連のメディアに寄稿することも多く、よく文章を読みました。
「有名な」馬主さんでしょうね。
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知らなかったんだけど、すでになくなった藤島さん、今話題のメリー副社長の旦那さんだったんですね。ジュリーさんのお父さんに当たることになります。

藤島さんは「ヒカルゲンジ」という馬も所有していたことがあるはずですが、そうか、そっから来てたのか。てっきり源氏物語から直接とったのだど思ってた。

作家としての稼ぎも良かったし、生まれもいいところのお坊ちゃま。
ジャニーさんとメリーさんがジャニーズ事務所を立ち上げた際には資金面の協力はもちろん、出版社や政財界へのパイプを活かして事務所の成功に尽力したそうな。ジャニーズ帝国の影に藤島さんありだったんですね。


いまの話題を見て、藤島さんなら、なんと思っただろう。そんな事を思ったりもします。
「ランニングフリー」な状況ではとても無いわけで・・・。

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