2015年11月9日月曜日

葬儀順位に異変の兆候?崔竜海労働党秘書の名前無し。

北朝鮮の「革命第一世代」で生存していた中では軍の最高位であったリュウソウル元北朝鮮軍元帥が死去。94歳とされています。

さて、キム政権は彼を「国葬」で送ることにしました。
三世代に忠誠を尽くした功績を称える面もあるでしょうし金正恩氏が「恩を忘れない」事を示すことで高齢層などにも求心力を保つことが狙いとしてあるようです。

さて、共産国では国葬の際のメンバー順が序列順位であるとされています。
注目されるのは「171人」の葬儀委員の中から「崔竜海労働党秘書」の名前が抜けた点。
この171人が今現在の北朝鮮の「高位高官」名簿と思われます。その中から重臣の名前がいきなり消えるのはタダ事ではないでしょう。

革命第二世代である彼は、金正恩政権成立後に一時「事実上のNO2」に昇格する。もともとは張成沢の「引き」で正恩氏の側近に上り詰めたとも言われるが、権力争いが生じて張成沢粛清の糸を引いていたのも崔竜海と言われます。

ナンバー2になったあと、降格昇格を繰り返していました。一時粛清されたという噂が流れたこともありましたがその後要職に復帰。更には昨年、次男が金正恩の実妹と結婚したという見方もあります。
一方で今年春には肩書が下の方に落ちたとされています。動静、活動は報道されていはいました。(ただし、降格後の肩書の政治局委員も、金正恩体制では中枢に当たるとされる)

「ナンバー2は固定せず、忠誠心争いをさせている」というのが韓国政府の見立てです。
直近では9月の中国の軍事パレードには北朝鮮の代表として参加するなど、依然として事実上高位にあるものと思われてきました。
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糖尿病を患っているという観測もあり、そのことから名簿を外れた可能性はあります。
しかし、171名の名簿の中には入院中という見方をされる高齢の幹部も含まれており、何らかの権力闘争の「犠牲」になった可能性が指摘されます。(韓国政府関係者はは「粛清の事実は掴んでいないが「異例」なこと」と発言)

まあ最近は誰が死んでも驚かなくなってきた北朝鮮ではあります。でも流石に本当に粛清したとなると何か大事があったとも推測できます。


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