2015年10月14日水曜日

プリウスの凄さ、とすごくなさ

新型プリウスが発表。今年のカーオブザイヤー最有力候補であることは間違いないだろう。
S660,ロードスター、シエンタ等々、史上に残る大豊作の今年の自動車業界だったが、やはりプリウスは売れる(うらなきゃいけない)クルマだけに気合とお金がかかってる。
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新型プリウスのキモはエンジンか。最高速まで燃料を「ストイキ」で燃やすような理想的な空燃比追求が行われ、NOXの排出も少ない(理論的にはゼロ)。しかも熱効率40%を達成し、これはもはや「現実的な限界」にまで来たという。40といえばディーゼルエンジン並なのだ。しかも排ガスはこっちのほうが綺麗。

更にはリチウムイオン電池の採用で軽く省スペースに・・・・、あんまりなってないらしいw
トヨタは電池に問題ありか。
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TNGAという新型プラットフォームは掛け値無しに世界共通とか。今まで、衝突安全に厳しいアメリカは重くしても強度を確保してたのに日本向けはその部分をケチって強度が落ちてた。
オフセット衝突に対応している「日本で売られる日本車」は数えるほどだったが、プリウスは「全世界共通」をさらっと行うようだ。これは実はすごいこと。衝突防止装置その他も当然付けられるわけで、プリウスは「世界一安全な車」に近い車と言えましょう。
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一方、相変わらず最高速はとか、高速域での加速性能なんかはディーゼルに及ばず。VWの失策はあるものの、まだ欧州(巡航速度、最高速度が高い)では不利を覆せないか。2リッターエンジンの欧州向けプリウス投入の噂もあるそうだが
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結局「手品の種論」で言えば、新型プリウスはとにかく「おおー」という仕掛けが満載。
低重心、軽量、高剛性にこだわって作られたTNGAシャーシがどれだけ高い運動性があって乗り心地が良いのか。今までと違ってマルチリンクになったリアサスの性能向上はどうか?期待はあります。

ただ、どんなに「タネ」を仕込んでもそれが「いい車」なのかはもう少したってみないとわからないですね。

いずれにせよこれが売れないと、トヨタは苦しい。お金がかかっているだけに。

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