2016年1月16日土曜日

スキーバス事故は「韓国型事故」だ。

何度も書いたことあるけど、韓国では日本では考えられない事故が起こる。

一昨年のフェリー沈没事故のように「過積載」「荷物をきちんと固定してない」「制限速度オーバー」「違法改造で重心高かった」「なぜか面舵いっぱい」「乗務員がまともに救助活動せず」などなど、一つでもチェックポイントで止められていれば「防げたか被害が少なかったはず」のインシデントがことごとくチェックポイントを突破して結果大事故になる。またそんな事故は頻発する。

今回のスキーバスも同じにおいがする。「様々なチェックポイントをまるでわざとくぐり抜けたような」日本で起きたけど「韓国型事故」。その裏には低コスト至上の「お金至上による事故」の臭がする。
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ルートの選定。

高速道路が通行できない一部の貨物トレーラならともかく、特車でも何でもないバスなら自由に(お金払って)高速道路を通れる。なのにわざわざ「下道」を通った。調べればわかることだけど、最初から「高速、できるだけ乗るな」っていう指示があったとか、運転手が間違えて下道行ったとしかおもえん。
峠道の危険性を「舐めてた」んだ。

普通ならETCカード渡してあるわけだが、現金で高速代渡してあって「時間節約できたら高速のらなくていい」状態になってたか。

それなら峠も無謀にぶっ飛ばすだろう。

大体、18号線、地図で見てもらえばわかるように「交通の難所」なんだ。国道事務所の直轄道路でこれだけ高低差があって曲がりくねったカーブが多い難所は全国でもそんなにはない。僕でも知ってるくらいなんだから。
(だからわざわざ高速道路作られてるんだ)
 

地図はクリックで拡大します
 

トンネルなしに作られた碓氷バイパス(実際に通行したルート)が、峠の高低を縫うようにつづら折りを降りるように曲がりくねった道を(しかも事故現場付近下りは一車線)降りて来るのが分かります。
一方上信越自動車道(ツアー会社が指示した道路)は、トンネルで山をぶちぬいて作ってあるので「ヘアピンカーブ」は無いですね。より安全に通行できるの地図見るだけで分かります。

つづら折りが終わって安心してスピードだしちゃったか、そこまでにブレーキ多用しすぎてフェードしてしまった可能性、疲労で居眠りしてしまった可能性、可能性は低いけど故障もありうるか。

片輪走行との傍証も上がってるので上記理由で複合的に運転を誤って、現場手前の緩やかな右カーブで左側に寄り過ぎ車をガードレールに当てちゃって安定を失い、左側が浮き上がって片輪走行になって事故現場の左カーブを曲がりきれなかったのかもね。


運転手の技量不足、知識不足

話を聞くに、此処数年では大型バスの運転をしたことなかった、しかも近距離中心で遠出したことなかった運転手。
大型車を転がすのに、都内や郊外の平坦な道と、碓氷バイパスや箱根超えのような難所では「運転技術がかなり違う」。
草野球とメジャリーグくらい要求されるレベルが違うんだ。マイクロバスなら何でもなかった峠も、「重さ大きさ」を抱えている大型車では運転の難易度は一気に増す。
大型車の運転手は若い頃に先輩たちに口酸っぱく言われて知ってる。

まあ、逆に技能の高い運転手なら、ここの道路は通らなかったかもしれんけどね。
危ないのわかるから。

そしておそらく運転手はそのことを知らなかった(教育されてなかった)んだろう。
わかってたら、無謀にも知らない峠道を真っ暗闇で高速度で降りていくはずがない。

ソモソモ、どんなに技量があっても、加速ついた大型車両を自在に曲げる停めるは不可能なんだ。
10数トン以上の塊なんだから。1000キロを切って100万円以上する高性能ブレーキ、超高グリップのタイヤの付いたレーシングカーじゃない。ましてや下り坂では。

この場面において、運転手の技量ってのは速度を上げた車を御することではなくて「速度を上げ過ぎない」ように車をコントロールするってことであるな。

教育不足
うちのかいしゃでも、新規採用した運転手さんの横に、現役ドライバーを付けて1ヶ月は「見習い期間」で運転を含んでチェックする。
当然、坂道を降りて行く時にはフットブレークじゃなくてエンジンブレーキとか排気ブレーキとか使うんだよ、なチェックもあまりにも基本的だけどやってもらってる。

加速するときに大きな事故は少ない。大きな事故はブレーキ踏む(べき)ときに起きやすいんだ。



それに、いきなり採用して、いきなり客乗せて走るなんて「ありえん」たとえ大型二種免許持ってても、きちんと大型バスを運転できるかどうかチェックしないで、教育もしないでハンドル任せるなんて。。。

結果、技能のない運転手が自分の能力を超えた車、道路を暗闇の中ほぼ初めて運転し、速度を出し過ぎの状態で事故った。
ヘアピンカーブの連続が終わって安心して速度を出しすぎたか、下り坂で加速がつきすぎたか、
フットブレーキ多用でフェードしたかはいまはわからん。
居眠りの可能性もゼロでは無いだろうが・・・。

でそんな危うい状態をチェックする体制は全く無い。

結果論だが運送会社は、レベルに達した人間を採用すべきだし、レベルに達していなければ教育すべきだし、より事故の少ないルートを指示すべき(今回は運行指示書でルートを運行管理者などが指定する義務ありのようだ)だがルート指定してない。それどころか暗黙に下道を通ることを容認したか、むしろ下道通行しろ(経費節減)の可能性すらある。

一々運行指示書なんか作っていられないって?
何度も同じような場所行くんだろうから、雛形作ってそれを交付すればいいだけの話。
変更するなら、その都度運転手から報告させればいいんだ。
それさえ嫌だというなら、運行管理者の意味が無い。
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そのたもろもろ。
防止するには少なくとも2つ方法があった。
1危ない道を必ず避けて通るように強くルート指定する。
2危ない道を通るんだから、能力の有る人間が細心の注意をもって運転する。

どっちも出来て無かった
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もちろん、会社は言うだろう。「そんなことやってたらコストがかかる」


あ、一言ですんでしまた。
これが今回の事故の真相だとおもう。

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