2015年10月30日金曜日

府中の2000M天皇賞を逃げきれるか

秋の天皇賞が2000mになってから久しい。

実は秋の天皇賞、2000mになってから、逃げた馬が一着入線したことはたった1度だけ。ニッポーテイオーがおしだされるように 先頭に立ち、そのまま押し切ったことがあるだけなのだ。ニッポーテイオーは先行馬だけれど本職の「逃げ馬」と言うには無理がある。

またプレクラスニーは逃げて優勝しているが、これはメジロマックイーンが6馬身ちぎり捨てて一着入線しながら、スタート直後に大外からうちに入ってプレジデントシチーなどをを妨害して18着に降着になったことによるもの。純粋に逃げ切り勝ちと言うには無理がある。プレクラスニーも本職は先行馬で「逃げ馬」ではなかったし。

あとはレース映像を見たことないけど「逃げ馬」プリティキャストが3200m時代に逃げ切っているらしい。勝ちはしなかったけど、ダイワスカーレットが「他に行く馬がいなかったので」向こう正面から先頭に立ち、惜しくも2センチ差でウォッカに競り負けたケースもあるくらいか。

とにかく、逃げ馬に縁のないレース。ぐりぐりの一番人気、サイレンススズカが4コーナーに散った「まさに逃げ馬の墓場」が秋の天皇賞といえるのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プレクラスニーの「逃げ切り勝ち」に「貢献」したメジロマックイーンの騎手が武豊。
秋の天皇賞2000mになってから唯一の本職の逃げ馬の勝ち馬になれそうだったサイレンススズカの騎手が武豊。
そして武豊は天皇賞秋通算5勝、これは歴代最多。勝てば記録更新,天皇賞男の名を更にあげるでしょう。たらればは無し、それを承知で言えば、メジロマックイーンで無理せず普通にレースをしていれば問題なく勝てました。サイレンススズカが故障しなければ、そのまま圧勝できたレースでした。幻の二勝を埋めにイクレースかもしれません。

更に不思議なジンクスですが、武豊はこれだけG1に勝ちがあるのに、G1を逃げて勝ったことがありません。サイレンススズカで掴みかけたけれど、競走中止。とにかく逃げで勝っていないのです。他の重賞はいくつも逃げ切ってるし、逃げが下手なわけでもないのですが。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、武豊、今週の天皇賞秋に前哨戦毎日王冠を逃げ切りで制したエイシンヒカリで登場します。
血統的に言うと「ディープインパクトとストームキャット」というニックス(相性に良い組み合わせ)が特徴。
戦績は9戦8勝。デビューが遅かったものの、この馬の能力を高く評価していた坂口調教師が大事に大事にレースを選んで使ってきました。6月にエプソムカップG3,10月に前述の毎日王冠と東京競馬場の1800mの重賞を連勝して此処に臨んでいます。

エイシンヒカリがここまで注目をあつめるようになったのは去年のアイルランドトロフィーを勝ったレース。この時エイシンヒカリは最後の直線で騎手の指示を思いっきり無視して観客席の方に走っていくのです。で、勝っちゃったw

エイシンヒカリはスローに落とした逃げを打つ馬なのでとにかく前半ぶっ飛ばしてそのまま逃げ切るサイレンススズカとは違うタイプの逃げ馬。(というかサイレンススズカが特殊すぎる)。
人によっては「サンデーサイレンスの最高傑作はディープインパクトではなくサイレンススズカ」いう馬と比べるのも無理があるかもしれません。

しかし競馬ファンは、サイレンススズカが果たせなかった秋の盾を逃げ切りという夢の続きを見たいのです。
競馬新聞に「光速の足」とまで言われたサイレンススズカの4コーナーからの夢のつづきを。。。


注目のレース天皇賞秋は11月1日、府中競馬場11R,15時45分出走です。

注目のエイシンヒカリは9番。やや不利な感じもしますが最悪の外枠は避けれましたし、内枠で包まれるのも嫌でしょう。まあ、この辺からうまく武豊がでてくれてスローにおとして逃げたいところです。

0 件のコメント: