2015年10月27日火曜日

古都税を廃止に追い込んだ男、住専最大の融資先、逮捕

「ペキシム」元代表の西山氏が競売から財産隠匿で逮捕。

いの若い人は誰それ?って言うだろうなあ。
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昔1985年(7月)、京都市が「固都税」という税金を打ち出したことがある。正式名称は「古都保存協力税」。京都市は古都、特に寺社を保存するのにお金を使っている。
なので「拝観料」をとっている寺社仏閣(条例では40の寺社を指定)は拝観料に上乗せして「固都税」を払わせてそれを納税しろという法律。

まあわからないこともないんだが、お寺としてはふざけるな、という話。大げさに言えば「信仰の自由」にも関わる話だ。

京都のお寺は「京都仏教会」を組織し数度の拝観停止を行って税金の撤廃を訴えた。
収入が立たれる寺社も苦しいが、拝観停止で観光客が減れば観光業者も困るし行政への圧力が高まるという捨て身の作戦だった。

この時、京都を代表する経済人であったのが「三協西山」の社長だった西山氏。
政界とも太いパイプを持つ西山氏が、固都税廃止の交渉役として仏教会と市長との間に立った。

選挙を控えていた市長は和解案を出して、それで騒動は収まるかに見えたんだが。。。
(俗に8.8和解という)寺側は拝観停止を解除した。

8.10日に市長選挙が公示。市長は再選される。
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しかしその11月、最終和解案が提示されると「話が違う」と仏教会側は反発。


12月には一部の寺院などが2度めの拝観停止に踏み切る。
その後一年ほど揉めたところで仏教会側は西山氏と市長との会話テープを公にする。

その中に「選挙」に絡む会話が出てくるのだ。つまり市長は古都税の廃止や緩和を餌に利益誘導、選挙違反なんじゃないか、と。。。
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結局この件は不起訴になったものの、世間からの反発というか仏教会側に同情的な声もあり(そもそも地方税をなんで市外からくる観光客が収めるんだという観光客の反発も大きかった)古都税は廃止に。西山氏は古都税を廃止に追い込んだ男になる。
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そんな名前を忘れかけた7年ほど後、西山氏は再び世間に名前を知られることになる。

「住専」問題だ。
ノンバンクであった住専が大量にお金を貸して焦げ付かせた問題で、その大手融資先として西山氏が経営する「ペキシム」という会社の名前が出てきたのだ。なんどぺきしむの名前を聞いたことかw

今となっては想像するしかないけど、政官財なズブズブの間柄だったんだろうね。
京都で指折りの影響力を持つと言われた西山氏も金の切れ目が円の切れ目、名前を聞かなくなっていったんだが。。。。


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