2015年11月22日日曜日

敷鉄板が原因の可能性?

外環道の杭打ち機転倒事故。
正式な事故原因は当然後から出てくるわけだが、空撮写真を見ると、敷鉄板のしいてあるところからはみ出て倒れているように見える。憶測だが、ちょっとくらいはみ出てみいいや、もしくははみ出ていることに気がつかずに三点杭打ち機を動かしてしまい、ぬかるみに足を取られてバランスを崩したんではないかと。
鉄板の無いところに杭をうつのでそういう際での作業になるんだけどそう言うミスかなあ。
こう言う作業って当然作業手順書があって、事故の無い用に万全を期してやってるんだが。
ましてや清水の現場だからぬかりないはずなんだが。

ーーーーーーーーーーー
建設関連の業界に重仮設という業界があります。
上場企業だと丸藤シートパイルとかです。

建設資材の中でもリサイクルというか建設作業が終わればいらなくなって、再び使える資材を仮設材と言いましてこれを主にリースするのが仮設の会社。地面を掘ってその土の壁が崩れてこないようにするシートパイルや山留め材、穴の上にかぶせて地面にする覆工板、エッチ鋼、そして土の地面の上に置いて作業をしやすくする敷鉄板などが有ります。

どんな土木工事でも、普通は敷鉄板の搬入から始まります。土の地面はぬかるむと転けたりスリップしたりします。そこで図面を引いて、ここに鉄板敷こうとなって、仮設材メーカーに鉄板借りて敷いていきます。
普通はRと言いまして、厚さ22ミリ×1.5メートル×6メートルの大きさの鉄板を使います。全国共通です。
これを現場に敷き詰めて硬い足場をつくって、ようやく作業が始まるのです。

一枚1.6トンあるんで最低でも四トントラックが輸送にひつようです。10トントラックで6枚。トレーラーを使う場合は14枚くらい運びます。で下ろすには当然クレーンがひつようです。人力では動かせませぬ。リース料金は一日15円から30円くらいまで。曲げてしまうと1万円くらい整備料が掛かり、紛失すると10万円くらい賠償しないといけません。
ーーーーーーーーーーーーーー
まさか、鉄板1枚けちって転けたと言うことは無いとは思うけど。
この辺は調べてみないとわからないですね。
ーーーーーーーーーー
さて本題。
この重仮設の会社のリース量がどうやら関東で、おそらく全国で相当落ち込んでいます。
なぜそんなことがわかるか?
仮設の会社の工場に行けば分かります。在庫が今の季節としては明らかに多いのです。

景気の良いときに在庫がどーっと増えることは有ります。
仮設材の会社が鉄鋼メーカーに大量に新品の仮設材を発注して買ってきたケースです。

しかし今積み上がってるのは明らかに使用済み。戻ってきた在庫が出て行かないのです。
ーーーーーーーーーーーーーー
仮設材メーカの場合、決算発表待つよりも外から観察できる在庫の量で一目で業績が読める。
あるいは工場に出入りするとらっくのかずを数えるだけでも株価が先読みできるかもね。

あ、さらに本題。
仮設の株価はすでに織り込んで下がってるんです。目端の利くやつはすでに手放してる。

こうなると僕が違和感抱くのは未だ高いスーパーゼネコンの株価。
仮設が仕事無いのにゼネコンのが仕事有るのはおかしいやろ。株価が間違ってないか?
そう考えますね。

僕が建設業のアナリストだったらその視点でしゅざいするけれど。

4 件のコメント:

生涯一投資家 さんのコメント...

今回の中間で、結構受注が落ちてきてる建設会社多かったです。
受注伸びて、受注残も伸びてるところもあるんですが、
受注がガタンと落ちちゃってるところも多かったです。
前田建設とか。その後レーティング落ちてましたけど。
スーパーゼネコンが受注しきれない工事が下まで
回って業界全体が潤ってたところ、
だんだん受注しきれない工事が減ってきて、
ピークアウトしてきてる会社が増えてきてるのかなぁ、
とか思いました~。

新天地 さんのコメント...

受注はどうなんだか読み切れないところはあるんですが、一つ間違いないのは8,9,10の「着工」が少なかったことだけは確かですよね。

問題は単純にこれが11月以降に先延ばしになったのか(なので本来暇な来年の5,6,7が忙しくなるのか)。
本当に需要が(発注が)減ってるのか。

難しいところですが異常な感じであるのは間違いないです。

新天地 さんのコメント...

補正予算の是非はともかく、補正で公共工事が出ないと建設は苦しいでしょうね。

生涯一投資家 さんのコメント...

なるほど~。
決算上の数字しか分からないので、現場の貴重な感触、感謝です。

差し当たり、投資家的にはこの業界にはノータッチの方が良さそうかな、と思いました。
素直にインバウンドとか消費関連にGoで~。