2015年10月10日土曜日

巡航ミサイル続き。カスピ海より愛をこめて

巡航ミサイルの話(株にはあんまり関係ない話)

カスピ海の地図です。
 
今回ロシアはカスピ海に浮かぶ艦隊から30発弱の巡航ミサイルを発射しました。ロシア政府によれば1500キロほど飛ばしたそうです。文字にすると「ふーん」な話です。しかし、改めて見るとおお?と思う話です。文字では実感わかないけど。
 
これが地中海やシリア沖から飛ばしたというならまだ話は分かります。他の国の領空を飛ばずにミサイルが飛んで行く。
 
しかしカスピ海は「閉ざされた海」。他の国の海軍とほぼ対峙することのない(
ある意味では潜水艦などの脅威に晒されない)小艦隊から最大射程2000キロに及ぶだろう精密攻撃が飛んできたわけです。
 
これはロシアがトルコなど西側諸国の一部を精密攻撃できることを改めて示したことの衝撃がわかるでしょうか?
 
さらには今回のミサイル通過をイランもイラクも承認していたということ。アメリカには知らされてなかったということ。中東におけるパワーバランスがロシアに傾いていることを示す象徴的な事件だということです。
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いまは黒海艦隊は更新が遅れてて巡航ミサイル艦は出てきてません。太平洋側の艦隊にはいずれ配備されてくるでしょう。「ミサイル母艦」のような特殊な船も作ってくるでしょうね。ロシアがアメリカ型の攻撃手段を披露した日。その衝撃は伝えられるよりももっともっと大きな意味があります。
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間違いなく中国も「ああ、おれもああいうミサイル作らなきゃ」と思ったでしょう。韓国も北も。そして多分日本も(思わなきゃ屑だ
 
日本は「攻撃型」兵器は持てない、というのが今までの憲法解釈。だから長距離ミサイルは作ってこなかった。ただ安倍政権になってからここまで憲法解釈が変わった以上、20年単位で見れば護衛艦にトマホーククラスの巡航ミサイルを搭載してくるのが当たり前。そんな気がします。
 
というか持たなきゃダメでしょ。

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