2015年11月19日木曜日

韓国、総選挙睨み野党側の動きが表面化。再編の動きになるか。

韓国では、朴大統領はそれほど人気がありませんが、与党セヌリ党の人気が高いことは確かです。セヌリ党の中では朴派と非主流派の争いがあるものの徹底的には仲間割れには至っていません。

一方、一時期の勢いがないのが中道および左派系になる野党です。
盧武鉉政権時代に対立抗争を繰り広げ、なおかつリーダーシップに不足するのが問題点。
しかしながら若年層は反保守系の色強くこの辺の票を以下に取り込むかが課題になります。

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旧盧武鉉政権時代に「盧武鉉与党」であるウリ党の成立に主導的役割を果たした無所属の千正培氏が「新党」の旗揚げの宣言。いわゆる旧盧武鉉系の統合を目指した動きになります。今のところは第三極ということでしょうか。

日本では千正培氏の名前はそれほど知られていませんが、全羅道(左派系野党の本拠地。もともと民主運動の中心地)の人に言わせればモッポ(全羅道の地域)が産んだ三大天才のひとりとして金大中と並び称される天才。
全羅道での選挙では異常な強さを誇ります。日本で言うと小沢一郎的な所のある人かも。

まだ大物政治家が参加していないものの(そのへんは「まるまるな仲間たち」的な悲哀は有る)腐っても鯛ではあるですね。
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一方、最大野党新政治民主連合(寄せ集めの民主党をイメージしてください)はなかなか求心力が高まらず。特に現在党首を務める文在寅(ムン・ジェイン)氏は人気がありません。

辞任要求が噴出する中、ムン・ジェインは「賭け」に出ました。

自分は辞任しないけれど、「改革」を突きつけた(個人的に人気のある)安哲秀、現ソウル市長の朴元淳に対して「トロイカ」体制で当運営を行おう、と提案したのです。


安哲秀の改革案も事実上受け入れるし、朴 元淳派も取り込む。
これがいわばアメ。

同時に「次の選挙では、"非常に広範囲な人的革新も必要だ"、」とも発言
要するに現執行部にあまりにも批判的な人間は「非改革」であり「公認しない」事をちらつかせて恭順を迫ったともいえます。(昔「排除の論理」ってのがありましたね。それに似てるかも)

安哲秀氏は自分の意見がどれくらい聞き入れられるのか、立場を保留。
一方、公然と文在寅氏に党首辞任を求めてきた反主流派は反発の動きを強めています。

総選挙にむけてこのまま内紛が収束するのか、離脱者がでて野党分裂の動きになるのか?

総選挙、次の大統領選挙を睨んで動きが活発になってきました

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