2015年11月19日木曜日

ロシアは「戦略爆撃機」ブラックジャックを実戦初投入

旅客機を爆破されて「本気になった」ロシア。

再び巡航ミサイル(高い、貴重)を大量にぶっ放したほか、「戦略爆撃機」ブラックジャックを史上初めて実戦に投入したようです。(世界中の空モノの軍事雑誌の編集者さんたちは今頃手を叩いて喜んで原稿書いてるのでは?ブラックジャック、ついに実戦投入、みたいなw)

まあ僕もそうですけど。

写真は「ブラックジャック」(NATOのコードネーム。NATOはロシアの爆撃機にBで始まるコードネームをつけるのが習わし)
写真をみれば想像できると思いますが、本来は冷戦中にアメリカのB1戦略爆撃機に対抗して開発された「核戦争」想定の超音速戦略爆撃機。もともとは「空飛ぶ核ミサイル発射基地」です。

たとえ、ロシアの核ミサイル基地が核ミサイルの先制攻撃を受けて壊滅したとしても、超音速で飛んでいけるブラックジャックからアメリカ全土を核攻撃出来るという抑止力として開発されたのです。


全長54m堂々たる巨体。要するに戦車を一台一台爆破する飛行機ではなく、核ミサイルとか巡航ミサイルとか超大型爆弾を積んでいって、ロシア本土から遠く離れた敵の戦略拠点を破壊しようと言う「大駒」です
最終兵器彼女、で札幌を空爆したのがこの機体ですね(わかりにくいかw)

冷戦時代に開発が始まり、あまりの値段の高さに35機(試作機含む)だけが作られた「冷戦の遺物」。こんなもの使う機会はないと思われてきましたが、プーチン、使ってきました。

(魔夜峰央の「パタリロ!」の中で、ダイヤモンド鉱山を破壊工作されて頭に来たパタリロがB52を発進させて核爆弾を使おうとするシーンがありますが(タマネギに羽交い締めにされて止められたが)プーチンもそれに近かったりしてなw。ISをきのこ雲に変えてやる!とかいいながらw)

流石に核ミサイルは使いませんでしたが。。プーチンならやりかねん。

ロシアの「力の象徴」という意味もあるでしょう。ロシアに逆らったら「これを使うことも辞さない」という決意表明とも。これをわざわざ出してきたことは、「軽い意味ではありません」。

いずくんぞ牛刀をもちう、という話がありますが牛刀と言うかなんというか。
プーチンがどれだけブチ切れたか分かります。

最大兵器搭載量は「世界最大クラス」の40トン!空対地の巡航ミサイルを発射することができます。
おそらくロシアの基地から飛び立ち、空中発射型巡航ミサイルをシリア領空外から発射してまたロシア国内の基地に帰っていったと思われます。
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A10が頭の上まで来て機関銃と爆弾をばらまく悪魔なら、ブラックジャックは遠くからハンマーを振り回すような悪魔といえるかもね。

まあ、アメリカは条件に最もあう飛行機を持ち出してきたのに対し(効率重視とも言えるかも)、ロシアはぶちきれて「うちで一番破壊力ある飛行機持って来い」っていって費用対効果は無視して使ってみましたッて感じかなあ。お国柄ですねw

(人間に置き換えると、頭にきたんで嫌いな奴の家の車庫に来て軽トラックをボコボコにして使えなくなったアメリカ。中に人乗ってたとしてもお構いなし。頭にきたんで自分の庭からおもいっきり大きな石を相手の家めがけて大量に投げ込んだロシア。どっちもこえーなw)

対IS戦争は、はからずも「冷戦の遺物」とも言える、普段あまり活躍しない飛行機たちの最後の?活躍の場所にもなっています。

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