2015年12月11日金曜日

今週の競馬は香港が主役

香港では12月の第二週に競馬のG1レースがまとめて行われます。
考え方としてはアメリカのブリーダーズカップみたいにレースをまとめて行うことで注目度を集めたり、主力クラスを海外から集めたりしたいという考え方ですかね(ただし香港では馬の生産はやってません。アメリカのは「ブリーダー」つまり生産者の祭典ですからそこはかんぜんに違う所。
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何はともあれ、日本では「香港国際競走」と訳されるこの日レースは芝の「国際G1レース」(国際的にG1レースと認められたレース。国際G1に勝った馬は種牡馬や種牝馬になって血統表に乗るときに「太字」で表記される)が4レース行われます

香港スプリント(1200m)香港マイル(1600m)香港カップ(2000m)香港ヴァーズ(2400m)。

この中でも一番賞金高くて「格も上」とみなされるのが2000mの香港カップ。
この辺秋の天皇賞2000mよりもジャパンカップ2400mのほうが賞金額も格も上とされる日本とは逆で面白いところ。

近年の競馬は2400の競馬よりも2000mのほうがスピード感があること、また2000mの勝ち馬のほうが種牡馬として成功している傾向があることなどから2000mの中距離戦を重視し始めた国際的な流れもあるのかなと。
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時期的には凱旋門賞やブリーダーズカップ(少し贔屓目で)ジャパンカップが終わったあとの「シーズンオフ」に近い次期の最後のこくさいれーすといえるかもしれません。
なので日本を含めた海外からも自分にあった条件を求めて参戦があります。
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今年は傑出した馬がいないとされるので日本の馬にも十分チャンスが有るでしょう。

新天地にて、でも何度も紹介した日本のマイル王モーリスはマイルに。一番人気の可能性もありますね。そしてまだG1勝ちのないエイシンヒカリは香港カップに。やや人気薄ですがなにせマジシャン武豊。魔法のような逃げ切り勝ちを期待します。

香港カップにはこれまた新天地にて、で取り上げたことのある「未完の大器(一応G1を一つ勝ってますが)フリーイーグルも参戦。調教師は香港の馬場(日本に近いスピード馬場)がフリーイーグルに向いていると考えての参戦。2400よりも2000が合うとの判断も働いたようです。
ぶっちぎるならこの馬かもしれませんね。安定性は無いんですこの馬。
フリーイーグルは戦績はまあイマイチですが、その潜在能力は現役トップクラスとも言われててすでに来シーズンはアイルランドで種牡馬入りすると思われ、これが引退レースになるでしょう。アイルランド生まれだった父ハイシャパラルは南と北を往復するシャトル種牡馬でしたが、昨年末に15歳の若さで死んでいます。後継として期待されます。サドラーズウェルズ系にしては珍しくスピード馬場にも対応し、2000mの距離を得意としたことから現代の競馬に合うとも考えられますね。


何はともあれ注目のレース。ほかの日本の馬にも(今年は特に)充分チャンスが有るでしょう。

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