2015年9月17日木曜日

ちょっとエロい話。現実と仮想と。「私の奴隷になりなさい」(スモールワールド)会社や家庭では閲覧注意。

少し前、壇蜜の主演(本当の主人公は「僕」なんですけど)で「私の奴隷になりなさい」っていう映画がありました。(なおR18指定です。表現には当然暴力的表現が含まれます。SMなんで)

SM小説の映画化だったんですが、DVDで見ました。



壇蜜がものすごくエロくてよかったです。いやいや。
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ちょっと既視感があったんですね。現実と「向こう側」の行き来というか。
「私の~」のもともとの題名は「スモールワールド」

僕のかってな解釈だとスモール・ワールドとは「あちらがわの世界=SMの世界」かなと。

(主人公である自分はふとしたことから人妻に魅入られSMの世界に引きずり込まれていきます。
なぜ人妻は・・・そして自分は・・・。

映画はこの一作で完結しますが、小説版では「続編」として「僕」が結婚して・・・という「ご主人様と呼ばせてください」に続きます

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少しだけネタバレ
「僕」は私の奴隷になりなさい、で「先生=ご主人様」と出会います。

彼は普通に一般社会で生活し、結婚もしています。しかし彼はサディストの性癖を持ち、マゾヒストな性癖を持つ女性を見つけては・・・という「裏の顔」を持っているのです。

裏の顔を持つ世界は「スモールワールド」。それはあくまで趣味の世界として「小さな世界」で独立し、現実世界に影響をあたえることはありません。

しかし「僕」はそのSMの世界にどっぷりハマり、「あちらがわ」の住人になってしまいます。それはもはや僕にとってはスモールワールドではなく、そちらこそが主な世界。しかし一般社会から見れば「廃人のよう」に。。。僕はスモールワールドとこちら側の世界の折り合いをうまく付けれなくなっちゃうんですね。
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続編のご主人様と呼ばせてください、ではそんな主人公が結婚して、自分の性癖(=SM癖)を知る前の自分に戻ろうと再生を図るのだけど・・・という話。こちらもなかなかおすすめです。
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あ、パット見、タダの変態エロ小説です。石を投げないで。

ただ、読んでいけば行くほど、じつはこの小説、SM小説の形を借りた深い深い人間描写であることに気がつくでしょう。僕も最初は全然気が付かなかったけど、途中で「あれ?」って思い返して気がついた。これ、作者の「チャレンジ」だったんだなと。

この小説の原作者は「サタミシュウ」というクレジットです。
しかし、うわさですがこの作者、直木賞作家の重松清(たしかに文体似てる)とか天国の本屋の松久 淳とも。

どっちにしてもなかなかの大御所です。重厚な出来栄えなのです
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SMの世界。これ株の世界と読み替えると、なんだかものすごく自分に実感があってね。
さしずめSが買い方ならMは売り方かw

いやいや。騙されたと思ってアマゾンして読んでみて。
あるいはDVD借りてみて。ほんとうにふかいんです。

スモールワールドで閉じられるのか。はたまた折り合いがつけられなくなるのが人間の業なのか。
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このあと、「お前しだい」とか関連する人間が主人公になって話は続いていくんですが、それはまたべつのお話。この話「副主人公」が証券マンなんです。ちょっと親近感w




あ、この本読んでて周りの人に見つかって(家族とかにも)変態扱いされても知らないんで念のため。さらにこれを見て、SMの世界の世界に引きずり込まれても全く責任は取らないんで自己責任でw

エロの時間でした。(こんな話、直接の知り合いにすると変態と思われそうですがw匿名のネットだからかける話かな。
でも深いんです。谷崎潤一郎並に深いかと。あ、エロか
エロも一般教養とするなら、読んでおく本だと僕は思います。)

2 件のコメント:

生涯一投資家 さんのコメント...

「与謝野 バナナ」の話じゃないですが、
文化人はちょっとイッちゃってるところが必要なんでしょうねw

新天地 さんのコメント...

鉄幹が晶子に、というやつですね。

実は表現が自由ではなかっただけで、昔の日本人は今よりアブノーマルだったのかもw